2016年, 10月

薬を止めたら、頭がすっきりしてきたよ・・。

 

今日の患者さんは、背中が痛くて病院に行ったら4種類の薬を

処方してくれたのですが、ず~っと頭が霞がかかったような感じに

なっていたけど、薬を止めてから頭がすっきりしてきた。

 

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※脳は、薬を嫌います。異物の侵入は許しません。減薬を・・。

 

これは、スタッフのお父さんの話です。

 

こういう例は、たくさんあります。

患者さんの問診から聞かれる言葉は、医学に対する不信感です。

 

それでも、「医師に嫌われると大変だから、黙って貰うしかない。」

 

こういう方が多くおられるという現実を、「医師会」だけでなく、

厚生労働省の中でも検証していく必要があるのではと思います。

 

薬の弊害は、患者さんからよく耳にしますし、捨ててしまっている

方も多くおられます。

 

また、患者さんの症状を軽くみて、悪化させていることもあり、

コンピューターのデータを重視しすぎたために悪化したという

ことも見受けられます。

 

「最近ふらつくので、外を歩けないくらいなんです。」

という相談も少なくありません。

 

安定剤や、睡眠薬の副作用です。

 

入眠剤での副作用で、急に記憶障害になった患者さんのことは

以前このブログでも書きました。

 

薬の常用は出来れば避けるということと、どうすれば減らせる

ことができるのか、どうすれば止められるようになるのか、

ということを是非医師に相談してみて下さい。

 

医師は、処方する薬に対しても責任はあります。

 

診断が出来るのは医師だけの特権ですから、その責任はあるの

です。ですから、我慢をしないで、何か変だなと思ったら、必ず

質問して納得して治療を受けるようにしましょう。

 

昨日も、腰痛の方で改善するけどまた繰り返すという女性の患者さん

に、MRI検査を勧めました。

 

以前かかったことのある大きい病院で検査を受けたら「異常なし」

ということで、痛み止め等を処方して貰ったのです。

 

ところが「それを飲んだら、気分が悪くなり嘔吐してしまったけど、

どうしたらいいでしょう。」と電話がありました。

 

当然飲まないで、それを医師に必ず言って下さいと話しましたが、

処方される薬は、医師も飲んだことはないわけですから、

「実際どうなんだろう?」という感じでだしています。

 

当然医師も、患者さんがどれだけ疲労しているか、どんな体質に

変化しつつあるか、体力はあるか、消化器系などの問題はないか

などは、パソコン開いても教えてはくれません。

 

これからますますデータ中心の医療になっていくでしょうし、

医療で大切な、五診(望診・問診・触診・脈診・舌診)は、

遙か彼方に消え去る、昔話になってしまうでしょう。

 

ですから、自分で知識を得て、予防に努める必要があることを

お分かり頂きたいのです。自分と家族を守るためにも・・。

 

たんとん  ♪

 

 

4合のおにぎりと300kgの米俵の女性は、記事を移動しました。

 

すみません。記事内容が<トレンディ.com>の方が良いというので、

「4合のおにぎりと300kgの米俵の女性」は、記事を移動しました。

 

http://トレンディ.com>には、奥越後に行った時の動画も載せて

ありますので是非、読んでみてください。

 

ご迷惑をおかけしてすみません。今後ともよろしくお願いいたします。 

たんとん  ♪ 

 

頭痛が、頭の左半分にいつもあって辛い・・。

 

今日は、「頭痛」について書いてみます。

頭痛は、いろんな原因で起こります。その原因を探ることがまず必要ですね。

 

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※頭痛は、誰かに頭を持って貰いたい気分ですね。原因は頸椎です。

 

以前から、何でこんなに頭痛の患者さんが多いのかと、不思議に思っていました。

それで、一時その研究に取り組んだときがあったので、それを書いてみます。

 

