2016年, 6月
頭痛の悩みと生活の仕方とは・・?
朝起きて、「頭が重いな・・。」なんて思うと、
「今日一日が嫌な気分で過ごすことになるな・・。」
なんて憂鬱な気分になります。
※憂鬱な頭痛・・。交通事故後遺症や現代社会の課題です・・。
まず、ほとんどの頭痛は、検査しても原因がわかりません。
緊張性頭痛とか、ストレートネックからの影響とか、
頭痛の嫌な感じの症状がよくありますね。
私の場合は、一日のうちでも数回、片頭痛という
感じの症状が出て、うっとうしい時が時々あります。
嫌ですね。皆さんは、どうですか?そういう時はありませんか?
昨日も頭痛の患者さんが見えましたが、辛かったと思います。
実は、オステ治療をすると痛みは本当に楽になるのですが、
症状はやはり繰り返すことが多いです。
負担がかからないように、うまく生活をしていけたら、
それほど酷くはならないのですが、仕事とか、
家事もありますからそうは簡単ではありません。
でも、配偶者の方に理解をしてもらって、
協力をしてもらうことが出来れば違います。
それには、まずどんなにつらい症状なのかを
ご家族に知ってもらうことが必要ですね。
痛みがある方も、支える配偶者も、
いくら仲が良くても本当の所は、
痛みも何も本人しかわかりません。
辛いのはわかりますが、できれば朝から口に出す
ようなことはしないように努力しましょう。
「さあ、ちょっと頭も痛いけど、五体満足なんだからね。
生きてる証拠だ!」と心を切り替えて、「痛い痛い。」
という言葉の代わりに、「おはよう!今日は000だ!」と
言うようにすると、気持ちがまるで違ってきます。
明日から始めてみてください。
相手の方も、つい、
「おはよう!あれ、今日は気分がよさそうだね・・!」と、
心が軽くなって、二人の隙間が埋まっていくことになります。
誰の一日も、同じ24時間しかありません。
1日は、カゲロウという生き物の一生です。
あなたが変われば、周りも変わっていくのですから。
ではどうすればいいのかというと、
自分で出来る治療法を覚えてもらって、対応してもらう
ということです。
簡単な自己治療法を、いろいろ書いていますので、
是非実践していただいて、頭痛から解放されてください。
たんとん ♪
頭痛の悩みとセルフケア・・その2
<からだの方程式=頭痛のセルフケア2>
今日は、頭痛の2回目で、目の後ろにくる痛みや後頭骨の痛み
についてのセルフケアを書いてみたいと思います。
※セルフケアは、無理をしない気持ちのいい様に、なんですが・・。
この症状も多いですね。
この症状は、ストレートネックというまっすぐな首の方に
多い症状で、交通事故の経験者は、ほとんどの方が
悩まされています。
これは、頭の重さをまともに首の1番・2番の頸椎が
受けている状態で、特に2番の頸椎の上から出ている
頚神経2番は、後頭骨から頭頂骨まで支配しています
から、この神経を怒らせると大変なのです。
神経は、椎間板の所で脊髄から出ているのですが、
前枝・後枝と分かれて出てきます。
この神経は、人間最大の後枝であり、
頭痛めまいを起こしてきます。
人間は、睡眠の方法もいろいろその人その人に
癖があり、まずは横寝が左右どちらかにあります。
お母さんが右利きなら、右手を動かし安くしますので、
つい左を下にして子供を寝かせるようにします。
そうするとお子さんは、
右下にしてお乳を飲んだり添い寝をしますね。
また、交通事故等で「むちうち症状」になり、
まっすぐな首になると、寝にくくなって昔の癖で
横寝をして、上部胸椎をゆがめてしまうことにもなります。
そうなると、次第に肩凝りも起こるようになり、
寝違えを起こすようになってきます。
さて、遅くなりました、セルフケアです。
まず、顎を出して両手で支え、首を縮めるように
してみてください。
少し楽になったような気がしますか?
するという方は、まずは「正解1」です。
そのまま動かさないように、じっと3分間維持してください。
どうでしょうか?少し楽になりましたか?
