2016年, 11月
ガンと闘うには、どうすればいいのか・・。
今日まで、いろんなガンの患者さんと出会い、その闘いを自分のこと
のように見てきました。
本当はどうすればガンが治るのか、どうすれば闘えるのか、ということ
を、私なりに書いてみたいと思います。まずは、「予防編」です。
※朝日を、気持ちよく見られる日がきっと来ますよ・・!
ガンに対する闘い方法は、多くの書籍が積み重なるほど出版されています。
でも、やはりその不安感は、いつも心の奥から湧くように出てきます。
これは、ガンだけでなく、身体のどっかに違和感があるだけでもそう思えて
きます。
ガン細胞の発生は、確認された時から遡ること約20年といいますから、
その原因になっているのは、10代から始まっているということなんです。
つまり、30~40代で確認されたものは、10代の生活習慣で原因を
作っているとことになるのです。
その生活習慣というと、当然「食生活」ということになるのです。
糖質類や、乳製品を含めての動物性タンパク質、添加物等によるもの。
その他には、外的な要因で、放射線、紫外線、電磁波等の身体で直に
わからないものも挙げられます。
さらには、性感染も含めての感染症によるものもあります。
でも、怖いなと思っても、防げるものは外的要因を除けばそれほど
難しくはないのですね。
食生活なら、いつでも変えればいいことであり、感染症はいつでも防ぐ
ことは可能です。予防は出来ますからね。
では、どうすればその予防が出来るかというと、大人の責任ですね。
特に親が重要な鍵になってきます。
こう書きますと、
「え、私が悪いの?だって子供達が食べたいと言うから・・。」
と怒る方もおられると思います。
でも、私も当然ながら親の時期がありましたが、動物でも餌の
食べ方を教えるのは、親だし、食べていけないものを教えるのも
親なんですね。
と言うと、今度は「学校があるじゃない!学校でも教えてよ!」
こういう方もおられるでしょうが、まずは親からと思って自らの
生活も変えて、子供さん達の見本となるようにしていくことでは
ないでしょうか。
大人が、甘いものや、肉類、高カロリー食を続け、さらには夜遅く
までテレビを見ていて「早く寝ろ!」では無理ですね。
子供さんたちは、親を見ながら真似をして、自分が大人になって
一人でも生きられるように毎日学習をしています。
子供さんを見れば親が解ると良く言われますが、子を持ったら
その自覚もしなければならないのですね。(治療編は次回に。)
たんとん ♪
「ストレス」は、ほとんどの現代病の原因て本当ですか・・?
今日は、現代社会の病気とは、ストレスとはを書いてみます。
ストレスと病気に関しては、今の時代ですと普通に理解できること
だと思いますが、どれがストレスなのかは分からないまま、誰でも
生活をしています。
※知らないうちに溜まっているストレス。ストレスの解消を実践しましょう!
ストレスって何?ということから書いてみますと、
たとえば、「なんか嫌だな・・。」と思うことをしなければならない時とか、
雑音的な音の中で仕事や生活、特に睡眠を妨げられるような環境とか
自分にとって好感できないものはすべてストレスとなって脳に記憶されます。
たとえば、「音」の場合ですと、聞こえない重低音や超高音は全く知らない
うちに耳に入ってストレスとなっていることもあるのです。
仏教には四苦八苦の言葉がありますが、人間の苦悩です。ご存じですか?
(はあ?仏教?という感じですが、24~27歳の頃、生きるか死ぬかぐらいに
なった時期に、仏教とは何だろう、宗教とは何なのかを学ぼうとした時期が
あって、その時に四苦八苦の事を知りました。ですが私は、無宗教です。)
それでは、「四苦八苦」を書いてみます。まず「四苦」です。
*生・老・病・死(生きること・老いること・病気になること・死ぬこと)
次に「八苦」です。
*愛別離苦=あいべつりく(愛する人と別れなければならない苦しみ)
*怨憎会苦=おんぞうえく(怨み憎むものと出会わなければならない)
*求不得苦=ぐふとっく(求めても得られない苦しみ)
*五蘊盛苦=ごうんじょうく(いっさいは苦に満ちている)
※五蘊とは、五つの要素という意味で人間の要素(色・受・想・行・識)
という、人間の要素一切が苦に満ちているという意味です。
ですから、この「四苦八苦」がストレスとなっているということなんです。
私は、交通事故の後遺症で苦しみ、その原因も分からずに病院周りを
繰り返し、西洋医学、漢方医学、拝み屋さん(占いのような)、神様?
