2016年, 8月

医聖と呼ばれた、田代三喜医師とは・・?

 

8月も最後の日となりました。今日は日本医療の歴史探訪です。

医学の歴史をひも解いてということではないのですが、NHKで

曲直瀬道三(まなせどうさん)という医師の話が出ていました。

 

田代三喜

  http://blogs.yahoo.co.jp/ktkbd382/39481169.html

※日本のヒポクラテス・・?医は仁術であってほしいですね。

 

日本でも素晴らしい名医という人物は少なくありませんが、

当時は15世紀頃ですから、まだまだ呪いとか祟りとかの医学でもあり、

現代医学への理解は程遠いような時代でもあったのです。

 

それは紀元前460年のヒポクラテスも同じ呪いのような医学の時代

でしたから、初めて臨床医学を広めることは、至難の業ともいえる

ことだったのですね。

 

その「曲直瀬道三」が、師と仰いで現代医学の基礎を作り上げたのが

「田代三喜」という医師だったのです。

 

「田代三喜」医師は、現埼玉県入間市の生まれで、当時、医師になる

には僧にならないと医学は学べないという時代だったらしく、中国が

留学の国だった(当時は明の時代)ので、お金がないと渡明はできません。

 

ですから、医学を学ぶといっても大変な時代だったと思います。

まあ、今でも医学を学ぶ(医科大学は、5000~1億円かかります。)

には大変ですが・・。

 

さて、その田代三喜医師は、明に渡り12年間、現代医学のもとになる

知識を経て帰国、本格的に臨床医学に挑み、大変多くの庶民を救った

といわれています。

 

そして、67歳の頃に当時25歳の曲直瀬道三(まなせどうさん)と

出会い、共に現代医学の基礎を築きあげました。

 

田代三喜医師は、病に伏してしまうのですが、どんなことがあっても

最後の最後まで、自分の今の症状を口述していくから、

しっかり書き留めるよう指示し、死の直前まで聞き逃さず書き記した

といわれています。

 

その師の医学に対しての志に、曲直瀬道三は、涙で硯を研いだと

記されています。79歳の人生でした。

 

その後の曲直瀬道三は、医師として毛利元就の診療や地域診療のため

88歳の人生を捧げたということです。

 

江戸時代の「赤ひげ」こと小川 笙船(おがわ しょうせん)医師や

明治維新の欧米文化の花盛りの時に、薬漬け医学を否定した

石塚左玄医師という方々が、その後の日本の医学を導いて

こられたのです。

 

私は、自分の病気との闘いに人生をかけてきました。

時々、「他人のために、休みも取らないですごいですね。」と

言葉をかけられますが、全くそんなことはないのです。

 

ただただ、自分の身体を治したいという中で、出会える患者さんを

治療しながら、自分の症状に生かせるのではということだけでした。

 

私の亡くなった父は衛生兵であり、母は看護師になりたかったのですが、

それを断念せざるを得なかった、ということを後で聞きました。

 

自分を治すために始めた手技医学の研究ですが、来年で40年になります。

9500人以上の患者さんに出会いました。

 

身体の「痛み」といっても、その人その人によって全て違います。

そしてそれは、より多くの患者さんに出会うことしか技術の向上はない

ということを本当に教えられました。

 

これからも先人の治療人の志を学び、自分のためにも続けていきたいと

思っています。

たんとん  ♪

ドイツ医学「アイソパシー」・・?

 

「アイソパシー」って医学を、ご存知の方は少ないと思います。

ドイツ医学で、日本語では同等療法と訳されていますが、

西洋医学で対応が難しい症状や、病気を改善させているということです。

 

       エンダーレン博士                Dr. Gudrun Mekle, M.D., M.A., M.B.A.