全然楽になっていないとすれば、角度がちょっと違うようです。
頭を上げる角度か、左右の角度を、
ほんの少し動かして、微調整をしてみてください。
楽になる位置が必ず見つかります。それを「正解2」とします。
「正解1」「正解2」か、または両方か実践してみてください。
優しく気持ちいい程度に、ゆっくりやってみてくださいね。
自分でやれればもう大丈夫ですよ。
たんとん ♪
頭痛の悩みとセルフケア・・その1
<からだの方程式=頭痛のセルフケア>
今日からは、セルフケアシリーズとして、
症状別のセルフケアのやり方を書いてみますので、
無理をしないように実践してみてください。
※PC・むち打ち後遺症・睡眠不足・・。現代社会の課題ですね。
まず頭痛ですが、頭痛は、その痛みの部位によって
原因がすべて違います。
図で示せればいいのですが、今日は、文字で我慢してください。
(近いうちに「セルフケア」に画像にしますので・・。)
まず頭痛がある時に、皆さんは何をして闘っていますか?
頭を押さえて我慢ですか?
痛み止めの薬ですか?
それとも、楽になるまで寝ていますか?
皆さん、いろいろな方法で闘っておられることでしょう。
ただし、独自判断は危険ですので、必ず診察を受けてください。
その結果を踏まえての「セルフケア」ですので、ご理解ください。
★痛みが強く嘔吐や意識障害がある場合は、
必ず緊急に検査を受けてください。
頭部ですので、検査をしてもらうということを第一にしてください。
それで、何でもないですよという診断であれば、
そこからが自分で治すという闘いが始まるのです。
さて、脳血管等に異常がないとわかってからは、
あとは、薬を飲み続けるか、自分の努力で治すかです。
今日は、「頬やこめかみから、頭にかけての痛みの治療」
を書いてみます。(以前にも少し触れていますが・・。)
まず、すぐに薬を飲むということではなく、「痛みの場所」と
「ズーか拍動性か」、「どんな時か」を確認してください。
毎回同じところに痛みが来る場合は、
何らかの癖が自分にあるということを認識して、
それを確かめていただきたいのです。
まず、耳の後ろにある骨(乳様突起)に触れてください。
頭の痛い方は、その骨も痛いと思います。
その骨の先を触りながら頭を下げるようにしてみてください。
例えば、頭の痛みが右なら、
左の手で後ろの骨の先を触ってください。
次に、右手で頭の後ろを触り、確認しながら、
痛みが無くなるように頭を前に下げるように
してみてください。
ゆっくりと静かに行ってくださいね。
頭を下げたら、微調整として、
顔を左に少しずつ向けるのがコツです。
右手で触っているところの痛みが和らいだら、
まずそこで、3分間無意識状態を作って我慢してください。
3分経ったら、出来れば左の手で、額を起こすようにして
下げた頭を戻してください。
それを2~3回やってみてください。
特に痛みがある時は、モニターにしやすいので、
痛みが無いところを探すようにしましょう!
まずは、ここからが「セルフケア」のスタートです!
たんとん ♪
健康を害するサプリメントって・・?
サプリメントの効果ってあるのですか・・?
サプリメントといえば、アメリカですね。
※オラ、運動しているから健康だし・・。
サプリメントとは、アメリカの食品の区分の一つで、
ダイエタリー・サプリメントの訳語であると書いてあります。
日本では、栄養補助食品とか健康補助食品とか
呼ばれて略称は、「サプリ」です。
一般的には不足しがちなミネラル・ビタミンや
アミノ酸などの栄養補給を目的にしています。
ただ、先進国のように飽食の時代にあって、
不足する栄養素なんてありえないし、本当は余分なもの?
