2016年, 7月
え、めまい・・?
昨日は参りました。
朝起きたら、クラッ・・。あれ、何だろう・・。
トイレに行くのにふらつく自分・・???血圧かな・・?
※めまいやふらつきの症状は本当につらいですね・・。
毎朝、5時前に起きて風呂のスイッチを入れる。
「お風呂が沸きました!」のスピーカから流れる音に、
目を擦りながらお風呂に入るのがもう日課となっている
ので、ふらつきながら風呂に入るが頭は不安で一杯状態。
さらっとだけにして、風呂を出るが依然として嫌な
ふらつきというか、地に着かない症状が続いている。
食欲も気になるせいか、余りないような感じ・・。
身支度をして、一階の治療室に行くが用事が詰まって
いるので、血圧計で測る時間もない。
え、熱中症・・?
でも何か辛い症状に覚えがあるので、もしやと思い
頭を触ってみた。
動いていない・・。
頭蓋リズム(CRI)が動いていない・・。
そうか、だからこんなに嫌な感覚だったんだ。
手早く用事を済ませて、自分で頭蓋療法をする。
頭蓋リズム(CRI)は、高熱・事故・強いストレス
過労と身体に強いストレスを感じるとほとんど
静止状態になる事が分かっています。
10分ほど、少し休んでからゆっくり動き出してみる。
ちょっとふらつきが残っているが、気分は天と地ぐらい
違っている。
30分ぐらい経ったときには、もういつもの
自分に戻って元気になっている事に気がつく。
頭蓋リズム調整法は、ほとんど知られていない療法
ですが、急な記憶障害など、余り放っておける症状
ではありません。
ですが、その症状の治療が出来る人は、ほとんど
いないというのが現状なのです。
たんとん ♪
昭和47年の冬、21歳の誕生日前日・・。
今日から、私のことについて書いてみたいと思います。
すみません、何かのお役にたてたら幸せです。
※頭痛・めまい・首痛・肩痛・不整脈、辛いです・・・。
昭和47年の冬。21歳の誕生日を迎える前日。
今の西東京市で単車に乗り、顧客回りの仕事中に
バスに飛ばされて転倒。
すぐ近くの病院へ連れて行かれ、頭部や擦り傷等の
検査処置で、頭部・背部の打撲という診断だった。
家に帰り風呂にも入らずそのまま横になって寝た。
何気なく頭を動かした時にヌルっという感じがして、
「あれ、なんだろう?」と手を当ててみたら
薄暗い中で指が赤く染まっている。
「あ、出血だ。」とりあえず、当時は医学の知識も
全くないし、事故は以前にも4~5回は経験して
いたけど、頭部というだけで、結構な恐怖を感じた
ことを思い出します。
「止血しなきゃ。」
と、周りの手ぬぐいか何かで押さえていたら、
なんとそのまま寝てしまったのです。
でも、少し押さえている時間があったらしく、
出血は止まっていました。
寝ちゃいけないなと思いつつ寝るという、
自分の無責任さにもあきれましたが、
頭の両脇を剃ってまで検査をしたのに、
なんで傷を見つけられないんだ?ということに
腹立たしさを感じてきて、ちょっと医学に
不信感を抱いた時でした。
それからは、不信感もあり病院にもいかずに、
そのまま治して?しまいました。
若い時というのは、無鉄砲なのは仕方ないかなと、
思いますが、
「これぐらいで病院に行くのは、軟弱男だ!」という、
どうしようもないほど私は外弁慶でしたね。
それから、4年ぐらい経って妙に肩が張るのに
気が付きました。
「あれ、なんだろう?」・・?その症状がだんだん
広がってくる感じがして、時々自分の手が肩に行って
いるのに気が付きました。
「何か、辛そうだね・・。」
同僚からも言われるようになり、
つい「首や肩がつらいんだよ。」と口にも
出るようになりました。
「これは、病院で治せるものなのかな?」そう思いながら
病院の門をくぐるのを躊躇している時に、あるお客さんから
「000という所に、000さんという何か治療みたいな
ことをしている方がいるよ。」
と聞いて、西洋医学しか知らない私が、まあ話だけでもと
とりあえず行ってみました。
普通の家で看板も出ていなかったと思います。
「怪しい・・。」
玄関を開けてみると、大きい衝立の奥にベットが置いてある。
「はい、こんにちは!」元気な明るい声が聞こえて、
笑顔が素敵な奥さんが顔を出してくれました。
その表情から、不安感が抜けていく感じで、
「ちょっと話をお聞きしたくて・・。」と衝立の部屋を
通り過ぎて奥の部屋に案内されました。(つづく)
たんとん ♪
男と女の違いとは・・?