     ※ エンダーレン博士       ※ Dr. Gudrun Mekle

         <1872~1968年>      <神経外科医/救命救急医> 

 

目には目をという治療法で、菌によって起こされた症状を菌で治療する

ということですから、その治療は理解がないとまったく受け入れられない

ような医学理論です。

 

それでもアイソパシーは、ドイツだけではなくヨーロッパでは伝統医療

として病院もあるのです。

 

アイソパシー医学の父は、ドイツのエンダーレン博士で、1916年に

チフスの研究をしていて、暗視野顕微鏡で血液の状態を観察していた時

のことです。

 

血液中の小さな微生物が、大きい微生物に近づいて触れた瞬間に消滅する

のを目撃したのです。

 

アイソパシーの医学は、信じられません。ですが、嘘ではないかもしれない程度で

読んでいただけたらと思います。(この詳しい内容は後日にします。)

 

2012年9月29~30日、都内であるドイツ医学のセミナーが開催されました。

「アイソパシー・セミナー」です。

当日は、セイラム社(アイソパシー医学は、菌を使用するので、その菌の

培養している会社)の講師で、Gudrun Mekle 医師が来日されました。

 

私は当然ドイツ語はまったくわかりませんし、それを日本語に訳してくれる

のですが、またまた意味がわからない感じで、大変なセミナーではありました。

私は、その1年ぐらい前にも、同じセミナーには参加していましたが、

そのときは全くというほど意味がわからないままで、とにかく興味だけは

150%ぐらいであったことは確かで、その意気込みだけでセミナーを

受けました。

 

ドイツ医学は、「アロパシー」といわれる西洋医学と「ホメオパシー」という

同種医学、「アイソパシー」という同等医学という伝統医学と現代医学が、

今でも世界に広まって医療として使用されています。

 

1800年後半から1900年前半にかけての半世紀は、感染症の時代から

自然治癒力の時代に変わろうとした大切な時代だったのですが、英国・米国の

「アロパシー」という西洋医学の組織作り(特に米国医師会のような)が広まり

偽医師狩りというそれまでの「アロパシー医学」以外の治療家を排除するという、

つまり、薬に手術という医療の絶対性を政府の法制化とともに世界に認めさせよう

として厳しい罰を与えることで確立させたのです。

 

米国医師会は、その後の1980年代にも米国のカイロプラクティック系の

(西洋医学の医師以外の排除で、偽医師としている。)医師を病院で

使わないようにとか、使うと病院も指定から外すとか脅しを与えてまでも

徹底させたが、各自治体首長の拒否もあって成功しませんでした。

 

オステオパシー、カイロプラクティック、整体、操体法と自分の

交通事故の後遺症やその症状との闘いとともに、私も来年で40年

を数えるまでになりました。

 

交通事故の患者さんを治療したいと決意し、52歳で接骨院の専門学校

に入るという無謀な闘いを挑み、今は痛みの専門柔整院を経営しています。

 

痛みの治療は、ケガの場合でも時間がたっていると場所の特定が難しく

今日の患者さんも、肩から腕にかけての痛みがあったのですが、結局

原因が肘からと胸椎から来ていました。

 

中には、踵の痛みが首から来ていたという患者さんもおられますので、

まあ一日、雨漏りの原因を探しているような感じです。

 

雨漏りは、昔はバケツや洗面器で雨水を受けていて、雨が止むのを

待っていたのですが、西洋医学と同じで根本の治療ではないですね。

 

骨の歪みが神経に刺激を与えて、与えられたその神経が支配している

筋肉や内臓に刺激を与えるということになっているのですから、

胃が痛いから胃の薬、膝が痛いから膝に湿布を貼るというのでは

一時的にはよいかもしれませんが、治るというものではないですね。

 

「賢い患者学」で、自立医療になれば40兆円の医療費も、十分に

減らせるでしょう。

40年間も、毎年1兆円強の増益産業は、何でしょうか??

そうです!医療産業です。(アイソパシーの内容は後日にします。)

たんとん  ♪

 

 

「からだの方程式」って何ですか・・?

