2016年, 7月

報告!薬とその影響とは・・!

おはようございます!

今日は、「薬」という化学薬品のことを患者さんからの話と

認知症に関しての新情報を、知ってもらいたくて書きました。

 

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※病気は「薬」ではなく、「免疫力」が治すのですよ・・。

 

まずは昨日の患者さんです。

30年以上、喘息で治療を受けられていたのですが・・。

 

「こんな話ってあるの・・?」どうしたんですか?

今日、00医院に行って新しい女医さんに診察受けたの。」

それで?

飲む薬とシールの物を6種類もらっていたのに、この薬と

このシールは併用しちゃダメだっていうの。」

もう20年以上もそこに通って飲んでて、今さら心臓が悪く

なるって言われたって、どうしてくれるのって感じでしょう!」

 

怒りと自分の身体の異変とを、照らし合わせたのか、悔しさと

信じて通い続けてきたその医院への思いが、心の中で交差

しているようで、まわりの患者さん達も「え~・・!」

という状況でした。

 

その医院だけではなく、患者さんでもある某医科大学の教授も

「「薬」は毒ですから、基本的には私は処方しません。」

「ただ、日本人は、薬を出すと安心するんですね。逆なのに・・。」

 

これは、教授に健康の講演をお願いした時の言葉です。

 

今、日本人の「薬」好きについて、私もブログで書いていますが、

世界の40%の「薬」を飲んでいます。

「薬」は栄養剤でも、ビタミン剤でもミネラル剤でもなく、

身体にとって細胞を腐食する排除すべき物なんです。

 

そして今、認知症を引き起こす「薬」も考えなくてはいけません。

高齢になればなるほど、10種類以上、20個以上の患者さんが

珍しくないぐらいにおられるという事実です。

(私の患者さんでは、23種類が最高で二人いましたが・・。)

 

高齢者の「薬」は、解毒的にも良くないことは誰でもわかること

ですが、現実は逆行しているのです。

 

特に、眠れないというと睡眠薬が処方されます。その中でも

ベンゾジアゼピン系の導入剤は、次の日まで残るケースがあり

認知症と間違えられたり、長期になると真正の認知症になる

可能性が高くなると言われています。

 

さらに、ジンマシンやアレルギーの症状を抑える抗ヒスタミン剤

H2ブロッカー(ガスター等の胃薬)、抗うつ剤、ステロイド、

ジゴキシン(強心薬といわれる心不全の治療薬)等の通常処方

されるような薬もです。

 

特にこれらの薬は、認知症を引き起こしやすいと言われています

ので、出来れば中止にできる努力(食生活の改善で)をして

もらいたいと思います。(認知症ケア指導管理士の立場から)

 

ただ、睡眠薬は急に止めると、手足の震えとか興奮状態になるとか

交感神経の亢進状態が「離脱症候群」という副作用として出ます。

 

医師と相談するか、セカンドオピニオン、サードオピニオンという

ぐらいの気持ちで自分を守ってください。

 

認知症になると、まずは進行を止めることか緩やかにするしか

今の医学では対応できません。

自分でできる予防を少しでも実践して、家族にお世話にならない

様には、お互いしなければならない年齢ですから・・。

たんとん  ♪

 

 

正しい食事と健康について・・。

今日は、食事と健康について考えてみましょう。

 

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※玄米菜食でダイエットも・・!!

 

はじめに、二人の偉人の言葉を書いてみたいと思います。
まず、医聖と呼ばれたヒポクラテスです。
{Let food be thy medicine.}食物を薬とせよ。

 
次に、トーマスエジソンの言葉。
{The doctor of the future will no longer treat the human frame
with drugs,but rather will cure and prevent disease with nutrition.}
(未来の医師は、薬ではなく食物で病を治療するだろう。)
 発明王 エジソン。

 

ヒポクラテスは、紀元前460年(2500年前)、
トーマスエジソンは、1890年頃ですから、
その時代から、病は食べ物からということをわかっていたのですね。

 

WHO(世界保険機構)でも、世界的に理想とされる食生活は、
日本の元禄時代前の食事といっていますが、
その頃の庶民の食事は貧しいものでした。

 