と、行けるところはどこにでも行く、という生活をしていました。
病院は、四カ所行っても原因は突き止められないし、漢方では水毒
だと言われて漢方薬を頂いたのですが効果はなく、拝んで頂いても
変わらず、神様の言うことをやっても同じで、何も信じられないような
状況に追い込まれてしまいました。
ですから、すべてがストレスとなっていました。
その雨雲の毎日から、薄日になっていったのが、整体というものだった
のです。「背骨が曲がっている。事故やってるね、事故の後遺症だな・・。」
師匠の言葉は、ちょうど真っ暗なトンネルの中をさまよっている時に、
わずかな光が差して来たような喜びを感じたものでした。
つまりは、原因が分からず、自分で自分を追い込んでいたということですね。
このように、ストレスはほとんど誰も解らないまま溜めてしまっているのが
現実ですから、まずストレスは些細なことでも感じているんだということを
知ってもらえたらと思います。
昔ですと、感染症の病気が多く、そのために細菌との闘いが現代医学を
育ててきたわけですが、日本では生活環境も良くなり赤痢とかの感染も
無くなりました。
ですから、これからはストレスをどうするかが、あらゆる病気や症状を予防
したり、改善したりできる解決方法として研究されていくでしょう。
病気は、なってからの治療より、ならないために予防する方が大切ですよね。
「予防に勝る治療なし」です。
たんとん ♪
ガンに勝つ!プレシジョンメディシン(精密医療)とは・・?
「ガン治療革命」が始まった!プレシジョン・メディシンの衝撃!!

※遺伝子から挑むガン医療は、人類を救えるか!?
皆さんは、20日のNHKスペシャルはごらんなりましたか?
確かに、衝撃の内容でした。
プレシジョンメディシン(精密医療)の威力というか進化ですね。
いち早い、患者さんへの取り組みを望みます。
日本の今の現状では、「SCRUM-JAPAN」というプロジェクトが
動き始めており、100人が臨床試験に入っているという。
どういう治療法かを簡単に書いてみますと、普通はガンになると
「どこどこのガンだから000が適用の薬を処方します。」
というのが今までの治療法で、さらに放射線科の医師や外科の
医師との連携でその治療方針を決めて対応することになります。
ところが、プレシジョン・メデシン(精密医療)では、遺伝子レベル
でその人その人の状態を、遺伝子レベルという精密なところで判断し、
その人その人にあった治療法を決定するということなんです。
でも、今までのような原始的な治療法(切って焼いて毒殺)からすると
格段に人間医療に近づいていくという期待感を持てます。
医学は、今、分子レベルの治療となって、
治せないものはないという世界に向かっていくか?
のような気がしますが、皆さんはどう思われますか?
私も、痛みを含めた病気を治すということを、毎日関わっています。
本当に健康に必要なものは何でしょうか?