 

「からだの方程式」とは、現在、そして未来にも健康で生活が

出来る自立健康法です

<健康=「食生活」+「生活習慣」+「心」>ということです。

 

12573811 - cabbage rolls

※ロールキャベツと玄米です。美味しそうですね・・。

 

食生活は、玄米菜食の生活、そして早寝早起きやストレスを溜めない生活、

くよくよしない、前を向いて歩くような気持ちを持つことが大切ですね。

 

13年も前ですが、

調布で、がん患者学研究所の<1100人のがん患者さんの集い>

という、今では伝説にもなっているガン患者さんの集いが開催されました。

 

その時に、全国からボランテアで集まっていただいた,

「100人の末期がんを克服した患者さん」の食事が80%以上

玄米採食だったということで、その玄米の美味しい炊き方や菜食の

作り方などを、皆さんが教えてくれました。

 

もう10年も前のことになりますが、T先生という栄養管理士を教えて

おられる方が私の患者さんでおられて、玄米の研究をお勧めしました。

 

さすがは、栄養管理士の先生で、千葉市から動ける範囲の十数件の

自然食材のお店に行かれて、玄米の炊き方などを研究をしたのです。

 

その2年後に、ご主人の喉頭ガンが見つかり、研究された

「玄米採食で治したよ。」と連絡が入りました。

 

今、日本だけでなく、一番食事がしっかりしていた中国までが、

ファーストフード化になって来ているということです。

それなのに、逆に欧米の人たちが、日本食に興味を持って実践

されているのです。

 

日本の国は、40兆円の医療費までに膨れ上がり、約10兆円

ぐらいは薬代といわれています。

 

たとえば、血糖値が高い方には申し訳ないのですが、甘いもの

を食べ続ければ膵臓が疲れるのは当然ですね。

 

そして、その先には「糖尿病」という病気が待っていることも

誰でもわかることです。

では、「血糖値が高くなっているから、薬で下げましょう。」

という西洋医学的治療法は、本当は正しくないですよね。

 

正しいのは、「甘いもの、カロリーの高いものを控えることが

根本療法である。」ということはお分かり頂けると思います。

 

2500年前に、医聖といわれたヒポクラテスは、

「Let food be thy medicine.(食物を薬とせよ)」

と言っております。

 

また、トーマスエジソンも、「未来の医師は薬ではなく、

食物で病を治療するだろう。」と言っています。

素晴らしいですねというか、本当にそうなっていくこと

が理想的なんです。

 

緊急時は、西洋医学で対応して、あとのケアとしては、

自己治療に徹して、食生活や生活リズム等に工夫をして

いくような医療が始まるかもしれません。

 

漢方に対して、日本にも和法という伝承医療がありました。

今こそ見直すのも一つの道かもしれません。

たんとん  ♪

感染症という病気の予防は・・?

 

ブラジルでは、オリンピックも終わってお疲れ様でした。

スポーツは良いですね。見ててもドキドキしますからね。

今度は9月8日からのパラリンピックです。ワクワクです。

 

ブラジル 2016

http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20151229…

 

さて、ブラジルでは、ジカ熱というものがニュースで流れて、

一時話題になりましたが、どんなものだろうと調べてみました。

 

感染症は、昔から人々の命を奪い、そのたびにワクチン等の薬を開発し、

闘ってきました。

 

でも、考えてみるとアフリカやまだ未開拓のところには、まだまだ人類

の知らない微生物がたくさんいるはずで、その微生物が悪いわけでも

ないのですね。

 

すべての生物は、何らかの形で共生しているわけですから、

それを人類が入り込んでしまうこと自体がどうなのかということですね。

 

14世紀には、ペストという欧州一帯に広まって猛威を振るったことは、

歴史の中でご存知だと思いますが、現代においてもエイズやエボラ出血熱、

鳥インフルエンザ、最近では日本人が渡航もしていないのにデング熱に

感染して大騒ぎになっています。

 

なぜ、アフリカにいるウイルスが世界を感染の渦に巻き込んでいく

のでしょうか。

原因を探ってみますと、当然ながら開発というものがあります。

 