英国やフランスの当時の来日された外国の方は、
こんなに貧しい国なのに、何でこんなに活気があるのだろう
ということを書いています。

 

実際に、貧しさは今からでは想像もつかないほど
貧しい生活だったと思います。
それでも家族生活がしっかりしていて、
役割分担をこなしながら頑張っていたことが推測されます。

 

そして、元禄時代から明治維新になって、
欧米の文化が入り、それを日本の未来の国づくりとして
位置づけたこともあってか、白米の普及が始まったのです。

 

白米は玄米と違い、ただの炭水化物となり、
「砂糖」と同じようなものになってしまいます。
炭水化物は、分解を繰り返し果糖とブドウ糖になります。

 

その分解時に、神経毒となる物質も出るのですが、
ビタミンB1がそれを防いでくれるているのです。
でも、白米には玄米のように粉糠(こぬか)がなく、
ビタミンが不足してきます。

 
ビタミンB1の不足は
脚気やウエルニッケ脳症を引き起こし
中枢・末梢の神経障害を引き起こし、
歩行困難にもなります。

 

さらには、心臓における症状は、
脚気心となり心不全を引き起こし、
さらには意識障害までも起こしてしまいます。

 

ですから、日露・日清の戦時中などは、
海外でも有名になり、原因不明の感染症
とまで言われ、更に日本病とまで言われました。

日露戦争や日清戦争の犠牲者、

4万数千人の死者のうち3万人は、
脚気が原因で亡くなったとまで言われています。

 

このことからも、健康を取り戻す事の
まず第一の闘いは、出来れば玄米食と菜食
から検討してみてください。

 

WHOでも加工肉を止めるよう勧告していますので、
 一つの健康に導く為の手段としても大切だと思います。

たんとん  ♪

オステとカイロ、アメリカ手技医学とは・・?

アメリカ生まれの世界二大手技医学です。
では、オステオパシーとはどんな医学なのか。

1874年、アンドリュー・テイラー・スティル医師

によって発表された医学です。

 

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 ※健康は、寝る姿勢が大切なんですけど・・。

 

後述する、カイロプラクティックの21年前に発表されていますが、
オステオパシー医学は医師によって施術されるものなので、
なかなか広まることがなかったのです。

 

今でも、アメリカから来られる方に聞いてみると
知らないという方がほとんどですね。


先日も、カリフォルニアで生活している方が

日本に来られて腰痛になり、紹介されて
来院されたのですが、ご存じなかったですね。
オステオパシーは、カイロと同じギリシャ語ですが、
osteon(骨)pathos(治療・病理)の合成語です。
 
 
日本では整骨療法と呼ばれ、技術を習得された
柔道整復師や医師、整体師の先生方によって、
オステオパシーの看板も見られるようになりました。

 

私が、カイロプラクティックをやり始めた頃は、
一般にほとんど知られておらず、カイロプラスチック
とよく呼ばれていました。

 

そのうちにオステオパシーをやると言ったら
「何だ、オシテノバスって・・?」
電話でも、「オシテノバスは、お宅でやってるの?」
こんな状態ですので、まあ何でも覚えてもらえれば
という事で苦笑いしながら施術を続けていました。

 

アメリカでも、一般に受け入れられたのは
20年の月日が経ってからで、次第に多くの人たちに
支持されるようになって行きました。

 

当然、医師がやることなので、市民の方々も
最初は詐欺じゃないかとか、ホントに医者なのか、
頭がおかしくなったんじゃないの?とか言われた
という伝説が残っています。

 

そのオステオパシーが日本に入ってきたのは、
明治から大正にかけてらしいのですが、
山田式整体術の山田信一氏
野口整体の野口晴哉(はるちか)氏がいます。

 
さらに、古賀正秀氏は、
日本で初めてオステオパシードクター
認められた方ですが、その後の医制の改革で
後にも先にも、古賀氏一人
ということになってしまいました。

 

オステオパシー医学は、海外で学ばれた先生方や、
日本おいてその理論や文献を頼りに、
研究を重ねてこられた先生方のご尽力で、
受け継がれて来ていて、西洋医学で対応が

できないところを補ってきています。

 