頭痛の原因を探ってみますと、

まず、怖いもの、急を要するもの、ケガ・事故の後遺症、デスクワーク、睡眠姿勢、

視力・聴力障害、歯・鼻の障害、肩こり、生活習慣、頭蓋リズム(CRI)、・・・。

 

頭痛は、急性のものから慢性の習慣性があるものまで、色々なものがあります。

 

まずは「怖いもの」ということから書いてみたいと思います。

それは、悪性腫瘍です。それと、脳動脈瘤、脳静脈瘤などの血管障害です。

 

最悪の、命にすぐ関わるもでもない状況でも、頭痛が出てくる場合がありますので、

頭痛はとりあえずは検査をしましょう。

 

次に、「急を要する」場合ですが、これは一番危険な「くも膜下出血」を始めとする

脳出血などは、1分1秒までの時間を争う症状ですので、すぐ119番で救急車

呼ぶようにしましょう。

 

そして、一番多い「ケガ・交通事故の後遺症」の頭痛です。

ここで、ケガの後遺症での例を書いてみます。

 

今から20年前のことになりますが、開院前の治療院の入り口に、おばあちゃんと

その娘さんのような感じの方が待っていました。

 

・「おはようございます。どうされましたか?」と声をかけました。

「手が痛くて・・・。」娘さんがやってくれたのか、三角巾の布で支えていた腕を

さすりながら、痛みで腕が震えているようでした。

 

・「ちょっと見せてもらっていいですか?」と三角巾から腕を外して見せて貰いました。

その腕は、肘から先の指までが、パンパン状態に腫れていて一目で骨折とと思い、

・「骨折のようですね。転びましたか?」と聞いてみたら

「いや、転んでもいないし、何にもしていないのですが・・。」

・「え、転んではいないのですか?ではちょっと検査しますね。」

 

色々、確認の触診検査をしても何もしていないようなので、これは過去の後遺症の

フラッシュバックだと直感し、痛くなった時に何をしていたかを尋ねました。

 

そしたら、「盆栽の手入れをしていて、木の枝を切って挿し木をした瞬間に「ズキッ」

ときたら、激痛とともに見る間に腫れあがったのですよ」ということでした。

 

・「そうですか・・。ところで、以前に同じように腫れたことは・・?」

「ないよ。」と即答だったのですが、「あ、若い時にあったよ。」と思い出してくれた。

・「それはいつ頃のことですか?」

「20歳の頃、田んぼの畔きりをしていて鍬で石を叩いたら手首に激痛が走って・・。」

・「その時は、腫れましたか?」

「そん時は、ものすごく痛くて、やはり見る間に腫れました。」私は、それだと思いました。

 

つまり、挿し木をした時に、その角度とスピードがピッタリ合って、脳が思い出して

しまったというわけです。

 

治療は、その時の再現をしながら、痛めた神経の治療を行いました。

すぐ痛みも和らぎ、3~4回で改善しましたが、後遺症はこのように怖いものなんです。

 

たんとん  ♪

 

 

足の甲に骨が出て痛いんだけど・・?

 

今日は、先週見えた足が痛い患者さんのことについて書いてみます。

「足に骨が出て痛んだけど・・。」その患者さんの言葉ですが・・。

 

 

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※赤ちゃんの足。人生を歩いて行くのは大変です・・。

 

定期的に見えている患者さんですが、前回は言っていなかったはず

だが、どうしたんだろう?と思って

・「足に骨が出てと言ったけど、どの辺に出たの?」

「ここなんだけど・・。」と言って、足の甲の方を触りながら

教えてくれた。

・「ここですか?」

「そうです、そこが痛いんですよ。」

 

そういえば、足の甲の第4指の中足骨底のあたりがぽこんと出て

押すと痛いという。

 

まず、その部位の周りにある関節と筋肉を触診して、圧痛を確認

し、その原因を探ることから始めていきます。

 