私たちの生活における「予防」という、生きるための法則で大切な
もの、つまり原点にある動物的本能「危険予知能力」は全く捨てて、
病気になったら考える的な、「結果対応主義」の生き方だけでは、
本当に、「平和ぼけ」の生活といえます。
今の生活を見ていますと、セルフコントロールが出来る人が
少なくなっているといっても過言ではないくらい自由生活です。
というか、わがまま生活をしています。
当然、書いている自分もそうです。
大人がそうしているのに、子供に「しっかりしなさい!」
と言っても、目の前に見本があってはそれは無理です。
いつもたとえ話で使わせて貰っているのですが、糖尿病のⅡ型
の病気は、糖質の取り過ぎから起こる生活習慣病です。
以前に書きましたが、私の患者さんに398mg/dl、A1cが10.5%
という、いつ倒れてもというか、亡くなってもおかしくない方がいます。
その方に、強引に玄米菜食を勧めて実践して貰いました。
1ヶ月で、170mg/dl、A1cが7.6%に下がり、さらに3ヶ月では
135mg/dl、A1cが7.0%まで下がるという頑張りを見せてくれました。
細胞レベルでは、IPS細胞(人工多能性幹細胞)で、悪いところは
新しい細胞に取り替えるという部品交換のような事まで出来ますし、
ガンになっても分子標的薬で何とかなるという時代がいずれ来ます。
お金がある方は、何でも出来ますね。
好きなものを食べ放題の生活。
好きなことをやり放題の生活。
でも、そんな生活で育った子供さんは、幸せなのかなと、
やっかみ半分のじいさんが思わずにはいられないのですが・・。
たんとん ♪
え、意識がなく転倒して目の上を切った?何が起こったの・・?
今日は、意識障害を起こした患者さんのことを書きたいと思います。
※事故のショックって、脳にはものすごいことが起こっている訳で・・。
交通事故の後遺症だけでなく、いろんな衝撃を脳は記憶してます。
たとえば、私が出会った患者さんでは、62年ぶりのフラッシュバックで、
肘から先が、赤ん坊の腕のように腫れていて、その痛みで痙攣していた
患者さんのことを書いてみます。
これは、骨折!という判断で、近くの病院でレントゲン等の処置をして貰うことを
お勧めしたのですが、「何もぶつけても、転んでもいないよ。」という。
え、そんなはずは?と思って根掘り葉掘りを続けて、原因は何かを追求していきました。
それでも何もないし、思い出せないというのです。
とにかく初日はアイシングして、ちょっと点検したぐらいでお帰り頂いて、思い出して
いただくようにお願いしました。
次の日は、少し落ち着いてはいたのですが、まだ原因は分からないというので、
焦らないで良いですよ、と話をしながら治療を続けました。
更に次の日、突然「思い出しました。20歳の頃、田んぼの畦きりをしていて石を
叩いてもの凄く腫れました。」と話してくれたのです。
なんと、62年ぶりのフラッシュバックです。
「その時のように、痛みと腫れがそっくりです!」と話したのです。
ケガや恐怖の後遺症は、脳がもの凄いショックを抱えたまま無意識の
世界に閉じこめてしまいます。
それが「忘却」という脳が持っている防衛反応なんですね。
でもその忘却した記憶が、何かのショックでいきなり表に出てくるのが、
フラッシュバックなんです。
ですから、その時の状況と同じように想定した治療をしていくと改善して
二度とフラッシュバックはならないようにすることが治療なんです。
意識が無くなったという患者さんも、昔の事故か何かのフラッシュバック?
と思ったのですが、「凄く寒い日でふるえて家に返って来たのですが、
余りにも寒いので、お風呂を熱めにして入った。」ということです。
お風呂からあがってすぐに玄関で気を失って倒れたというので、
「それは脳貧血かな?」とそれほど心配はないかなと一応の検査を勧めました。
そしたら、すぐ病院に行って精密検査をして何でもないと言われたと話されたので
ほっとして、余り冷えた身体の時には、熱い風呂は危険ですよと二度となさらない
ように話しておきました。
皆さんも気をつけてくださいね! たんとん ♪
頭蓋リズム調整法(CRI)とは・・?