ともいえるかもしれません。
2013年12月に、アメリカの研究者のよって
報告されたのは、じつに、真逆の有害論だったのです。
「栄養不足のない方にとって、ミネラル・ビタミンは、
慢性疾患の予防や死亡リスクの低減に効果はなく、
その一部は特定の疾患リスクを高める可能性がある!」
これは、アメリカの「ジョンズ・ホプキンス大学」
の教授をはじめとする医師の人たちが、
医学誌「アナルズ・オブ・インターナル・メディシン」
に発表したものです。
それから、ベータカロチンが肺ガンリスクを高めるとか、
ビタミンEやビタミンAは逆に死亡率を高める
可能性があるとか、ビタミンDも有意義な効果が
あるという根拠はなく使用されていた。
などなど、過去に正しいと言われていたことが、
疑問視されるような真実がだんだん
明らかになって来ています。
そして、1988年から1989年にかけて、
必須アミノ酸である「L-トリプトファン」を含む
昭和電工の健康食品が、摂取した人の血中に、
好中球(顆粒球)が異常に増加し、
筋肉痛や発疹を伴う症例があり、
トリプトファン事件として被害1500件以上で
死者38名も出ているのです。
1910年にビタミンが発見され、
その後サプリメントとして消費されるようになったのですが、
誇大広告や「欠乏症ではない方のサプリメント使用は
必要がない」等の表示を巡ってFDA(アメリカ食品医薬品局)
とサプリメント産業のNHF(全国健康連盟)との
闘いが続いているようです。
みなさんも、その効果等を丸呑みにしないで、
情報を取りながら使用することをお勧めします。ご注意を!!
それでは、ガンや病気に負けない力とは何でしょうか?
それは、免疫力・自然治癒力・抵抗力、いろいろ言いますが、
自分の身体にもともと備わっている健康を維持する力、
ホメオスタシス(恒常性維持機能)のことですね。
例えば、「風邪」をひいたりすると、
すぐ風邪薬を飲んでしまいますが、
本当は自分の自然治癒力を信じて、
38度の熱が出るくらいまでは我慢していることが
正しいのです。
なぜかというと、体温と免疫力は大変関係が強く、
体温が一度で6倍の免疫力が上がるといわれており、
2度で36倍、3度で216倍?になるといわれています。
いろんな病気がありますが、
感染症に関しては、特に免疫力が弱いと菌の感染力に
負けて長引いていまったり、悪化したりします。
ですから、薬の飲み方を、
免疫力を活かすように飲んでもらえれば、
身体の中の治癒力が頑張って治してくれる
という事になるのです。
よく、この「薬が治してくれる」とか話を聞きますが、
薬は免疫力を補助をするだけで、治すのは自分の力、
つまり自分の自然治癒力なんですね。
よく誤解があって、薬や手術が主な西洋医学は、
感染症や外傷では大きな力を発揮してくれますが、
上下水道が完備された現代では、
感染症は風邪ぐらい?しか無くなりました。
ですから今の症状は、90%ぐらい自律神経の異常や
その影響で起こる症状であるため、
薬という武器では闘えない状況になってます。
逆にその薬によって、
睡眠障害やうつ、ガン・認知症・アレルギー・・・等々、
生活・住居環境や化学物質、食生活・夜更かし等の
ライフスタイル、ストレス・薬物等での
交感神経亢進による症状など、
西洋医学で解明できるものを超えていると
以前イングランドジャーナルにも掲載されていました。
ではどうすればいいのかという事ですが、
やはり「生活習慣を変える」ことを、まず実践して
みてください。
例えばですが、糖尿の方が病気を治すには、
何をまずしなければならないでしょうか。
そうです。「甘いものを断つ」ことですね。
「膵臓」が疲れ切って瀕死の状態でいるわけですから、
休養させなけれななりません。
そんな時に、甘いものを止められないといって
食べ続けていたらどうなるでしょうか?
健康は、少しの工夫で与えられるものなのです。
たんとん ♪
「免疫ビタミン=LPS」で敗血症・・?どういうこと?
「免疫ビタミン=LPS」で敗血症・・?