以前、ショーンコネリーが主演した「メディスンマン」という、

ブラジルアマゾンの開発に警鐘を鳴らす映画がありましたが、

開発は自然を破壊し、微生物と共生している自然の生態系を

壊してしまうことにもなるのです。

 

そして、それが、共生している蚊とかサルとかコウモリなど

から人類に感染してしまうのです。

 

ブラジルの話題になっているジカ熱は、蚊の媒体で感染が

広まっていることがわかっていますので、蚊が出やすい

藪や林などにはいかないということがまず大切です。

 

それでも、仕事とかで行く機会がある方は、長袖の洋服を

着ていくような気遣いをしてもらいたいと思います。

 

当然ながら、妊婦さんは行かないでほしいし、どうしても

お出かけになるときは気をつけてほしいと思います。

 

さらに、デング熱という感染症もありますので、まず蚊がいる

ようなところには近づかないということが一番の

予防にはなります。

 

「ジカ熱」の症状は、ジカウイルスによって起こる感染症で、

蚊によって広がりますが、軽度の発熱や発疹、筋肉痛などの

風邪のような症状がでるようです。

 

それほど命に関わるものでもないようですが、妊婦さんですと

「小頭症」という脳が萎縮することが胎児に起こる

と予想されています。まずは予防です、気をつけましょう。

たんとん  ♪

「からだの方程式」は、ようやく126回目に・・。

 

お疲れ様!いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

「からだの方程式」は、今日で126回目となりました。

 

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※来月からは、たんとん治療記も書いていきます。宜しくです!

 

ブログは書く方も大変ですが、読む方も大変ですよね。

 

私は今、「ガンという贈り物」と闘う患者さんや、原因の分からない病気、

症状で悩み苦しんでおられる方にこのブログを読んで頂き、「諦めないで!」

という思いをお伝えしたくて、「菜食生活」はじめ3~4のブログを

書いて来ましたが、今回それを一つにまとめて書き直しています。

 

今、身近な周りの人達にも、ガンの患者さんが増えてきています。

 

私は、35年も前から、玄米の良さと強さをある食堂のおかみさんから

聞いていて、自分の健康との闘いとして今も実践しています。

 

そして、13年前の「1100人のがん患者さんの集い」でお会いした、

ガンと闘う1000人の患者さんやご家族の方。

また、本当に極限までの、抗がん剤や放射線、手術での闘いの現状。

 

そんな方々に、どんな言葉をかけていいのかわからず、

ただ「頑張ってください。」とつい口にしてしまいました。

ただでさえ頑張っておられるのに・・・。

 

その参加された中で、100人の方が末期ガンから生還されたという

ことでしたが、ボランティアで、全国から集まってくれました。

 

その方々は、各ブースを設けて、ガンとの闘いを話して下さいました。

それは、80%以上の方が、「玄米採食」と生活習慣の改善という

ことでした。

 

昨日も、乳ガンの患者さんとの相談を受けて、「玄米採食」を実践する

決意を話してくれましたが、自分が変わることで必ず変化が起きます。

 

どんな症状の患者さんでも、私には一緒に病気と闘っている家族です。

 

ですから、治せない時は、「神になりたい。」と願う無力の自分がいます。

 

交通事故。そして自分の人生を変えてくれた後遺症との闘い。

今だから言えますが、後遺症がなければ、今のように整骨院もオステオパシー

も手技医学の研究もしていませんし、皆さんの笑顔に癒される幸せもなかった

だろうし、今更ながら、人生とは不思議なものだとつくづく思います。

 

交通事故の被害者の方は、痛みと仕事と未来への不安でいっぱいです。

保険会社の担当者の方からは、「もう示談をしてください。」と強く

電話が来ますので、諦めて「はい。」というしかありません。

 

ですから、うつ症状になる方も少なくはないのです。

 

うつの薬を飲むと、「頭痛やめまいの症状もその薬の影響からだと思いますよ。」

とか言われながらも、その症状の辛さから薬は止められないのです。

 

でも、どんな病気や症状でも、やはり闘わないと未来にはつながりません。

今の状況を改善させるためにも、変わることから「一歩前進」しましょう。

たんとん  ♪

病気とは?健康とは?予防する方法は・・?