今日は、健康の話をさておいて、
「男女の違い」を見てみましょう。
※男には男の事情、女には女のふか~い事情がね・・。
皆さんは、そうではないと思いますが、人間という生き物は、
いつも「夏休みの宿題的な生き方」をしてしまいます。
そのうちそのうちという感じですね。
今日は寒いから、今日は暑いから、今日は雨だから、今日は・・・。
できない理由は、本当に楽に見つけられますし,
楽に楽にという風に流されていきます。
いや、これは当然私のことですが・・。
どうやら人間という生き物は、
天の邪鬼にできているのかもしれません。
さて、男と女という、人間には二つの性がありますが、
性格は全く違いますね。
ではどんな風に違うのかというと、
「ライオンの家族を見ると理解ができるよ。」
と私は言っています。
雄ライオンは、戦いのときと食事の時だけ動きます。
つまり、世間体や社会的なことでは頑張るわけですね。
たとえば、会社内での出世とか社会的地位の意識が強いため、
勝者、敗者にこだわります。
ですが、育児とか家族の中では、今一つ積極性がありません。
雌ライオンはというと真逆で、子を守るとなるとすごい戦いを
するのですね。餌をとるのも雌ですしね。
一般的に人間はというと、男は地図を読めて女は読めない。
では言語野の発達というと、男は成人になった時ぐらいから
衰えてきますが、女は脳の病気にでもならない限り衰えません。
また、白黒をはっきりさせないと駄目なのが男で、
うなずいてくれるだけで、白黒なんであまり気にしないのが
女ということなんです。
どうでしょう、当たっていますか?
また学ぶ科目としては、男は理系で機械が好きで、
女は文系で協和的な生活を好むといわれていますが、
さて、皆さんはどうですか?
ところで、手の指の長さで、「男性脳」か「女性脳」かが
わかるってご存知でしたか?
第二指の人差し指と第四指の薬指ですが、
人差し指が長い人は、「女性脳」で、
薬指が長い人は、「男性脳」ということです。
その差がはっきりしている人ほど強いというわけです。
皆さんのパートナーに、手相を見るふりをして
確認してみてください。
それで納得したら、
あまり出来ないことは望まないようにしましょう。
お互いに、出来ることを補佐しながら
楽しいことを生活の中に見つけましょう!
たんとん ♪
高血糖と低血糖とは・・?
最近の患者さんは、
どんな病気で医療機関に来院されているか、
皆さんはおわかりになりますか?