題を見て、何だこれは?と思われたとおもいます。
※いつまでもすこやかに・・。
実は、杣源一郎先生の本を読んでみて驚きましたが、
「LPS」は、一時は敗血症の原因と考えられていた
ということなんです。
いま禁煙で嫌われ者の煙草は、初めは薬として日本に入ってきた
という事で、実際には認知症や神経性腸炎には効果がある
ということですが・・。
でも「LPS」ですが、今は、身体に影響はないことがわかって
きていますので、大いに活用してほしいと思います。
では、まずどうやって大発見につながったのか
ということを書いてみます。
ある製粉会社から、「小麦粉に水を加えて練ってグルテンを
取り出した後の水が捨てるものだけど使ってみませんか?」
という、申し出があったというのです。
無料ならという事で、研究したらその廃液の中に
マクロファージを大いに活性化させる何らかの物質が、
高濃度に含まれていることに気が付いたのです。
ですが、小麦自体のものではないことに気が付き、
「ではいったいそれは何だ?」、という事になった
のですね。
そのことを研究していくうちに、小麦自体ではなく
小麦にくっついている細菌の成分であることに
気が付いたという事です。
それならと、世界中の小麦を集めて成分分析をしたんですね。
科学者は、すごいですね。
そしてこの細菌とその細菌の細胞膜に突っついている物質
<糖脂質=リポポリサッカライド>を発見することになったのです。
ではなぜ、免疫にかかわってくるのかというと
アメーバという生き物はご存知ですか?
身体の中には、外敵から身を守るための
兵士がいろいろ存在します。
そして、その兵士の中でも、身体の最先端で頑張っている
兵士が「マクロファージ」というアメーバみたいなものなんです。
そのアメーバみたいな「マクロファージ」が
元気を出してくれると、「インフルエンザ」だろうが、
「ノロウイルス」だろうが、「ガン」だろうが、
何でも来いという事になるのです。
通常は、この状態を維持していることを「ホメオスタシス」
というのですが、最近は私たちのそれが
落ちてきているようなんです。
その「マクロファージ」を強く元気にするのが、
LPS「リポポリサッカライド」というものなんです。
そして、そのLPSの宝庫が玄米なのです!
たんとん ♪
リポポリサッカライドと免疫力とは・・?
ガンという名の贈り物・・。
※お、は、よう~!!今日も元気だよう~!
今日は、少し「ガン」と「LPS」のことについて書いてみます。
何回か、ガンについてはお読み頂いているのですが、
最近特に、身の回りに、ガン患者さんが増えてきて
いるように思えませんか?
人間ドッグや市町村の検診があってもガンが減らないし、
逆に、増えている(特に乳ガン・前立腺ガン)という現実は、
異常と言えます。
1976年当時は8000億円の医療費が、今は40兆円を
超えているのです。
人口はというと、1200万人が増えてはいますが、1割ぐらいです。
それなのにガンが増えているということは、
脚気と同じに、食物が関係しているということが考えられますね。
当然、こうすればガンが治るとか、これを飲めばガンが治るなどと、
健康の本にはいろいろ出ていますが、ではそれをやりさえすれば、
すべての方が治るというわけでは、確かにありません。
では、どうすればいいのかということです・・。
私は、闘いをしないでただ待つだけでは、
必ず悔いが残ると思います。
では、何がその闘いの武器になるのか?
手術・抗がん剤・放射線の現代の三大療法は、どうだろう。
実際にガンになったら、皆さんはどうしますか?
以前にも言いましたが、私は蝶形骨洞(両目の間の後ろ)に
腫瘍があります。
良性なのか悪性なのかは、やはり当時は悩みました。
医師に、「耳鼻科を紹介します。」と言われましたが、
丁寧にお断りし、そのままにして今年で15年目になりました。
またそれ以前にも、喉の所に硬いものが出来て、
それもまた腫瘍かなと思いましたが、菜食と遠赤外線ドームに、
頭から入ったりして自分で闘かってみました。
今は、しこりは全くありません。
今は、玄米と菜食に任せて、自然治癒力を信じ、
これからもこれを続けていく決意です。
治療にも、予防にも、私には玄米採食が闘いの武器なのです。
その玄米に多く含まれるのがLPS(リポポリサッカライド)です。
ガン・認知症・アトピー・アレルギー・肌荒れとすごい効果
というのです。
以前、日本テレビで放映された、
「世界で一番受けたい授業」の中で紹介された<LPS>
というものです。(このブログでも何回か書きました。)
それは、「リポポリサッカライド」といって、
免疫ビタミンと呼ばれるものです。
専門的にいうと「パントエア菌」という菌で、土壌に多く、
空気中にもあるということです。
免疫というと、最初にマクロファージという貪食細胞です。
この細胞こそが、身体のあらゆる症状を予防する兵士です。
その兵士がしっかり身構えている、一番良い状態の
スタンバイ状態(プライミングという)にしてくれるのが、
この<LPS>ということなんです。
日本では、香川大学医学部(杣源一郎先生スタッフ)において
長年の研究で、量産に成功いたしました。
そして<玄米>です。
玄米は、外から「蝋=ロウ」・「糠=ヌカ」・「亜糊粉層=アコフンソウ」・
「澱粉層=デンプンソウ」となっていますが、PLSは、
「糠=ヌカ」・「亜糊粉層=アコフンソウ」に一杯入っているのです。
さあ、玄米を美味しく食べて、身体を守ってくれるマクロファージを
スタンバイ状態(プライミング)にしてあげましょう。
たんとん ♪
「免疫ビタミン=LPS」の正体は・・?