皆さんは、「ガン」と聞いただけで、え~・・。当然ですがすぐ、

悲観的な感情で一杯になります。誰しもがそうなります。

 

菜食生活

※健康は、与えられるものではなく自分で作るものです・・。

 

でも、末期ガンでその病気を超えられた方は、

「ガンは、神様からの贈り物のように思えます。」と言います。

 

症状も病気も持ってない方ですと、

「何を言っているのだ。他人事だと思って・・。」と怒り出すでしょう。

 

でも、末期のガンを克服した方は、ほとんどがそう話されます。

もし、自分が末期のガンになったら、治療法はこうしてこういう生き方を

しようと、やはり患者さんを見てて考えてしまいます。

 

私も以前書きましたが、腫瘍があります。

鼻の周りの顔の骨は、穴がぼつぼつ空いているのですが、目と目の間の

奥に蝶形骨洞という穴がありますが、そこに腫瘍があります。

 

少し頭の違和感を感じたので、頭部のMRIを撮った時に分かったのです。

医師は、大学病院の耳鼻科を紹介してくれると言ってくれたのですが、

まあいいかと、精密検査を受けるのを止めました。

 

今から、14年前のことです。

その前にも、喉の上部に100円玉ぐらいの硬めのしこりがあるのに

気付いたのですが、その時は菜食と遠赤外線ドームを使い、

それだけで闘いました。

 

それは、21年前のことです。今はまったくありません。

薬は使いませんし、病院にも行きませんでした。その体験から、

「人間は、そんなに弱いものではない!」ということを知りました。

 

でも、これからもしも、ガンとかいう病気になったとしたら、

どうしますか?と聞かれたら、まず普通の仕事と玄米採食の徹底

(いまは80%ぐらいなので)をしていきます。

そう決めています。

 

普通の仕事というのは、今は年に休みが5日もないぐらいですので、

せめて、日曜日か週一の休みを取って、ギターを弾いたり、

映画を見たりして、好きなことをして生きていきます。

 

患者さんも、その生活を知っているので、「今からそうしたら・・?」

という言葉もいただきますが、「では00曜日でいいですか?」

と言うと、「その日は駄目!、別の日に・・!」と自分の予約の日は

当然休ませてはくれません。

 

まあ、冗談としてもうれしいですね。

また、10月に「生命をつなぐ」を開催したいと思います。

「薬物、手術の依存医療から、玄米菜食の自立した予防医療へ!」です。

 

ご都合が良い方は、ご参加ください。詳しくは「お問い合わせ」まで。

たんとん  ♪ 

 

アスリートへの道・・3

8月も25日になりました。体調はいかがですか?まだ暑さも続きます、

運動前のアップ(ストレッチ)はしっかりやって下さい。

 

ストレッチ

※あ、そんなに無理してまではやらなくても・・。

 

 

さて、自己治療法ということですが、膝倒しを終わったら、

以前、座骨神経のセルフケアのところで書いたのを読んで頂けたら

分かると思いますが、椅子を使ってみましょう。

 

まず椅子に、背筋を伸ばして座って下さい。

痛みのある方の足に、気持ちを集中してみて下さい。

次に、身体を痛みのない方に向けてみて下さい。

 

つまり、右足に痛みが出ていたら、上半身をやや左に向けてみて

下さい。痛みの感覚が少なくなってきませんか?

 

変化がなかったら、今度は背筋を伸ばさずに「だらん」状態で、

お腹を引くように、腰を丸くして座ってみて下さい。

 

どうでしょうか?痛みが和らぎませんか?

 

和らぐようであれば、やはり上半身をゆっくり左を向けてみて

下さい。今度はどうでしょうか?