※甘い誘惑・・。(「生命をつなぐ」第4回は10/16予定です。)
第一位は高血圧症で、797万人です。
次には、歯の疾患で600万人です。
そして次は、237万人の糖尿病で、ガンの151万人と続きます。
すごい数の患者さんですね。
今、私の治療院には、医療関係の方が2割ぐらい
通院されていますが、医師、救急隊の方や看護師の方、
それに介護に従事されている方など、皆さん本当に 身体を
酷使しておられるようです。
患者さんとの対応や緊急処置等は、交感神経も
興奮した生活になってしまいますので、高血圧や歯の疾患、
糖尿病、ガン、脳血管疾患(脳梗塞・脳出血等)、白内障、喘息、
虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞等)、統合失調症、
胃潰瘍・十二指腸潰瘍といろいろな病気を引き起こします。
この全ての症状は、自律神経の交感神経亢進症状が
原因になっているのがわかっています。
それに、耳鳴りなどの突破性難聴もそうですし、
身体の冷えやリウマチや全身性エリテマトーデスなどの
膠原病もストレスの積み重なった症状といえるのです。
私たちは、ストレスの感じない生活を望んでも、
たしかに、一切のストレスを排除した生活は出来ないでしょう。
少なからず、ストレスを感じた生活を送ることも必要ですから
その交感神経の興奮を緩和させる方法を、何らかの方法で
実践していくように気を配る必要もあります。
どうしたらよいのでしょうか。
それは、まず第一に食生活の改善です。
ヒポクラテスのあの「食物を薬とせよ。」ということです。
たとえば、海藻類でのカルシウム補充です。
カルシウムといえば、あの骨を思い浮かべますが、
骨の中には99%ものカルシウムが含まれています。
ですから、血液内に不足を起こしても副甲状腺(上皮小体)
というところが骨から摂って血液内に補充します。
ただし、カルシウムを補充をしないままだと、
骨がスカスカとなる骨粗鬆症という病気になってしまいます。
そうなると、当然骨折が多くなってきます。
交感神経の過敏は、低血糖症状が関係していると言われる
ようになりました。
低血糖は、缶ジュースや、お菓子類の多食からインスリンの
出が悪くなって、まず高血糖になってしまいます。
それを、調整するために膵臓からインスリンを補充しますと、
今度は、低血糖になりやすくなります。
その症状は、危険を知らせる症状として、
手指の震え、頻脈、動悸、生欠伸等になって出てきます。
そんな時は、自分でもわかりますので、飴などで
補充すれば治ってきます。
実は、私も昼近くや17時頃になると力が入らなくなったり、
震えが出たりするので、飴をもらってなめます。
以前、血糖値と血圧変動で大変でしたが、玄米菜食を徹底し、
体重を12kgをダイエットして、一ヶ月で正常にしました。
最近になって、糖尿は、砂糖、缶ジュースやお菓子類だけでなく
白米や白パン等でも起こりうることがわかってきました。
皆さんも、玄米菜食ではなくても、甘いものや乳製品を含む
動物性蛋白質は酸性食品でもあるし、減らす必要があるようですね。
たんとん ♪
咳が止まらないという方の方程式は・・?
最近ですが、咳が続いて悩んでる方がみえられます。
まずは、「咳が止まらない方」というと、「喘息」
を思い浮かべられるかと思います。
※あの~、マスクといってもそのマスクじゃなくて・・。
セルフケアについては、以前書きましたが、参考にして下さい。
日本人の喘息患者数を調べてみますと、88.8万人(2012年)
ということですが、症状的には実質800万人ぐらいはいる
ということです。
その中で、毎年2000人以上の方が亡くなっています。
子供の小児喘息は、大人になって行くにつれて改善されていく
のですが、怖いのは大人の喘息です。
私は、今から23年ぐらい前に、ある患者さんの首の痛みを取ろう
と闘っていて、だいぶ楽になったとお帰りになったのです。
3日ぐらいして来院されたときに、
「不思議だね、あれから咳が出なくなったのよ。」
と言われ、「え、喘息だったんですか?」と尋ねたら
「ええ、そうなんですが、この前の治療から出なくなって・・。」
その言葉を聞いてからは、喘息の患者さんを救いたい
という気持ちが強くなり、webでも書いて広めようとしましたが、
残念ながらまったく喘息どころか、咳の患者さんもみえませんでした。
何とか喘息の治療をしてみたい、という気持ちでしたが、
残念ながら期待だけでした。
その後、ある機会があって、病院の一角で治療させて
頂くことになり、そこの院長は呼吸器系の専門なので、
時々患者さんが治療に入ってくれるようになったのです。
それから、24年間で98人を治療しました。
ただ、一人だけステロイドを十数年続けている方で、
食欲不振で動けなくなり通えない、ということで
来院されず、治せませんでした。
とにかく、その悔しさは今でも持っています。
では、喘息はどうして起こるのか?