そして、根掘り葉掘りの問診を続けてみたのですが、主だった原因

となる理由が出てこないし、腰椎にも痛みがない・・。

 

そうなると後は、足の捻挫しか考えられるものはないので、捻挫の

治療をしてみる。

 

・「今痛いですか?」

「あ、痛い!」、足首の外側部(前距腓靱帯)に強い痛みがある。

・「これでどうですか?」

「あれ、痛くない・・。」

 

足首の古い捻挫の後遺症ということで済みましたが、それに気が

つかないとそれを庇うために、骨盤や背骨、それに頭蓋骨までが

ゆがんで、頭痛やめまい、肩こり、背中の痛み、腰痛、それに、

ぎっくり腰まで想定されます。

 

今、「事故.com」というブログを書いていますが、交通事故の

後遺症も大変怖い症状です。

 

医師は当然ながら、患者さん自身もまさか捻挫でそんな痛みが

出るとは、誰も信じないことだと思います。

 

が、足首の捻挫一つで、胃潰瘍や腸炎、頭痛、めまいが出ることは

普通にあり得ることが分かっています。

 

ですから、足の指にちょっと傷があっても庇うことで、身体の

バランスが崩れてきますので、足首ならなおさらです。

 

もし、骨盤から下に違和感や痛みがあったら、我慢して身体を

歪めるより、早めの治療をして下さい。

 

身体の歪みを確認するには、「ラジオ体操」が一番です。

ぜひ、一度試して下さい。

 

左右対称の運動は、そのバランスの歪みを確認できるだけ

でなく、楽な方への運動(痛い方にはやらない。)をすること

で、治療の一つになりますので、これも試して下さい。

 

お風呂に入った時とか、たまには足首を触って痛くないかを、

ちょっと確認してみて下さいね。

 

たんとん  ♪

 

 

 

 

 

 

 

痛みと付き合うためには、どうすればいいのか・・?

 

今日も、「線維筋痛症」の痛みについて考えてみたいと思います。

 

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以前に書きましたが、指で20ヶ所を押して、痛かったら

「線維筋痛症」ですという診断法ですが、それでは皆さん

ちょっと誰かに押して貰ってみて下さい。痛いでしょう!

 

ということは、その人もまた「線維筋痛症」か予備軍のように

見られてしまうことになりますね。(まあ、極論ですが・・。)

 

でも、ちょっと考えてみて下さい。

 

皆さんが、お昼寝や仕事中に同じ姿勢で夢中になっていると

起き上がろうとした時や立ち上がる時とか、あれ、身体が痛い

なんてことも体験したことはあると思います。

 

そんな時にまた、指で押して貰って下さい。

 

圧痛なんてもんじゃないくらいに身体中に痛みを感じること

でしょう。

 

でも、「線維筋痛症」かなとは思いません。

 

睡眠では、仰向け寝の時はそれほど痛みはないでしょうが、

うつ伏せ寝では、上部胸椎の捻転が起こりますし、橫寝では、

背骨のねじれから、身体中に歪みがたまりますし、内臓まで

障害が出るようになります。

 

では、動き始めるとどうでしょうか?

「動き始めると痛くはないけど、動き始めるまでがね・・。」

と言う言葉を聞いたことはないですか?

 

よく聞く言葉ですよね。

 

つまり、動かないでいると、筋肉が動かないために、静脈の

運動が出来ず、血液も淀んだ状態からもっと淀むように

なるのです。

 

淀んだ血液には、いろんな痛みを訴える老廃物が含まれて

いますが、それを筋肉が動いて汚れた静脈血をポンプのように

押し出していくことを、「ミルキングアクション」といいます。

 

それが淀みをなくして、奥入瀬川のようにさらさらと流れて

いくようになると、老廃物を排除して、新しい酸素、新しい栄養

を運べるようになるのです。

 

つまりは、血流の改善さえ出来れば、痛みも冷えも病気さえも

感染症も悪性腫瘍も寄せ付けない身体になれるということ

なんですね。

 