続いて、カイロプラクティックについて書いてみます。
カイロプラクティックとは、chiroが手という意味で、
prakticosが技という意味でギリシャ語です。
1895年にダニエル・デビット・パーマーによって
発表されました。
 

パーマーは、元々磁石で治療していたといわれる方で、
丁度、うたた寝をしていた召使の首が、ポコンと出ている
のに変だなと思い、思い切ってそこを押したらボキッと
音を立てて引っ込んだという事です。

 

そしたら、次の日から聞こえなかった耳が聞こえる
ようになったという伝説があるのです。
これはと思って、その治療を研究したわけですが、
時代の流れで多くの流派に分かれて、
今では世界40か国までに広まっています。

 

日本以外では、ドクターオブカイロプラクティックとして、
レントゲンも使えるし通常の医師ではないですが、
多くの患者さんを救っています。

 

ただ、スラストという急激な矯正方法を使うので、
2012年に頸部等における手技は禁忌とされて、
制限を受けるようになりました。

 

カイロプラクティックの技法を書いてみますと、
サブラクセイションという亜脱臼(骨のずれ)を
元に戻す手技ですが、現在でも亜脱臼という
考え方は、現代医学にはありません。
 
 
ですから、現代医学の医師に理解を求めても
中々難しく
、日本では民間療法の一つでしかない

のです。

私も学び、7年ぐらい使用していましたが・・。

 

民間療法については、昭和35年に、ある治療家
のことで最高裁で判決が出ていて、
「人に危害を加えるものでなければ、職業の
選択の自由で誰でも職業にできる。」
という
事なので、誰でも職業として開院はできるのです

 

でも患者さんとすれば、技術の違いや
熟練差がわかりません

その時は、近隣の口コミや評判を聞いてから
治療を受けられればと思います。

 

また、その流派の技術の違いもあります。
ガンステッドテクニック
ディパーシファイドテクニック
特殊なベッドを使うトムソンテクニック
などがあります。
それぞれが脊椎を矯正する施術方法です。

たんとん  ♪

平均体温36.14℃は低体温・・?

1957年頃の日本人の平均体温は、36.89℃でした。
現代は、平均で36.14℃ということだそうです。平均ですよ。

 

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 ※ちょっとぉ、私の運動の邪魔しないでっ!!

 
昨日の続きですが、なぜ低体温になるのか?
1.ストレス 2.食生活 3.運動不足 4.空調設備 
避けられないところもありますが、予防をするしかありません。

 

改善方法として、まずお風呂に入り身体を温めてください。
お風呂に入るということは、シャワーではなくて湯船に

ゆっくり使って温まるということです。

 
次に、天然塩を食してみてください。
皆さんも承知だと思われますが、減塩をしすぎると、
体がだるくなったり冷えを感じるようになるのです。
正しい自然の塩を食するということは、命を守るという

ことなのです。

 

こういうことを書きますと、「何を言ってんだ!?」、

ということになりますが、本当のことなのです。
塩分(当然自然塩ですが・・。)不足は、体温を下げ
ガンやうつといった現代病がはやっているのも
減塩のし過ぎということも言われています。

 
そして最後には、「薬物」です。
甲状腺のホルモン剤を省いて、ほかの薬は
全てといって良いほど、身体を冷やします。

 

まずは、今までのことをちょっと振り返って
正しい食のあり方、生活の仕方、睡眠法等を、
みんなで考えてみる必要がありますね。

 

ではもう少し、体温を上げる必要性について
書いてみたいと思います。
体温を上げることは、
病気予防のためにも何とかしないといけません。
 
 
簡単にできる方法を書いてみますので、
36.5度ぐらいを目標に頑張ってください。

 

まず、寒い地方で取れるものを、食べる

ようにしましょう!
そば・りんご・しょうが・さくらんぼなど
が温める野菜やくだものです。
他にもいろいろありますので、調べてみてください。

 

次に当然ながら、身体を冷やすものを飲まない

ようにしましょう!
冷たい水・清涼飲料水・アイスクリーム等は控える

ようにしましょう。

 

次に、下半身を鍛えましょう!
身体の筋肉の70%は、下半身にあります。
筋力が弱ると血流が悪く、下半身がうっ血して
冷えるようになりますので、歩いたり足を使うように