西洋医学では、アレルギーがほとんどの犯人です。
ハウスダストや食品アレルギーが喘息を起こすことは
言われています。
しかし、それだけではないのでは、という気持ちが強く、
患者さんのカルテを見直して、こういう癖はありましたか?
こういう仕事はしていましたか?
こういう風にしてテレビを見ていませんでしたか?
こういう格好で、うたた寝をしていませんでしたか?
という得意の、根掘り葉掘りで情報を取りました。
そしたら、ほとんどの方が同じ姿勢をしていた
ことがわかり、「これが原因なんだ!」という確信
を得ました。
ですから、今でも喘息の患者さんを問診すると、
そのような答えが出てきます。
その時は、驚きとともに、「やったあ!」という
喜びとともに、これで患者さんを助けられるという
喜びでいっぱいでした。
ですから、喘息は怖いですが、西洋医学的には
不治の病のように言われているけど、大丈夫です。
喘息は、気管から気管支を支配している
頸部の神経を治療すれば、治る確率は高いです。
手技で改善しますから、当然薬はいらなくなります。
喘息は治る!!信じてもらえたらうれしいですね。
たんとん ♪
耳鳴りと肩こりって関係あるの・・?
今日は、耳鳴りと肩凝りを考えてみましょう。
以前から、耳鳴りの症状を訴える方は多いです。
日本人の10人に1人は耳鳴りを訴えているということですが、
原因は何でしょうか?
※交通事故後遺症が多いけど、パソコン・スマホの影響も・・。
耳鳴りには、種類があって、脳の障害や高血圧・低血圧という
原因が特定出来るものもありますが、ほとんどは
原因がわからないものの方が多くあります。
また、耳鳴りの音の違いもありますが、
気にすれば気にするほど悪化することがわかっています。
まずは、危険性のある、①日中でも耳鳴りが聞こえる
②片方の耳から強く聞こえる③めまいや嘔吐がある等
の症状以外は、自律神経失調症、老人性難聴、突発性難聴、
ストレス、睡眠不足、過労、頸椎障害等いろんな原因を
抱えていることが考えられています。
ですから、その原因をいち早く除くことが治療になるのですが、
中々耳鳴りで病院に行く方が少なく、慢性的になってしまい
ウツにまで進んでしまう方もおられます。
「手技医学」では、耳鳴りの原因も頸椎の歪みによるものもある
と考えており、頚神経2番の影響が多く考えられています。
ですから、交通事故の後遺症や転倒事故等の経歴がないかを、
必ず問診時に聞きます。
そのほかの原因は、横寝での側頭骨の圧迫でも
内耳にストレスを与えて耳鳴りが生じると思われるし、
仰向けで寝ていても、顔を真横に向けて寝る癖があると、
胸鎖乳突筋にストレスを与えて、その付着部の乳様突起が
過敏を起こして、耳鳴りを起こすと考えています。
乳様突起は、含気骨(穴が開いている骨)の一つで
音の増幅作用があるといわれていますが、
それが緊張してしまうと「めまい」だけでなく、
「耳鳴り」も起こしてしまうと思われます。
ですから、原因と思われるものを少しずつ減らしてみて、
その経過を見ることが大切です。
どうして肩こりと耳鳴りが関係しているのか・・?