今日から、じっとしていることを少なくし、身体を動かす

ことに目標を定めて闘ってみましょう。

 

出来るだけ身体を動かすこと、少しぐらい汗ばむくらいの

健康を意識した生活をしてみて下さい。

 

たんとん  ♪

 

線維筋痛症との闘いの中で、痛みに勝てる方法は・・?②

 

前回の続きを書いてみます。

2週間前に、喘息の発作で入院した患者さんの治療記です。

 

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※日本人は、世界の40%の薬を飲んでいるという。薬好きですか・・?

 

ある病院の一室で治療をしておいた頃ですから、もう10年にもなるかなと

思いますが、腰痛で来られた方で、話をしていると呼吸の仕方がおかしい

ので、「喘息ですか?」と尋ねてみました。

 

「はい。2週間前に救急車で運ばれて、入院してきました。」

・「え、2週間前ですか・・?」

「もう4~5年前から喘息になって・・。」

 

その患者さんは、何回か救急車にお世話になったということでしたが、

喘息の症状は、死と直結しますので本当に怖いと言います。

 

良くスタッフに、「その症状を知りたいなら、階段を昇って上がりきったら

ハンカチを口に当てるようなものなんだから試してみなさい。」

と言っています。

 

その患者さんも、少しして薬を止めました。

 

先日会いましたが、あれから症状もなく、元気に仕事に行っているということ

ですが、今でもテレビとか、他の人の「喘息」とか「咳が・・。」という言葉

を聞いただけでも、背筋がぞくっとします、ということでした。

 

それだけ、喘息は怖い症状だということがお分かり頂いたと思います。

 

話が逸れましたが、「痛み」はそこまでの恐怖はないと思いますが、

辛いということでは、どんな症状でも甲乙付けられません。

 

ちょっとした痛みでも、その人にとっては、どうにもならないぐらいの悩みと

なっているのです。

 

さて「線維筋痛症」の話に戻りますが、原因というと西洋医学的には原因不明

ということです。

 

では、普通どんな時に痛みが出るかというと、切ったり、ぶつけたりの身体に

外的な衝撃や物理的な圧力等があって、その影響で脳に感覚神経が報告をして、

そこで初めて「あ、ケガをしている。」ということを知るのです。

 

そして、「早めにそこを処置して、治しなさい。」になるのです。

これは、その身体を支配している、脳の一番大切な仕事でもあるわけです。

 

その一番大切な脳の命令を、薬によって遮断し、さらに麻酔によって脳に報告

する電線を切ってしまうようなことをしているわけです。

 

脳は、それを許しません。

 

ですから、身体中の神経を過敏にさせ、あらゆる面の情報を取るような行動に

出てきますから、7のレベルの異常報告から、5くらいのレベルまで異常を報告

早く治せ!早く治せ!という感じになってしまうのです。

 

そうすると皆さんはどうしますか?

さらに強いステロイド剤か、最後には麻酔のようなもので対処するしかないかも

しれませんね。

 

それに、眠れないとか、ということでの入眠剤や精神的な不安を取り除くために

安定剤なども処方して貰うことになります。

 

脳は、基本的に薬が嫌いなのです。

 

ですから、すごいストレスが、脳に起こっています。

交感神経を興奮させ、毛細血管をしめ体温を落とし、血流を悪くして、

血圧を上げ、血糖値を上げ、それから・・・・。

 

どうですか、全く良いことがないことはお分かりになると思います。

そのことをご理解いただけたら、まず線維筋痛症と向き合う第一歩といえます。

 

難しいことですが、全ての症状を「病気」というものにしないで、

「脳の警告」として大切にして貰えたらと思います

 

たんとん  ♪

 

 

 

線維筋痛症との闘いの中で、痛みに勝てる方法は・・?