してください。

 

前にも書きましたが、天然の塩を摂るようにしましょう!
食卓塩のような、作られた化学塩ではなく、
天然の海水塩を摂ってもらうと、筋肉を収縮する力が出て、
熱を出す働きをしますので、漬物等で摂るといいですね。

 

それから、日向ぼっこをしてみましょう!
窓ガラス越しに、日に当たるようにしてみてください。
紫外線は、皮下組織でビタミンDを活性化させますので、
カルシュームの吸収を向上させます。

 

これも書きましたが、お風呂で温まりましょう!
足湯・半身浴など、体を温めて冷やさないようにしましょう。

 

ーーー☆テレビであった冷えの改善法☆ーーー
身体の冷えを摂る方法として、椅子にゆったり

座ってください。
両足の太ももの上に、両手のひらを載せ、
太もものあったかさを感じてみてください。
そのまま、温かいというイメージを持ちながら、

載せておいてください。

 

これから、冷房の時期になります。お試し下さい。
10分ぐらいでポカポカしてきますよ。 

たんとん  ♪  

低体温を改善する方法とは・・?

「低体温」て、どんな症状なんですか・・?

 

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※ちと「低体温」気味になりそう・・。

 

今日は、「低体温」ということについて、書いてみたいと思います。
まず、「低体温」についてですが、体温は免疫に直結するぐらい
に大切なホメオスタシス(生体恒常性機能)です。

 

つまり「体温が下がれば、ガンになりやすい!」
と言い切れるほどの重要なものなのです。
体温1度で、6倍の免疫が違ってくるといわれています。
つまり、1度の体温変化で、
6の倍数で低下や強化になるということなんです。

 
では、「どうすれば体温が上がるのか?」ということですが、
まずはストレスを貯めない事が第1です。

 

特に、家庭や仕事の上でのストレスは、避けられない
ことなのですが、それでも「病気との戦い」があることを

理解して、出来る限りの対応を考えてもらいたいのです。

 

まず、皆さんに予防として知っておいて頂きたいのは、
低体温(35度台)の方がガンになる確率は
最も多いことがわかっているのです。

 

35.5度の状態が長く続いているとなると、
排泄機能低下や自律神経の異常が出やすく、また神経の

過敏によりアレルギーの症状も出やすくなります。

 

ではなぜ「低体温」になるのか・・?

 
まず通常の体温は、どれくらいがベストなんだろう

ということですね。
通常は、36.5~37.2度ぐらいにまであると、
身体の機能がよく働いてホメオスタシス(恒常性)が保てる
ということなんです。

 

では「低体温の原因」はというと、前に書きましたが、
まずは「ストレス」です。
次は、「下半身の筋力不足」です。
これは現代人が「歩くという基本的な動作」をしなくなった
ことが原因です。

 

特に最近の交通手段は、便利すぎてちょっとそこまでと

いうことでも車や自転車を使います。

 

便利という生活が脅かすものは、筋力低下です。
安静にしていると、たった一日で7%の筋力が落ちる
と言われています。
ですから、まずは歩くということから
体質の改善をしていく必要があると思います。

 

次には「冷房」ですね。
エアコンの普及が、逆に体温調整を狂わせている

ということなんです。
特に最近は、交通手段も全てエアコン完備で、エアコンの

ないところでは生活が出来ないくらいになって来ています。

 

問題は、子供たちなんですね。

 

 家庭内でのゲームに夢中になると、
外での遊びからそれを避ける生活になります。

体温調整に一番必要な自律神経が働かなくても、

エアコンが全てやってくれるという生活になって

しまうのです。

 

となると、自分で発汗しながら体温調整することが

普通なのにその普通のことが出来なくなってしまう

ことにもなりかねません。

 

必ず時間を決めて、ゲームをさせるようにしてください。
国の借金も、子供の健康も、大人の責任ですから・・。

たんとん  ♪

整体院では何をしてくれるの・・?