まず普段、横寝をすれば、肩に圧がかかります。そうすると、
肩の周辺の筋肉にストレスがかかり拘縮が起こります。
そして、血流が悪くなり乳酸が溜まりやすくなって、
さらに筋肉の硬縮が起こるという悪循環が続いてしまいます。
肩周辺の筋肉は、首の周りにも付着しているため、
首の回りも硬く緊張が起こり、寝違えと同じ状態が起こって
しまうのです。
ですから、横寝による肩の緊張は、首や後頭部にも緊張を与え
血流を悪くすることにもなりますが、そうなると、頭部という
大切な部位に、十分な血液を送ることが出来ないため、
脳が栄養不足を起こします。
それが続くと、脳の委縮が起こり認知症の予備軍にもなりかねません。
また肩凝りは、気が付かない人も多く、「え、肩が凝っているの?」
という方も少なくありません。
そこで、マッサージ等を受けられるわけですが、その時に、
一つだけご注意を申し上げますと、強く揉んで欲しいという方が
おられますが、これは、あまり良くありません。
強く圧をかけて揉むことは、その皮膚の下にある皮下組織の
毛細血管を潰すことになり、乳酸等の老廃物を排除する
能力を失うことにもなりかねません。
ですから、できればその筋肉を支配している神経の、
興奮を抑える治療を受けてもらうか、柔らかく解すような施術
を受けて頂ければと思います。
ご自分でも、首をゆっくり左右・上下に動かしたり、万歳をしたり、
肩を回したりは出来ますので、長い時間同じ姿勢をしていた時など
肩を動かして、老廃物の蓄積を排除する予防をしましょう。
また、45分に一回ぐらい、目も休めるようにしましょう!
たんとん ♪
めまいという症状の改善法とは・・?
さて、今日は「めまい」という症状を書いてみます。
「めまい」の患者さんは、上尾市から見えられた患者さんが
思い出に残っていますが、その人は15年もの間めまいで悩んで、
お知り合いからの紹介で来院されました。
※頭痛にめまい・・。特にめまいがつらいですね・・。
問診票を眺めながら、得意の根掘り葉掘りで聞きました。
その方はご主人と一緒に来られて、
「もう家からも出られないので・・。」とここ2~3年ぐらい
あまり外へ出れない状態になったという事でした。
ちょっと奥さんの顔を拝見したら、当然元気がなく
目の力も弱く見えました。
あれ?少し斜視があるけど、本人は気づいているのかな?
と思い、やんわりと「「外方斜視」がありますね・・。」
と聞いてみました。
「はい、そうなんです。」と理解はしていましたから、
「そうですか。それも影響あるんですよ。
私も上方斜視があってね、辛さはわかりますよ。」
といろいろ説明を加えたら「え、あそうなんですか。」
と少し納得の顔に代わってきました。
交通事故はなかったのですが、
小さい頃塀によじ登って、落っこちた経験があると
思い出してくれたので、首の触診と肩から背中までの
緊張はないか触診してみました。
前頭骨と頬骨の捻じれはないか、
頭部のCRI(クラニアル・リズム・インパレス)を確認し
静止状態ではないかを検査しました。
まず、首周辺の筋肉に影響する、頚神経を確認し
頸椎(C1~3)を矯正します。
肩までの、周辺筋を調整してから頭部の調整をします。
頭部は、CRIの動きが弱く、前頭骨と頬骨の捻じれもあり
それを調整してみました。
「どうですか?今は揺らぎやふらつきを感じますか?」、
「いや、大丈夫です。」というので、15分ぐらい休ませてから
自宅での自己調整法を教えておかえり頂きました。
ご主人も、「もう離婚も考えていました。」
と家庭内でのストレスを相当抱えているのがわかりました。
それから二週間目の予約の日が来て、あれからどうなったのか
心配でしたが、奥さんの笑顔を見てもう大丈夫と安心しました。
その日は、点検の意味で首を調整して終わりましたが、
「元気になりました。ただ、今度はいろいろ行事で出ていくので・・。」
と、またご主人の悩みが出てきたとのことでした。
このような患者さんが多いですね。
治療は、酷くならないうちに頚部・頭部の調整を受けて
あとは、ご自分で出来ることをやってご自分を守る、
ということが一番の方法です。
ですから、ただ病院や治療家の先生に依存することはやめて、
その症状と共生していくということですね。
ただ、こういう患者さんばかりではなく、もう数十年とか、
若い時から持っているとかで、めまい止めや安定剤、