 

今日は、前回の「線維筋痛症」の続きです。

 

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※運動の基本は歩くことです。1日15分から始めましょう!

 

さて、前回は血流の善し悪しまで書いてみましたが、「線維筋痛症」を

甘く見ているとか、分かっていないとか色々意見もあると思います。

 

でも、増える一方の患者さんを、今の医学で何とも出来ないとなると

なぜ?ということとこれは西洋医学では治せないものということを

みんなで考えないと、医療費がただ増えていくだけということになる

のです。

 

それでは、どうすれば「線維筋痛症」に勝てるのか、方法はあるのか

ということですが、まず過敏を起こす「身体の冷え」はどうでしょう。

 

それから、身体を冷やす「ストレス」を減らしましょう。

そしてその「ストレス」によって起こる「交感神経」の興奮を

抑えましょう。

 

ということを口にするわけですが、中々難しいことなんです。

 

なぜかというと、「ストレス」を感じるという人は、その「ストレス」

の原因を分かるのですから、その「ストレス」から逃げるか、減らす

ようにすればいいわけです。

 

ところが、「ストレス」と感じてない方は、そのままの生活を続けて

気がついたときには病気になっていた、ということになるのです。

 

ですから、痛みが多くあるようであれば、まずお風呂にゆっくり

入って、ちょっと汗ばむくらいに身体を温めてみて下さい。

 

血流が良くなれば、少し落ち着いてくると思います。

それから、少しは痛くても、その場足踏み運動をしてみて下さい。

 

肩の高さまで腕を振って、大腿(ふともも)を直角まで上げるように

するとベストですね。

 

私たち人間だけでなく、動物もそうですが痛みがあったり病気になる

と、当然ですがじっとして動かなくなります。

 

そして、人間(特に先進国の人たち)は、すぐ薬に頼ってしまうことが

またストレスを脳に与えてしまいます。

 

いつもブログに書いていますが、日本人の薬の消費量?は世界のどれ位か

ご存じですか?

 

何と、世界の薬の40%を飲んでいるということなんですよ。

世界の人口の、たった約1.6%の私たち日本人がです。

 

その薬は、脳にストレスを与え、交感神経を興奮させ、末梢血管を閉めて

身体を冷やし、感覚神経を過敏にさせる。

 

どうですか?

 

つまりは、すべてご自分で蒔いた種を、脳が一生懸命「痛み」や「だるさ」

で警告を出し、排除させようと頑張っているのに、当の本人がじゃまをして

悪化をさせているのです。

 

私は、「頭痛」・「めまい」・「喘息」という完治が難しい病気?を、脊椎

の調整と頭蓋リズムの調整で、改善(完治と書きたいぐらいですが・・。)

させる手技治療を続けています。

 

一番治りやすい(つまり完治に一番近くなる方法は・・)患者さんは、断薬で

闘った方です。

 

特に、喘息の患者さんは、死に直結します。

とても断薬するという行動は取れないでしょうが、患者さんの中に3人

断薬をした患者さんがおられます。

 

もう10年以上、長い方だと17年間症状は出ていません。

 

その患者さんの中には、各部屋全部に気管拡張剤と吸入機械をセットしている

のに、たまたま無い場所で発作が起きて、やっとの思いで救急車に連絡をして

助かった方がいました。

 

それは、来院の2週間前のことなんです。(次回に続きます)

たんとん  ♪

 

 

梅毒が20代女子に流行って何・・?

 

今日の朝、ちょっと目に入った記事で驚きました。

「梅毒が、20代女子に急激に流行中!」とありました。

 

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※一番大切な人を守るためにも、お互いが大切にしなければ・・。

 

「梅毒」って、皆さんご存じですか?