「そもそも整体とはどんなことをやるのか、教えてほしい。」
こういう質問をよくもらいます。

 

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※あの~、健康は普通の運動で大丈夫ですが・・。

 

整体(せいたい)とは、日本語では主に手技を用いた民間療法、
代替療法を指します。

 

 日本語としては、「大正時代に用いられるようになった用語で、
アメリカで誕生した手技療法・オステオパシー(整骨医学)
「整体」と訳したのが始まりのようである。」

ウィキで「整体」を調べてみたら、このように書いてありました。

 

私は、20代当時、西洋医学というものしか知らなかったので、
自分の症状を改善したいと思って、まず病院に通院しました。

 

とにかく大きな病院で、検査はすべてやったのですが、
「原因がわからない。」と言われてからは、
どこへ行ったらこの症状を理解してもらえるのか、
当時は、そのことだけで頭の中が一杯でした。

 

そんな時に、整体の師匠に出会い
「そんなひん曲がっている身体にして、駄目じゃないか!」
と怒られたのです。

 

 西洋医学だけで全ての症状を治すのではなく、東洋医学的

なものがあるとその時初めて知ったのです。
自分の身体を理解してくれる先生がやっぱりいたんだ!
という事の方がうれしくて、
怒られても「私は生きられるのだ!」ということだけで、
満面の笑顔だったことを思い出されます。

 

その師匠は、私に「うつ伏せになって、楽にして・・。」
と骨盤から検査をし始めました。

 

なんという治療なのかを聞いたら「整体」というので、
西洋医学の他にも人を治す方法があることを知り、
これで私は助かると確信を得ることが出来ました。

 

つまり、人間は200余個の骨があり、その骨が

繋がり合って歩いたり、走ったりできるのです。
 
その骨を動かしているのが筋肉で、その筋肉を

動かしているのが神経というわけです。

 

その神経を通じて、総体的な命令を出しているのが「脳」

という事なのです。
その「脳」の命令が、各筋肉に正しく届いているという事が
健康ということになるのです。

 

 では、正しく届かない原因はなんでしょうか?

それは、背骨の歪みです。

その歪みを、施術で矯正してくれるのが「整体」なのです。

たんとん  ♪

整体と接骨院と整骨院・・違いは・・?

そもそも整体院と接骨院とは?何がどう違うのかご存知ですか・・?
みなさんは、身体のどこかに痛みを感じたら、どの医療機関を

利用しますか?

 

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 ※おいらは、ケガだから「整形外科」か「整骨院」だな・・。

 

多分、まずは近くの整形外科医院か内科診療所に行かれるでしょう。
または、近くの整骨院や接骨院に行かれることと思われます。
でも、整骨院と接骨院の違いはお分かりですか?
そして整形外科医院との違いもお分かりでしょうか?

 

まず、医師は、医療行為を行い診断をすることができます。
医師以外に診断を行なえる人はおりません。
ですから診断書を書けるのは、医師のみということなんです。

 では、整骨院と接骨院、更に整体院の違いはお分かりでしょうか?
実は、整骨院と接骨院、更に骨接ぎ院、柔道整復院というのは
皆同じ施術院なのです。

 

ただし、整骨院は正式名称ではないので、
国家資格がない方でもその名称は使用できます。

 

この国家資格というのは、柔道整復師という資格なんです。
この国家資格は、自分で開業できる治療院の一つで、
あとは針灸と指圧・あん摩・マッサージの資格者となります。

 

その他には、自分で開院できる国家資格はなく
すべて医師の指示に依る行為しか認められておりません。

 

そして、その開院申請は保健所の許可や届け出が
必要であり、健康保険も使えることになっています。


ただし、健康保険を使えるのはケガのみですので

肩こりや慢性的な腰痛では健康保険は使えません。

 

ですから、痛みは急性か亜急性か、
それとも慢性的なのかが判断が必要になるわけです。
打撲や捻挫、挫傷は接骨院での治療はできますが、
骨折や脱臼は医師の承諾が必要となるのです。

 何となくお分かり頂けたでしょうか。
つまり、外傷は健康保険が使えますが
慢性的な腰痛・肩こりは使えません

ということなのです。

 

それから、よく病院での入院は、3ヶ月の日数を

超えることになると、退院ですというようなこと

になりますが、なぜかご存知ですか?