今日は前回の「頭蓋リズム調整法(CRI)」の続きを書いてみます。
※頭痛は、どこの痛みや症状よりも嫌なものですね。
「頭蓋リズム調整法(CRI)」というのは、私が勝手につけた名前
で、それまでに学んだ施術方法とは異なり、独自のものです。
実は、オステオパシー医学でも、カイロプラクティック医学でも
施術方法がそれぞれあるのですが、頭が悪いのか腕が良くないのか
学んでも、うまく使えなくて頭蓋法は封じ手にしていました。
18年も前のことです。
頭痛のB患者さんがみえて、頸部を徹底的に施術をしたのですが、
どうしても奥の方にある違和感が取れないと言うのです。
それでも、頭蓋を施術するという気持ちには自信がないことも
あって、頸部の治療と肩部・背部の施術を続けました。
問診からは、3病院に行って、脳神経外科でMRIからの診察を
しているのでそれ以上の診察は無駄といえるし、頭が原因では
ないのかもしれないと、頭蓋から離れるようにしていました。
そのうちに、「先生が治せないのであれば、もうこのまま症状を
抱えながら何とか生活していきます。あまり気にしないで下さい。」
患者さんに気を使わせながら、治療をしている自分が情けなく、
・「000さん、必ず治してあげるから少し時間を下さい。」
と言って、一大決心し、また別のセミナーに参加してみました。
どうも私にはわからないし、セミナー代の割には正直それほど
効果があるようには思えませんでしたし、気とかエネルギーとか
見えないようなものや、解剖学的に証明がつかないものは、
やはり私には向かないなと、今度は人に頼らず自分の頭を触って
自分で何とかしようと、そこからの闘いでした。
そして、3ヶ月後にようやく動きがわかり、17年前に出会った
頭痛のA患者さんのことを思い出したのです。
その患者さんも頭痛で悩まされ、問診を続けていくうちに、その
対処法を思いつき、喜ばれたことがあったのです。
それが、今のこの治療につながっているのです。
当然ながら、B患者さんも違和感から解放されて喜んで貰えました。
まず、頭蓋リズム調整法(CRI)をやるには、頭蓋のリズムを
感じられるようになることです。
練習方法はあるのですが、その前にご自分で仰向けになり、
まず左右の両側から頭を挟むように触れてみてください。
そのまま、頭の動きを感じるように触れるという事をやってみて下さい。
まず第一段階は動きを感じるという事から修行です。
1年がかりぐらいで、皆が習得したら、認知症の予防と検査ができます。
私はそれを信じてこれからも頑張る決意です。
たんとん ♪
頭蓋リズム調整法(CRI)ってどんなことをやるの?
今日は、少し頭蓋リズム調整法(CRI)について書いてみます。
といっても、中々練習が必要ですので、治療家の方以外は、真似を
しないようにしてください。
※脳が嫌う薬物です。日本人は世界の薬の40%を飲んでいるのです。
静止すると起こる症状として、過去の患者さんのカルテから拾ってみます。
1.第一に起こる症状としては、記憶障害です。
「突然、今いる場所がわからなくなった。」とか、
「急に何をしていたのか、わからなくなった。」とか。
それでも、少し時間をおいてゆっくりしたら思い出せたということですが、
その時間の恐怖というか、またなるのかと考えただけでも怖いです、と
話されていました。
2.次には、ウルトラ級のだるさです。
「だるくて、動けないのです。」とか
「だるくて、起きられないので寝ています。」とか。
こういう方は、うつ症状と勘違いされて、自律神経系の薬を処方される
ので、さらに重い症状になって行くことがあります。
3.会話ができない。
「メールを見る気も起きない。」とか、
「返事をする気にならない。文章が組み立てられない。」とか。
結局は、メールを見ないで放っておくという事になるのです。
当然見ても、何が書いてあるのか理解する気になれないからです。
4.頭痛やめまいが出て辛い。
「頭痛まではいかないけど、頭が重い。」とか、
「朝起きると揺れる感じがして、気持ちが悪いのです。」とか。
私の推測では、頭蓋リズム(CRI)が静止すると、脳脊髄液が
通常よりも淀むようになってしまうため、正常な神経伝達が
出来なくなるのか・・。
それとも頭蓋リズムが静止するために、脳圧が上がり気味に
なってしまうから、そのような症状を警告として出すのか、
その何れかだと考えています。
主だった症状を書いてみましたが、まだまだ障害者の方や、
年配の方の症状も多くありますが、特に多いものを挙げました。
頭蓋リズム調整法(CRI)と勝手に名づけて18年になります
が、4000人以上患者さんの頭蓋を触らせてもらいました。
ですから、頭蓋治療の検査だけでも5万回近い数字になりますね。
上に書いた患者さんの症状も、本当に一回で改善して、その後は
「その症状が出ていないよ。」という患者さんも少なくありません。
ちょっと長くなりましたので、治療法は次回にいたします。
たんとん ♪
頭蓋リズム調整法(CRI)ってなんですか?