ペニシリンのない時代ですと、結核のように不治の病とされ、

亡くなられる方が多くいたのです。

 

その原因となるのは、スピロヘータという細菌の一種で、

トラボネーマ パリダムというものです。

 

ほとんどが性器感染ですが、オーラルセックス、アナルセックス

によっても感染することが分かっていますし、何回でも感染します。

 

先天性という梅毒感染がありますが、これは妊娠、出産時の

母子感染であり、全てはその細菌によるものです。

 

発症の歴史をたどってみると、アメリカの原住民からということが

最有力視されています。

 

これは、コロンブスがアメリカ大陸発見した時に、乗組員と原住民

の女性との関わりから世界に広まったといわれているのです。

 

何故かというと、それ以前の遺骨を調べて見てもその病変のものが

見つからないということなんです。

 

日本でも調査したらしいのですが、見つかってはいないようで、

今ではその説が世界的に言われているようです。

 

では、今、何故こんなに増えてきたのかというと、性的な行為に

対して無防備すぎるということもあるのかもしれません。

 

ただ、学校での性教育だけに頼ることも無責任かなと思いますが、

親の教育も必要だと思いますが、皆さんはどう思われますか?

 

この「梅毒」の怖さについてちょっと書いてみますが、年配の方なら

誰でも恐ろしいということはお解りですね。

 

でも今の若い方は、エイズや梅毒っていってもほとんどの方が

他人事で、私には関わり合いがないことですという感じでしょう。

 

まず、これ以上の感染を防ぐためにも、是非パートナーと一緒に

検査をすることが大切ですね。

 

それから、避妊具の使用も大事ですし、これからは、まず恋人が

出来たら「自分は大丈夫です。」の検査証明書をお互いに示す

ような時代になるかもしれません。

 

梅毒は、有名人も多くいます。

加藤清正、結城秀康、前田利長、浅野幸長というと、今の「真田丸」の

武士が名を連ねています。

 

また世界的には、アル・カポネ、シューベルト、そしてチャーチルも・・。

 

「梅毒」の初期は、目立った症状がないために手遅れになるケースも

あるので、気をつけるようにしましょう。まずは、予防ですね。

 

線維筋痛症との闘いの中で・・。痛みに勝てる方はいない。

 

「線維筋痛症」って、聞いたことはありますか・・?

 

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※痛みに勝てる方はいません。が、大丈夫ですよ!

 

「何が大丈夫だ!お前に分かるかこの痛み・・!」

というかなり怒ったような声が聞こえます。すみません・・。

 

さて、その「線維筋痛症」って、なんでしょうか?

 

今、アメリカで2%(640万人)、日本で1.6%(200万人)の

患者さんがいます。

 

では、「線維筋痛症」の定義というか、診断基準を書いてみます。

 

1.血液検査・免疫検査で異常がない。

つまり、感染症にも膠原病などの関節炎の症状もないということです。

 

2.米国のリウマチ学会の「線維筋痛症分類基準」ですが、

①広範囲に疼痛(痛み)が確認されること。

②定められた18カ所の圧痛点を4kgf(=4kg)で押し、「少し痛い」

以上を「圧痛あり」とし11カ所以上ある場合。

 

(日本では、大腿部の外側の圧痛も基準に入る)

これは、18カ所ということですので、半身で9カ所ですね。

その部位は、後で書いてみます。

 

3.3ヶ月以上、疼痛が続く場合。

これも、自然に消えるような痛みは判断に入らないということです。

 

※それでは部位をみてみましょう。(日本線維筋痛症学会を参照)

1.後頭部(後頭下筋の付着部)

2.僧帽筋(僧帽筋の上縁中間部)

3.棘上筋(筋起始部で肩胛棘上の内縁近傍)

4.臀筋(大臀筋の上外の側部)

5.大転子(大転子突起の後方)

6.下部頸椎(第5頸椎から第7頸椎横突起間の前方)

7.第2肋骨(第2肋骨肋軟骨接合部の外側上縁)

8.外側上顆(外側上顆の遠方2cm)

9.膝(内側関節列隙より近位部の脂肪体)