「免疫ビタミン=LPS」の正体は・・?
何回か、LPSについては書きましたが、今日も書いてみます。
<生きるエネルギーは、玄米です!>
※すご~い!アメリカの水田です!実際に見てみたいです・・。
「また玄米か」。皆さんの声が聞こえてきそうです・・。
でも、病気になって苦しむのは患者さん自身ですから、
真剣に「予防」ということも考えてみて貰いたいのです。
その一つに、以前に放送されたLPS(リポポリサッカライド)
という物質です。
土壌や空気中にもいる、どこにでもある物質ということで、
「なんだ、それじゃあ大丈夫だ!」と安心されると思いますが、
実はそうでもないのです。
空気中には、空気清浄機などの利用で、
ほとんど少なくなっているし、
土壌の中にいても、野菜等がきれいになり過ぎているということで、
最近は非常に少なくなって来ているのだそうです。
それでは、それを含んでいるものをいっぱい食べればいいじゃないか、
ということになりますが、ではどんな食べ物かということを
書いてみます。
まずは第三位です。それはきのこ類ですね。
そして第二位は海藻類です。そして・・・、第一位は玄米です!
また、びっくりマーク「!」をつけてしまいました。
その玄米の構造ですが、外側から中心に向けて
<蝋→糠→亜糊粉層→澱粉>という様になります。
その中で、糠と亜糊粉層という所に大量に含まれている
ということです。
では、その物質はなんなのだろう?と不思議に思われることでしょう。
それは、「パントエア・アグロメランス(パントエア菌)」という、
グラム陰性菌の細胞膜表面にある物質です。
その物質が、LPS(リポポリサッカライド)という物なのです。
それは偶然の研究から、見つかることになったということですが、
その物質がなぜ、肌荒れやガンや認知症、アトピー、アレルギー等の、
普通で言えば難病の部類に入る病気に効果があるのか、
LPS(リポポリサッカライド)を調べてみました。
以前、日本テレビで放映された、「世界で一番受けたい授業」
の中で紹介された<LPS>というものですが、
正式名称は「リポポリサッカライド」といって、
「免疫ビタミン」と呼ばれるものです。
さて、どんな働きをするのかというと、
免疫と言えば、体内にマクロファージがいます。
このマクロファージは、
元気がないと、細菌等の侵入者を止めようとせず、
じっとしたまま動きません。
でも、元気がよすぎると死んでしまうのです。
その一番良い状態の、スタンバイ状態(プライミングという)
にしてくれるのが、この<LPS>ということなんです。
このメカニズムは、
ブルース・ボイトラー博士他(米国ノーベル生理学賞)で、
解明されているものなんですね。
日本では、香川大学医学部(杣源一郎先生スタッフ)
において長年の研究で、量産に成功いたしました。
そして<玄米>です。
玄米は、外から「蝋=ロウ」・「糠=ヌカ」・
「亜糊粉層=アコフンソウ」・「澱粉層=デンプンソウ」
となっていますが、PLSは、「糠=ヌカ」・
「亜糊粉層=アコフンソウ」に一杯入っているのです。
さあ、玄米を美味しく食べて、
身体を守ってくれるマクロファージを、
スタンバイ状態(プライミング)にしてあげましょう。
たんとん ♪
健康とビタミンの関係は・・?