 

それでも痛みが感じるようであれば、オステオパシー院や整体院に

治療をお願いしてみて下さい。

 

L4~5の腰椎障害ですから、整体師の先生であれば、簡単に治して

くれますから、まずは信頼できる治療院を探してみて下さい。

 

痛みを我慢して運動すると、炎症反応が強くなって、筋肉自体に

損傷が起きますので、無理をしないようにしましょう!

たんとん  ♪

 

 

アスリートへの道・・。2

運動をしていると足首から上にかけての痛みは、

シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎)という障害になります。

特に走ったり飛んだりする運動は、疲労が重なって、

歩くのも辛いような症状になります。

 

アスリート

※走るのは気持ちがいいけど・・。暑いからちと・・。

 

それでも、我慢しながら運動していると、疲労骨折という状態

になります。 こうなると、当分は運動を制限されますから、

そうなる前に改善をしなければなりません。

 

どうして痛みが出るのかというと、坐骨神経の影響がほとんどです。

下腿(足のすね)の前頚骨筋とふくらはぎの筋肉が、喧嘩をした

ような感じになるのです。

 

喧嘩をしているのですから、仲良くさせるしかありません。

 

まず、仲良くさせるには、腰の神経をチェックしないとまずい

ですよね。

 

さて、その 腰神経には、1~5までの神経があります。

実は、痛みもしびれも古傷から来ることも多くあるのです。

が、子供たちの場合は、そういう障害を見ることは稀です。

 

その痛みは、前にも言いましたが腰の神経過敏のせいなのか、

膝自体が痛いのか判断をしなければなりません。

 

それでは改めて、「治療法は二つ」です。

 

「膝の治療」か「腰の治療」かという事です。

治療法としては、ちと難しいかなと思われますが、それでも

頑張って挑戦してみてください。

 

治療法まず1として、まず仰向けになってみてください。

 

腰の痛みが和らぐように、膝倒しの要領で、朝起き掛けに

実践しているようにやってみてください。

痛みがあったらそれ以上には倒さないことです。

 痛みのないほうへ、楽なほうへ楽なほうへが大切です。

 

膝が痛い場合や、足首の痛みなど、下腿の痛みの治療は

出来るだけ、腰も見てあげるようにしてください。

多くの場合は、ほとんど腰が原因という治療のスタンスを

とって頂きたいと思います。(続きは次回です。)

たんとん  ♪

アスリートへの道・・!

子どもさんたちを育てるご両親やスポ少の監督さん、それからコーチ

のみなさんは大変です。

 

アスリートへ

※未来のスーパーヒーローへ!仰向け寝がベストですよ!

 

「無事これ名馬」という言葉があります。これは菊池寛の造語と

いわれていますが、確かに野球で言えばイチロー選手のように、

ケガがないことが特にすばらしいと思います。

 

ただ、ケガがないということは、スポーツをやる人たちにとって

大変な自己管理が必要だし、簡単なことではありません。

 

まして、相手に勝たなければ、一流というアスリートには

なれませんからね。

自分の持っている筋肉などの能力を、限界まで使うことに

なるわけですから、手入れが大変です。

 

でも、ちょっとした工夫で出来ることをしていけば、

アスリートも夢ではありません。

まず、基本的な生活の中で出来ることを書いてみたいと思います。

 

まず通常、夜眠らない人はいません。

眠るということは大切ですが、その寝ている時間のことを記憶

している人も誰もいません。

 

ところが、その睡眠によって身体を壊しているとなると、

それは見逃せないということになります。

 

では、どうすればいいかというと、ちょっとした工夫で改善は

可能なんです。それは、先にも書きましたが、「横寝」と

「うつぶせ寝」を無くすことですね。

 

「そんなことは無理だよ!!」と言われるのはわかっています。

無理はわかっているんですが、あえて言わせてもらうと、

「仰向け寝」を実践してもらうのが、

まず「アスリートへの道!!」なんです。

 

「どうして?なぜ・・?」という質問ですが、以前にも

書きましたが、背骨は、神経の通り道です。

 