入眠剤と薬を多く服用して、それが長期になっている方は
正直難しいし、回復に至るまでは厳しいです。
ちょっとは良くなるのですが、また繰り返します。
生活していくうえでの疲労や睡眠不足が蓄積され、
それに輪をかけて「めまい」の恐怖を感じながら生活
していくことは、相当の精神的な負担が重なってきます。
そのような方は、瞬間瞬間の深い睡眠以外は、
身体を緊張させて寝ることが多いので、
枕に頭を押し付けるように寝ていることが多いですね。
それは、無意識にやっているので、本人は首の痛みや
頭痛・めまいを感じたまま、疲れのたまった朝を
迎えているのです。
大後頭神経に圧がかかりっぱなしですから、
神経も怒るのは当たり前ですね。
私のスタッフの中には、
ブリッジ(仰向けで、身体をそるようにして)寝ていて、
ご主人に「お前の寝方は変だよ、頭とお尻で寝ているよ。」
と言われて、初めてその変な寝方に気が付いたそうです。
私も、どうも何か変だなと思い、
「うつ伏せで寝ているからやめなさい。」
と言ってはいたのですが、さすがにブリッジとは
考えが及びませんでした。
とにかく、早めの対応で改善が可能ですから、
病院での診察と手技での治療も視野に入れた
ケアをしていくことが大切ですね。
たんとん ♪
からだを元気にする方法とは・・?
からだを元気にする方法を、何かやっていますか?
※呼吸法も良いですよ。でもラジオ体操がベストかな・・。
それでは、まず「からだの痛み」について考えてみましょう。
痛みは、身体のゆがみや傷害、または感染によって起こります。
当然ですが、皆さんはものすごく嫌います。
当たり前のことですが・・。でも嫌わないでください。
それは、炎症反応といって、身体のゆがみやケガの修復、
感染症なら菌の排泄という、自然治癒力の働きなんです。
ですから、ノロウィルスに感染したりすると、
増殖力と感染力が桁外れに強いので、それに負けない
ように嘔吐・下痢という排泄で闘っているわけです。
では、その時に何をして応援するかということになる
のですが、食事がとれる方は、少量ずつの食事をして
もらうことと、水分補給もできる範囲でしてください。
緊急排泄をしているのですから、下痢止めなどあまり
良くはありません。
酷くなければ、自然に任せましょう。
ケガの痛みは、それも自然治癒力で骨折・脱臼の他、
傷害部位の傷口が大きい場合は縫合等の、
外科的なものになりますが、
それ以外はやはり自然治癒力で治しましょう。
そして、肩凝りや腰痛の場合、生活の中で歪んだ
身体の修復が必要になります。
これは、睡眠時の姿勢や仕事の姿勢、その他、
生活上の習慣といった姿勢を直さないと、繰り返し
起こりまし、それは、年齢とともにだんだん強くなって
骨自体ももろくなってきますので、早めに気を付ける
ことが大切ですね。
たとえば、うつぶせ寝なら、そり腰になりますし、
大好きな横寝なら背骨や肋骨・骨盤が捻じれて、
有名な坐骨神経を怒らせて、
その痛みで苦しめられることになります。
ただ、横寝は、添い寝されて寝るという、
子供の頃からの習慣であり、親になるとまた
子供に添い寝をします。
そして、おばあちゃんになると孫をあやして
添い寝をします。
ですから、添い寝は一生の生活の習慣ということなんですね。
でも、横寝は何としても直さないと背骨のゆがみから、
交感神経の亢進や、随意神経の興奮により神経痛や内臓障害を
引き起こすことにもなります。
それを、させないためにも脳が「歪んでいるよ!」と、
だるさや冷え、痛みとして、教えてくれているのです。
ですから、いろんな症状を嫌わないようにしてください。
逆に、なんか感じたら「あ、身体の調整時期だな」
という風に思ってもらえたらいいですね。
姿勢からの症状としては、昨日の患者さんですが、
右肩から腕・指まで全部しびれているから治してほしい
ということで、「何かしましたか?」という質問したら
別に何もしていませんと話される。
でも、必ず原因があるというのが私の信念で、
根掘り葉掘りを続けるうちに、
「いつも2時間ぐらい右下にしてyoutubeを見ている
のがいけないのですか?」という。
「これは習慣としてやっておられますね。」という言葉に、
「はい・・。」
やはり、原因はあるのです。
当然ながら、原因としては、
交通事故の後遺症が一番多いですが・・。
たんとん ♪
健康とストレスは最大の影響が・・?