今日は、質問が多い「頭蓋リズム調整法(CRI)」について
書いてみたいと思います。

※頭蓋リズム調整法(CRI)は特殊技法ですが、広まってほしいです。
頭蓋リズム調整法(CRI)とは何ですか?
ということを良く聞かれますが、ちょっと不思議な治療法なんです。
その治療法は、頭を治療する?施術なんですが、オステオパシーや
カイロプラクティックでは少数ですが、普通にやっている治療法なのです。
どういう施術なのか、ということを書いてみたいと思います。
まず、「頭は動いています。」ということを話しますと、「はあ?」
という感じになりますが、オステオパシー創始者のATスティル先生
も、動いているということを話されていたということです。
その後サザーランドという医師によって世に公表されたのですが、
頭蓋を動かすのは簡単な施術ではないので、中々広まっていきません。
まして、頭が動いていると言っただけで、「何って・・?はあ?」と
の一言で終わるような会話になってしまいます。
実は、脳脊髄液と言う言葉は聞いたことがあると思います。
脳脊髄液は、側脳室という部位から湧き出させるように出ているのですが、
そのリズムが頭蓋リズムということで、頭が動いているのです。
その頭蓋リズムは、1分間に6回ぐらい、伸展・屈曲を繰り返している
のですが、そのリズムがなぜか静止してしまうのです。
また、頭蓋リズムが早くなったり遅くなったりして、体調に異常が
生じていますよと教えてくれているのですが、本人は解りません。
「なぜ静止するのか?」ということをカルテを探りながら、いろいろ
研究してみました。
まず、脳が嫌うことをした時に、静止するということが解りました。
嫌うものを挙げてみますと、まず
1.高熱です。風邪のちょっとした熱では大丈夫なんですが、高熱に
なると、静止して脳を守るのかもしれません。
2.次に、事故のショックです。交通事故や転落事故等の経験がある方
は、一回は頭蓋リズムの検査をすると良いですね。
3.そして過労です。疲れがひどく、体液が酸性化してドロドロ状態に
なっている時は、静止します。これも脳を守るためかもしれません。
4.それに、強度のストレスです。恐怖もそうですね。日常生活に起こる
様々なストレスの積み重ねですね。
5.最後に、多種の薬の常用です。脳は薬が大嫌いです。ですから薬物は
脳にいかないように関所のようなものがあります。
少しだけでも、脳の負担を軽くしてあげましょう!(続きます。)
たんとん ♪
ストレスとその解消法について、病気にならないための工夫とは?
