2019年, 5月
え、膝に注射針!?
え、膝に注射針!?
なんと、信じられことが起こりました!
膝に、折れた注射針が残っていたのです。
膝痛のSさんは、10数回も来院されていた患者さんで、弟子の弟さんでもある
という厳しい現実の中で治療続けていた。
治療したその後の感想は、「楽にはなるが今一なんだな・・・。」
一気にプライドが崩れそうになるが、次の患者さんに気持ちを切り替えないと
治療にならなくなる。
そんな、辛く厳しい現実に、何かおかしいぞ!
所見に見落としがあるのかも・・。
その患者さんは医者嫌いでもあるので、X-P撮影も余り行きたくないのが
本心のようだが、何とか弟子のお姉さんと共に説得し、整形外科に
行っていただいた。
そのまま、診察後は来院して貰いX-Pを確認してみると、膝の所に
小さな金属片がある。
以前、転んだときのケガで金属が入った可能性を考えたが、「全くない!」
と一蹴されてしまった。
そこは治療家なので、簡単には引き下がらない。
得意の、根掘り葉掘りを続けてみたが、やはり首を縦に振ってはくれなかった。
ではどこから?X-Pの見間違いかな?
そこで、初検時に戻って「いつから痛くなったんだっけ?」と言ったら、
「膝が痛くなって、水を抜いたんだ・・・。」
!?
「注射針だ!!」
すぐ直感的に思いついた。
すぐ、今行ってきた整形外科の先生の診断書を開けて確認してみる。
(普通は、医師同士なのではっきり書く事はあり得ないだろうけど・・・。)
不安ながらも期待はしていた。
「金属片が確認される。」
「注射針の疑いがある。」
うわあ!凄い!
思わず、弟子のみんなと共に歓声を上げてしまった。
すぐ戻って病院を紹介して貰い、摘出しないと危ないと直感が急がせる。
針が動いていると、血管をさまよい心臓や肺等の臓器に刺さると危険なので
摘出しないといけないので、病院しかない。
夕方遅くに弟子の姉さんから、「来月7日に手術になりました。」
と連絡があって一安心した。
病院で、再度精密にX-Pを撮ったら動いてはいないようなので、
緊急は避けられたようです。
信じられますか?
こんなことが現実にあるなんてどう思いますか?
*JMC日本手技医療研究会では、これからJMC独自のCRI(頭蓋リズム調整法)
の普及に努力を重ね、認知症予防の研究に頑張っていきます。
東京都民が認知症!?
すみません、ちょっと驚かせてしまいましたが
2025年には、認知症の認定患者と予備軍が1300万人
(東京都の人口は、1385.8万人)になるのです。
食べ物や、ストレスの度合いも考慮して、お互い予防に気をつけましょう!