治療費は、レセプトで請求するのですが、
3ケ月を超えるものは長期の治療ということになって
金額はガクンと減らされるのです。

 

ですから、退院して下さいと言われるのです。
接骨院でも、長期ということでやはり金額は
減らされてしまいますし、長期の理由も必要です。

 

ですが、経営となると仕方ないのかもしれませんね。
月末になると、本当に厳しい状況が待っていますので。

 


「医は仁術」という言葉はもう死語なのかなと・・。

たんとん  ♪

整体治療の歴史とその戦いとは・・?

今日は、日本の手技医学はどんなものがあるかを書いてみます。

 

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 ※交通事故の後遺症、ムチウチは本当に辛いです・・。

 

日本では、古くは飛鳥・奈良の時代から、手技の医学が文献に

残っていますが、その歴史は厳しいものだったようです。

 

中国から伝播したり、日本古来の武道家の先生方によって
活法として使用されて、医師の治療を受けられない方や
手術等の緊急処置以外のものを対応してきました。


平安時代になって、中国からの漢方が台頭して、

それまで培ってきた自然療法の「和方医学」という
日本固有の医療が、消えてしまうことを恐れた当時の
平城天皇が命を出して保護しようと「大同類聚方」という
文書に残させたのです。

 

それが、江戸の時代になって、蘭方医学や漢方医学
外来の医学を批判する人たちによって、古来からの
民間療法を再評価する動きが出てきたのです。

 

しかし、明治維新には、欧米化の突き進む風潮が強く
蘭方医学を押し進めていく力によって、徐々に衰退して

いったのです。
それでも、少数の施術家の方が、和方医学を守ろうと各地域で

隠れるように、引き継いできたわけです。

 

その最大の動きは、明治7年の医制改革です。

 

その改革によって西洋医学の時代になるのです。
ところが、明治18年には、現歯科医や接骨業は指定の
試験合格者
のみとなるのです。
その後、各手技療法等の民間医療は、ほとんどが消える
ことになるのです。

 

ですから、今に至るまでの「和方医学」は、ほとんど

一時的にも消えてしまい、そのまま受け継がれたものは

少ないのが実情です。

 

接骨院の始まりは、足立区千住で始めた名倉重直という人で、

千住の名倉といわれ全国にも広まって行ったということですが、

今でも名倉接骨院や名倉堂という名前の接骨院が、

全国に数百件もあるのです。

 

お近くにもありませんか?
ただ、その名倉家の真髄を受け継がれているのは、
もうわからなくなっているとも聞いております。

 

ついでの話ですが、坂本龍馬の剣術道場である
千葉道場の娘、婚約者だった千葉佐那という人も、
1888年8月に足立の千住で千葉灸治院
を開いて、余生を過ごしたということです。

 

昭和に入り、わずかの治療家先生達が
手技治療として活躍され、山田信一氏、野口晴哉氏、

それに古賀正秀氏と受け継がれて今日まで来たのです。

 

いま日本には、多くの手技医学の講習が広まっていますが、

大きくはオステ・カイロ橋本敬三先生の操体法などが
あげられると思います。

 

橋本先生は、残念ながら、整形外科医師の
息子さんや奥様には、最後まで理解して
もらえなかったと嘆いていたそうです。

 

多くの先生方が、その時代ごとに闘われたおかげで、
手技医療が残されているのですね。

たんとん  ♪

国家資格と民間療法、どう違うのか・・?

 今日は、国家資格民間療法について書いてみます。

 

 


  ※医師は、病気の診断とオペと薬を処方できます。

 

日本の手技療法というと、どちらかというと民間療法の
世界のことになりますから、国家資格でない方が多いです。

 

ただ、その指導者となられている方々は、

アメリカ、ヨーロッパの日本以外での教育を受けられており、

その教育方針も技とともに、実践によって作られた技術が礎

となっておられる方ばかりです。

 

そして、その技術は、とても素晴らしいものが多いです。

 

ですが、中々世間に、認めてはもらえておりません。

 

私は、整体から始めてカイロプラクティック、オステオパシー、
そして色々な技術との出会い
、それでも満足のいく治療ができず、
辞めようとしているときに、Drローレンス・H・ジョーンズ博士の
ストレインーカウンターストレインという技法
に出会いました。