今日は、健康とストレスについて書いてみます。
皆さんは「ストレス」って、あ~これがストレスだなとは
わかる人は少ないのではと思います。
※身体は小さいけど、悩みは大きいの・・。
ではストレスとは何でしょうか?
「ウィキ」で調べてみました。
「生活上でのプレッシャーやそれを感じた時の感覚」
と書いてあります。
通常は、寒い・熱いとかでもいや~な感じがしますが、
それもストレスの一種です。
生活をする上では、あまりストレスとして感じてない
ことでも、徐々に積み重なって後々に症状が出てくる
という事が多いのです。
よく、webにはストレステストのような感じで出ていますが、
まずは「朝起きることがつらい」とか「眠れない」とか
「食欲がない」、「過食気味」、「やる気が出ない」など
ちょっとした気持ちの変化が、気がついていれば
ここまでにはならないのに、ということになるのです。
でも、やはり「ストレス」をゼロには出来ないですから、
それに負けない身体をつくることも大事なのですね。
イラつきを少なくするには、カルシウムですね。
以前は、「立川ペニシリン」という会社の電解カルシウム
という商品があったのですが、いろんなものを試した上で
それを飲んでいました。
飲んだ途端にス~ッという感じで、お気にいりだった
のですが、販売停止になってしまいました。
食品では、海藻類が一番カルシウムが多いので
獲るようにしましょう。特に、「ヒジキ」がベスト食材です。
ストレスは、知らず知らずに交感神経に関わってきますから、
身体が冷えて来たり、酷くなると震戦(ふるえ)や血圧の上昇、
血糖値の上昇という症状から、口内炎、胃潰瘍のような症状、
さらには、便秘症状からめまいまで、ほとんどの病気というものは、
根本がストレスに関わっているという事がわかっています。
ですから、まずはストレスに耐えうる身体づくりに気を配って
おくことや、リラックスできる日と時間をつくる努力を
してください。
ストレスについてもう少し話をしますと、
人の身体は常に安定した状態を保とうとしていますが、
そのホメオスタシス(恒常性機能)は、自律神経を
コントロールする視床下部の影響を真向に受け、
少しの状況の変化も自律神経に影響を与えてしまいます。
発汗・発熱・発赤・頻拍・過呼吸・排尿など、
ちょっとした状況の変化でも、身体に反応してきます。
さらに、重い影響としては、
自己免疫疾患を引き起こしてしまうことなのです。
膠原病(リュウマチ・全身性エリテマトーデス・レイノー症・
強皮症等)や膝関節変形症などの関節炎、
そしてうつ症状もそうですね。
2014年エモリ―大学では、父親の体験ストレスが
子供に影響を与えるということを発表しています。
このことは、ストレスは男性の中に強く入り込んでおり、
それを真向に記憶し、遺伝子にまで影響を受けていて、
子に引き継がれる可能性があるということかもしれません。
やはり、ストレスは溜めないで、ほどほどに受けながら
うまく付き合っていく必要があるようです。
お互いに、心がけましょう!