今日は、ちょっと病気の最大の原因といわれる「ストレス」
について書いてみます。
※ストレスは、いつも貴方の身近に潜んでいます。
知らず知らずに負担となっている「ストレス」ですが、あまり
気にしていない方が多いですね。
でも、積み重なってしまうと重大な病気にまでなってしまいますし、
健康を取り戻すことが大変難しくなってしまいます。
「ストレス」の怖いところは、交感神経を興奮させることです。
交感神経は、不眠症をまず引き起こします。
眠れないということから、入眠剤や睡眠導入剤といわれるものを
処方されて、それを飲んでさらに交感神経を興奮させるように
なりますので、ますます不安定な生活になっていきます。
そのことからさらに交感神経の亢進が強まり、身体が冷えてきますし
血圧を高くして、戦闘状態を作ります。
あげくには、血糖値も上げますので、身体は悲鳴を上げるようになって
くるのです。
高血圧で血管に傷を付け、高血糖で血管細胞を壊し、末梢血管の収縮で
血流を悪くし、その影響で身体が冷えてきますから、感染症にも罹りやすく
なって、其の環境を好むガン細胞が静かに台頭して来るようになります。
それに薬となると、脳は相当大きなストレスを抱えることになり、
身体の中は戦争状態になってしまうのです。
それほど危険性のあるストレスですが、日本ではほとんど重要視されて
いないということがもっとも危険なわけです。
出来ればストレスの環境を理解して、その状態から逃げるようにして
もらいと思います。
ストレスは、どうすれば避けられるか、どうすれば緩和できるかを、
書いてみましょう。
まず生活の中では、
1.疲労から過労状態です。
疲労自体は、それほどの強い影響とは言えませんが、
過労や睡眠不足は特にストレス状態を引き起こします。
ですから、休養ということを忘れないで貰いたいのです。
2.薬物依存です。
日本人の薬好きには、世界も驚くというくらいに大好き人種で、
世界の薬の40%を飲んでいるのです。
世界の2%にも満たない人口の国なんですが・・。
3.糖質・乳製品の摂取です。
糖質(白砂糖他)は、酸性食品ですから、中和させるにはアルカリ
の物質が必要になります。天然塩とカルシウムが働くわけですが、
その中でもカルシウムが重要になってくるわけです。
乳製品も酸性食品ですので、カルシウムを使って弱アルカリのする
ために、骨粗鬆症という病気になってしまうのです。
昔と真逆になってしまいましたね。
カルシウム不足は、神経を高ぶらせてしまうのでストレス症候群
状態になってきます。
いつもピリピリしている方は、海藻類を食べるようにしてみて下さい。
特にひじきがベストですよ。
4.仕事上や家庭環境のストレスは大きい。
「誰々の言葉は、頭に突き刺さるようになる。」
「私さえ我慢すればいい・・。」
そういう積み重ねが、取り返しのつかない状態を作ってしまうのです。
そこで、「トレンディ.com」というブログを書き始めました。
ストレス解消法として、まず旅に出ようというブログです。
日本中の、祭りや催し物を旅をして、現実から一時避難する方法です。
我慢のしすぎや、日々耐えることだけというのは避けるようにしましょう。
是非、読むだけでも気分は変わりますので、
ストレス解消を実践していきましょう。
たんとん ♪
Kちゃんの「頭蓋リズム調整法(CRI)」で、驚きの・・!?
今日も、「Kちゃん」の話題です。
「頭蓋リズム調整法(CRI)」についても書いてみます。
※太陽の光は、暖かさだけではなく、夢や希望も与えてくれていますね。
それでは続きですが、数回治療を続けていくうちに、お母さんから、
「先生、ちょっと発作の症状が変わってきたのですが・・。」
・「え、何か変化がありましたか?」
「はい、発作の症状が違ってきました。」
・「そうですか。多分脳の成長で変わってくるのかも・・。」
「何か、希望が湧いてきました!」
ちょっと朗らかな感じで、変化にとまどいながらも、笑顔が
出ていました。
そんな具合で、週一の割合で通って貰いましたが、変化は
ドンドン現れるようになって、お母さんはどう受け入れたら
いいのか、「もう、大変ですよ!」と苦笑いです。
そうしているうちに、笑い顔が見られるようになったのです。
顔も動かすようになってきて、もう驚く事ばかりです。
そんな変化を受け入れながらの生活を続けておられたのですが、
股関節の脱臼が判明し、手術を言われたとちょっと落ち込んだ
顔で私に話してきました。
あまり触られるのが好きではないらしく、嫌なところを触られると