 

今でも奇跡の出会いという気持ちでいっぱいです。
この世に神様がいるとしたら、それはDrジョーンズ博士です
とまで、患者さんに宣言しています。

 

 

そして、私と同じ苦しみを抱えている、交通事故の患者さん

を救いたいと、52歳で接骨院の学校に入りました。

 

 今日までに、9500人以上の患者さんとの出会いと、

色々な国内外の先生の指導のおかげで今があります。

 

たしかに、机上の上での勉強も大切です。

でも、やはり100の理論より1つの実践です。
なぜかといいますと、人は誰一人として、同じ人はいません。
たとえ、瓜二つの一卵性の子供であっても違うのです。

 

ですから、その顔の表情や目の力、患部の皮膚の状態、
何処をかばい、どれほどの期間耐えてこられたのか、
それによっての弊害はどこに来ているのか、
ということを探るのです。

 

国家資格は、医師が頂点となり、それに看護師、理学療法士、

作業療法士、検査に関わる臨床検査技師、レントゲン技師と
医師の周りには、多くのスタッフが支えるようにして
医療を行なっているのです。

 

医師になるには、6年の期間と5000万円~1億円とも
言われる学費が必要です。
歯科医も同じです。
医療スタッフは、350万円~600万円で3年以上の勉強期間

と、国家試験の合格が必要です。

 

しかし、民間療法では、その統一した教育基盤がありません。
受診される時は、必ず回り周辺の評判を聞いて確信を得てから、
民間療法を受けるようにしてください。

たんとん  ♪

平均寿命、日本は何歳・・?

皆さんは、日本人の平均寿命はご存知ですか?
日本人の「平均寿命」は、男性が79・94歳、女性が86・41歳です。

 

 


  ※健康で長生きなら、平均寿命は無制限・・?

 

ただ、感染症はなくなりましたが、色々な病気は増えています。

高血圧症、糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞、脳卒中、認知症、
ガンなどの生活習慣病等
、健康に対する不安を数え上げれば、
ますますの医療費の増加は避けられないでしょう。

 

食生活と病気・・。

 

すみません。何度も書いていますが、医療費は40兆円

超えました。
平成27年の国家予算は96.3兆円です。
税収は、54兆円で借金が42.3兆円です。

 

これはアメリカでも同じ状況となっていますが、
どう考えても継続維持できるようには思えません。
であれば、何としても自分で治癒力を高めて、
病気にならないように生活していくしか

方法はないですね。

 

そこで、皆さんは何を思いつくでしょうか?
健康補助食品、

つまりサプリメントを摂るという手段でしょうか。
サプリメントはアメリカが本場?ですが、

薬といえば日本です。
世界の薬の40%を消費しているということは、
少し考えを改める必要があると思います。

 

日本は、世界の1.6%の人しか住んでいない

のですからね。
そこで、以前にも書きましたが、

WHO(世界保健機関)で理想的な食事は、

日本の「元禄時代前の食事」、ということが

言われています。
当時の庶民の食事は、本当に粗食で、
1日に2食
の生活だったのですね。
1日2食といえば、朝と夕とか昼近くと夕方とかいわれて

いますが、なぜ3食になったのでしょう。

 

元禄時代になると、武家屋敷の人たちやご家来衆は、
戦はなくなり、朝はその支度や準備はいらなくなるし、
時間があればまあご飯でも食べようかとなったのです。

 

さて、その2食も、玄米ご飯で、発酵している

手作り味噌に糠漬けの漬物、時々川魚とか、それに

天然塩や溜まり醤油で、全てが天然物だけです。

 

これですから、病気にはなるはずがないのですが、
その頃の日本は衛生面が悪く、肥溜めの便所からは

洪水にでもなれば、あふれ出る汚水が井戸や川に流れ

感染症を起こすのです。

 

また、食事もきちんと摂れればいいのですが、
体力をつくる米は、年貢米で取られ、大根、芋等の野菜で

膨らますように炊いていたと思われます。


ですから、庶民の人々は貧困で、

生活は苦しく免疫力は落ちていたのでしょう。
その感染症という病気の歴史が、西洋医学の歴史なのです。

たんとん  ♪

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