筋肉への正しい命令は、反射を含めて、その神経の電気信号

伝導を邪魔をしては伝わりません。

背骨はまっすぐでないと、その伝導は阻害されてしまいます。

 

それから、どんなスポーツでも筋力だけではないことは、

お分かりだと思います。

 

身体の回旋や腕の振り、足の各関節の動きひとつでスポーツ

の結果は変わります。

 

たしかに、共同作業ですから、ある人だけがずば抜けた能力

を持っていても、チームの優勝はありませんが、チームの

全員がケガや故障がなく、闘える身体をまずは持っている

ことが最大の参加条件とも言えるでしょう。

 

ですから、まずは仰向けで寝て、寝返りをうまくやれるように

工夫をしてください。

 

硬めの、昔でいえばせんべい布団のような敷布団で寝ることです。

上掛けは、お金が掛かっても軽いものにしましょう。

 

そうすれば、日中の歪を寝返りで修正し気持ちのいい朝を迎える

ことが出来るようになるのです。

背骨さえ、真っ直ぐなら、内臓も元気になり自律神経にも影響は

でて来ませんから、素晴らしい睡眠ができるようになり、

健康という宝物が届きます。

 

さあ、今日から始めてみませんか、「仰向け睡眠法」です。

たんとん  ♪

腰痛とセルフケアについて・・。

人間が立つことを覚えた時から、腰痛は共存していかなければ

ならない症状です。

 

43364916 - back, pain, physical injury.

※いたい!!突然の激痛は怖いものです・・。

 

それに、精神的なストレスによっても起こるものですから、

腰を治療するということは、本当は簡単ではないのです。

 

ですから、限界まで我慢してからの来院ですと、動けなくて

入院や最悪は手術ということになってしまいます。

 

さて、腰痛は大きく分けると屈曲障害と伸展障害があります。

屈曲障害というのは、男性に多い症状で「胡坐腰」ともいわれます。

それに比べて、伸展障害は、女性に多い症状で「そり腰」といって

子供さんにも多くあり、すべり症になる場合があります。

 

「そり腰」は、仰向けに寝ていると寝ている時にも痛みが出て、

すぐ横に寝たくなりますから、今の時期のように暑いと汗ばんで

ついゴロゴロ丸まって寝たくなります。

 

そうすると骨盤も腰椎も捻じれて、ぎっくり腰もになりやすく

なります。

最近特に多くなっていますね。

それではまず予防について書いてみたいと思います。

 

まず、「胡坐腰」ですが、一番の予防は歩くことと、同じ姿勢は

続けないでくださいということです。

歩くことは、一番身体のバランスを維持させるために大切なことですが、

便利という社会的な環境もあってちょっとでも車とかに依存して

しまいます。

 

それに、事務的な仕事も多くなって、座りっぱなしということが多い

ですね。そうすると、腰がだんだん「そり」が無くなり、丸い腰

なってきます。

 

そうすると、ヘルニア症状になって痛みやしびれに悩まされることに

なるのです。ですから、ちょっとでも時間を作って腰に座布団をあてて

「そり」を作るようにしてください。

 

それと、毎回書いていることですが、「膝倒し運動」をやるようにしましょう。

「膝倒し運動」は、仰向けになって、朝起きる前と夜寝る前は必ずやるように

しましょう。

これは、骨盤と腰椎を調整するための運動になりますので、できれば往復で

30回はやるようにしてください。

 

次は、そり腰の方ですが、これはほとんどがうつぶせ寝が原因です。

子供さんが腰痛を訴えてくるのは、ほとんどがその症状です。

そしてその「そり腰」から、オスグットという膝の成長障害で、歩くことも痛い

という状態にもなります。

 

ですが、ほとんどの治療院では膝だけを施術することが多いので、私の院に

来られる頃は、脛骨の変形とか腫れが酷くなっている方が多いですね。

関節が炎症を起こすと軟骨にも影響が出ますから、気を付けていただきたい

と思います。

たんとん  ♪

 

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