たんとん ♪
健康と睡眠はどうかかわっているのか・・?
今日は、健康と睡眠はどうかかわっているのかを書いてみます。
睡眠は、健康を維持すること、または症状を改善させるためには、
特に大切な要因になります。
※あの~、ですから橫寝は身体をこわすって・・。
私は、病気またはそのつらい症状には、必ずその原因がある
と言い続けていますが、それを見つけることが最も重要なことで、
患者さんとの問診の中で又は、治療中にも尋ねるようにしています。
根掘り葉掘りの、しつこいくらいにお聞きしてますが、
誰でも過ぎたことや、昔の子供の頃などは覚えていません。
ですが、その過去に負った心や身体の傷跡は、
誰しもがちょっとしたPTSDとして残っています。
ですから、その奥に隠された心と身体の「痛み」を
見つけてやることが、「治癒への道しるべ」と考えて
対応させていただいています。
私は来年、自分の症状に闘いを挑んで40年になります。
自己治療と共に、9500人を超える患者さんと出会い、
その苦しみと生き抜く強さを教えられてきました。
末期のガン患者さんにも出会いました。
癌と真正面から向き合い、
「丸山ワクチンとあなたの治療に決めましたから、
あとは何もいりません。」という言葉に、
余命3か月の患者さんを、私が診ていくことは
許されるのだろうか?
そのことに、毎日悩みながら、身体の痛いところを
取ってあげることしか、他にできない自分に、
ただ、この手の感覚に祈るだけでした。
治療を続けているうちに、いろんな身の上話をお聞きして、
ああそれが癌を作ったんだね、ということがわかり、
ストレスの怖さを教えられました。
1年半のお付き合いでしたが、気丈な方でした。
ストレスは、身近なところで感じています。
「家庭内」次に「仕事」ですが、現代は昔と違い、職を変える
ということは、それほどの命と引き換えにみたいなことはない
と思いますが、「家庭」は逃げられません。
そのような、悩みながら我慢の生活を続けてしまうことは、
「交感神経」の休まる時がなく、睡眠障害を引きおこします。
そして、「交感神経」は、末梢血管を収縮させ身体を冷やし
低体温になってきます。
そうすると脳は、自分の身体を守るために、
新しい細胞が血管を少なくして、栄養が少なくても、低体温でも、
代謝をし続ける物に替えようとします。
それは、古代祖先の海の中で生きていた時に備わった遺伝子です。
それがいわゆる「癌」という細胞です。
癌にはいろんな説がありますが、ドイツのアイソパシーや
米国のオステオパシー、日本の和方、中国の漢方など古き時代の
中にもその考え方が記されています。
日本では、阿保徹(あぼとおる)新潟医大教授
(胸腺外分化T細胞の発見という免疫学では世界的に有名)
がおられますが、その教授の「癌」という物の考え方を、
皆さんも一度お読み頂けたらと思います。
睡眠は、ノンレムとレム睡眠とを繰り返しながら朝を迎えます。
その一番最初の眠りの時に、GHホルモン(成長ホルモン)が出ます。
そのホルモンが、身体の成長や細胞の修復を行っているのです。
そして、疲労の回復もしてくれているのですが、遅くとも11時ぐらい
までに寝るとベストな状態でホルモンを出してくれるのですが、
午前様ですと出ませんのでお気をつけてください。
また、体内時計と自律神経のバランスも崩れてくるので、
うつ症状にもなりやすく、できれば朝は目覚ましで起きることなく、
すっきりして起きられたら最高ですね。
さあ皆さん、睡眠は特に大切ですので、
しっかり睡眠を取るようにしましょう。
それと、早寝早起きですね。
特に今の時期は、副交感が優位になっていますから、
ねむい、だるい、疲れがとれない、痛みが強い・・・。
ですからそのことを理解して、生活をしましょう!
予防対策ですが、カーテンは開けておいて、
朝の光がタップリ入るようにしましょう!
たんとん ♪