身体を反らしてしまうことは相も変わらずで、「特にお母さんが
触れると反ることが多いのです。こんなに面倒見てるのに・・。」
と、悔しい顔をされていました。
まあ、当然かなとも思える節があって笑ってしまいましたが、
お母さんは、結構雑にあつかうので抱っこしながらどこかに
「ゴン!」とぶつけるのです。
ですから嫌われるというか、「触らせたくない!」という気持ちも
理解は出来るのですが、それでもお母さんが一番でしょうからね。
Kちゃんの手術は、多分しなくても大丈夫でしょう。と股関節の
戻し方と自然に収まる方法、予防法を教えてあげました。
今は、股関節に落ち着いているようです。
そして昨日ですが、「今は大きい発作はないけど、だらだら感の
軽い症状が多いのは気になります。」と話してくれた。
頭蓋リズム調整法(CRI)は、大人の人にやってあげていた
のですが、小さいお子さんにはあまりやっていません。
さらに、発作が出ているときは全くないので、昨日は迷いましたが
スタッフや患者さんが見ている前で施術をしてみました。
目の動きや表情は、どちらかというと発作の症状は上目遣いの感じに
なり、固定された辛そうな表情ですが、Kちゃんの頭に手を当てて、
施術に入りました。
CRIは、やはり静止していました。
施術に入って、ちょっとしてから「Kちゃん」の顔が変わってきたのです。
「あ、発作が消えた。」
・「え、消えた・・?」
「目の動きが出てきたから解るんです。」
・「そうだね。そういえば変わったね。」
頭蓋リズム調整法(CRI)ですが、子供さんに対しての施術は、
今は1歳の「ダウン症」の子供さんと、リー脳症、多臓器障害等
4人の方に使用しています。皆さん変化を出してきています。
まだまだ研究を続けて、認知症や交通事故治療に生かせればと
日々頑張っています!
たんとん ♪
Kちゃん、久方ぶりの登場です!
昨日は、「Kちゃん」と逢って、色々教わりました。
※忍耐とは、辛さに耐えるだけではなく、希望を持って生き続けること!です。
私は、よく「もう止めようかな・・。」なんて思うことがありますが、
そんな時に、障害のある子供さんや辛い症状の患者さん、お袋のことを
思い出しながら、「甘いなあ・・。」と反省します。
昨日は、久しぶりに「Kちゃん」が予約の日でしたので、夕方から楽しみ
にしていました。
私の柔整院(柔らかく整える院という意味と、柔道整復院の意味です。)
には、小学2年の時から来院されていますが、もう4年位になりますね。
最初は、あまり意識もなく、ただ光の入るガラス窓をじっと眺めている
だけで、動くのはてんかん発作の時だけという症状のお子さんでした。
来院のきっかけは、お母さんが腰痛で見えられていて、ぽつりと、
「障害の重い子がいるのですが、診て貰えますか・・?」と言われて
・「はい、私で良ければどうぞお連れ下さい!」そう返事をしました。
重い障害ということをいわれていたので、とにかく逢って何か役に
立てるかどうかだけでもと思ったのです。
私も、辛かった時期を越えてきた体験があるし、「はしか」で
高熱を出し、精神薄弱の障害を持った姉がいたので、ふれ合うこと
は、普通の治療家よりは大丈夫なんです。
それでも逢うまでは、楽しみでもあり、緊張もありました。
来院当日、朝から少し緊張気味でしたが、いざ逢ってみたら
全身に及ぶ多臓器の障害を抱えているお子さんでした。
せめてものの意思表示として、「拒絶」という背中の反る動作を
見せてくれて、その日は意思表示が出来るということを確認する
位のことしか出来ませんでした。
子供さんの「頭蓋リズム調整法(CRI)」は、以前にも小学1年
の「Yくん」がいましたから、それほどの緊張はなくても出来るかなと
思っていました。
まずは、拒絶されたので、二度目にかけようということにしました。
一週間後に、又来院してくれました。
今度は、少しずつ「Kちゃん」に話しかけることから始めてみました。
徐々に、触らせてくれるようになったので、頭を横から手を入れて
触ってみました。
・「・・・・。やはり静止しています。」
頭蓋リズム調整法(CRI)は、事前に説明してあるので、動かして
みることにしました。
少し背中を反って拒絶はしましたが、すぐ落ち着いてくれて、調整を
終えることが出来ました。
今は、反ることでしか意思表示が出来ない身体ですが、それでも、
「少しでも変化が出るかもしれないという希望を持ちましょう。」
とお母さんにお話をさせて貰いました。(続きます。)
たんとん ♪