10.大腿(大腿四頭筋外側部全般=日本)

 

この部位を、4kgfで押すわけですから、まあほとんどの方は痛いと

言うでしょう。

この左右で20カ所のうちの11カ所ですから、ほとんどの方が

「線維筋痛症」という診断になるでしょう。

 

さてここまで書いて、「何を言いたいのだ!」ということですが、

結果を見れば全員が可能性があるとすれば、何がそうさせているか

ということなんです。

 

「痛み」というのは、「痛み」を感じる部分にそれを感知させる

物質がないと痛みを感じることが出来ないわけです。

 

ですから、奥入瀬川のように、きれいに川がさらさら流れている

と、淀むことが無くゴミもなく水もきれいになっているので、

このような血液の流れでは、痛みは感じません。

 

ところが、我が町の近く流れる中川等の川は、淀みが強く、

底には泥がたまって、飲むことは当然で泳ぐことも出来ない

ほどの汚い川ですから、ゴミも溜まりやすいわけです。

 

このような身体の血流は、ドロドロということで、老廃物が

目一杯の状態になっているのです。

 

続きは次回です。 たんとん  ♪

 

 

 

 

 

股関節が痛くて、歩くのも辛いしあぐらもかけない・・。

今日は、昨日見えられた患者さんのことについて書いてみます。

 

ストレッチ

※ストレッチは気持ちいい程度にしましょう!無理は禁物!

 

問診票を書いて貰って、また根掘り葉掘りを始める

歩いても痛いけど、あぐらをかくのはもっと痛い・・。

 

とりあえず時間もなかったので、問診しながらの治療を

(いつもですが・・)していく。

 

股関節の鼠径部(脚の付け根)に、激痛箇所がある・・?

 

・「何か運動などで痛めたのかな?転んだりしました?」

「え、?あ~、サイクリングが好きで、転んだときが。」

・「そんな時があったんですね。」

・「その時この辺を打ったんですね・・。」

「そうですね。ペダルが外れないようになっているので・・。」

・「そうですか。原因が分かりました。」

「治りますかね・・?」

・「大丈夫ですよ、すぐ良くなりますから。」

 

治療はすぐ終わって、歩いて貰ったり確認して貰う。

・「では、ベットの上に座ってあぐらをかいてみて下さい。」

「え、大丈夫ですか・・?」痛みがあったので怖がっている。

・「大分楽に出来ると思いますよ。」

 

おっかなびっくりで、あぐらをゆっくりかき始める。

「あれ、?痛くないや・・?」「なんで?おかしいな・・?」

 

・「もう大丈夫ですが、庇う癖があるので、1週間後に来て下さい。」

 

狐につままれたような顔をして帰られましたが、この治療法では毎度

おなじみのことで、この治療技術を発見した、RHジョーンズ博士は

神様だと思っています。

 

早めの治療(たとえ、年数が経っていても)であれば、1~2回で

正直ビックリするくらい改善します。

 

一番の改善は、痛みです。

 

私は、自分の辛さを克服するために治療というものを研究してきた

のですが、このカウンターストレインとの出会いこそ奇跡といえる

もので、もう27年目に入りました。

 

1万人近い患者さんとの出会い、その一人一人に育てて頂いたのです

が、良くここまでたどり着けたものだと患者さんには本当に感謝です。

 

とくに、交通事故の患者さんには、後遺症とも分からずに苦しんで

おられる方が多いことが分かりました。

 

さらに、原因不明の症状で、その辛さに耐えながら生活をして

おられる方々との出会いは、頭蓋療法という治療法まで発見する

ことが出来ました。

 

私自身の交通事故後遺症との闘いも、患者さんの辛さや症状が理解

できて、それを生かせることにも気づかせて頂きました。

 

全ては、生かされているということに感謝し、これからも頑張って

いく決意です。ご指導下さい。

 

たんとん  ♪

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