今日は、ビタミンて何・・?ということをテーマに書いてみます。
※美しい水田ですね・・。いつまでも残っていて欲しいです。
それでは、皆さんはビタミンてなんだかご存知ですか?
現在、正式に認められているものは、水溶性が9種類、
脂溶性が4種類です。
(脂溶性は、取りすぎると副作用的に症状が出ますので注意!です。
ビタミンD,A,K,E(「だけ」と覚えてください。)
が水溶性です。)
ビタミンの主なものは、症状(病気?)との闘いの中から
研究者によって発見されたものが多くあるのです。
代表は脚気(かっけ)です。
白米の影響とわかるまでは、「江戸患い」として
世界にも伝染病として有名になりました。
それでも、「江戸から離れて生活するとなぜか
治ってくるという伝染病」???だったわけです。
当時は、「コッホ」「パスツール」の病気はすべて細菌のせいだ、
という理論が主流であり、日本でも野口英世、北里柴三郎等
有名な方がいますが、やはり感染症の原因となる細菌を見つける
という時代であり、食べ物に原因を求めることはなかったのです。
でも、そうしている間にも「脚気」の病は広がっていったのです。
ところが、それが「ビタミンB1」を見つけるきっかけになった
というわけです。
では脚気とはどんな病気なのかというと、
脚と書いてありますが、心不全や末梢神経障害を起こすもので、
下肢にむくみやしびれが発症し、痛みが出てきます。
それで脚の病気のように言われたのかもしれません。
原因は、白米によるビタミンB1の欠乏症で、
今でもこの病気にかかる方がいるということです。
ですから、玄米しかありません!
次に、「ビタミンC」です。
壊血病って知っていますか?
体内の毛細血管が脆くなって、全身の皮下組織や歯肉、
関節内その他にも尿路、消化管にも出血が起こる病気です。
日本では、そんなに多くはないのですが、
生後6~12ヶ月の人工栄養による乳児に欠乏する
モラー・バーロー(二人の発見者の名前です)病では、
歯と骨の発育が悪く骨折も起こりやすいので要注意です。
ビタミンCは、野菜・果物・漬物に多く含まれています
ので、偏食(お菓子類・肉類)しなければ、大丈夫です。
野菜を、食べるようにしましょう!
それでは夜盲症はご存じだと思いますが、
いわゆる鳥目ですね。
この症状としては、夕方から夜に目が見えにくくなる
病気(症状)で、「ビタミンA」の不足によるものです。
これも、日本人には多くはありません。
ただ、緑黄色野菜や海藻、肉類にも含まれていますが、
乳製品等で摂りすぎると中毒症状になるので要注意です。
妊婦の方が摂りすぎると、
水頭症や口蓋裂等の胎児奇形発生することがある
ということなので要注意です。
野菜で取るようにしましょう!(しつこいですね・・。)
最後に「ビタミンD」です。
このビタミンDの不足は、くる病という病気を引き起こします。
くる病は、小児に発症するもので、成人では骨軟化症と言います。
食べ物由来のビタミンDは、ビタミンD2が植物由来、
ビタミンD3が動物由来です。
乾燥させた「きくらげ」や「干しシイタケ」には多く含まれており、
乾物の魚類にも含まれています。
一番理想的なものは、活性型ビタミンD3で、
これは皮下組織で紫外線によって作られるものです。
ですから、日中の15~30分でも良いですから、
日焼け止めなどを塗らないで日に当たるようにしましょう。
(紫外線に反応する方は、控えてガラス越しに日向ぼっこです。)
この「ビタミンD」の不足は、
うつ症状や免疫にも影響が出ることが判っていますし、
パーキンソン病にも関係する可能性も言われています。
このようにビタミンは、微量の栄養素であっても不足すると
生命にまで影響を及ぼす危険性があるのです。
だからといって、サプリメント等で摂りすぎると、
また病気を引き起こすということで、
植物以来のビタミン補給は身体に必要分しか吸収されないので、
できれば「菜食生活」をお勧めします。
たんとん ♪
健康は、免疫ビタミン<LPS>って何・・?
免疫ビタミン・・!ってご存知ですか?
※玄米ご飯にお新香で・・。元禄時代前のWHO推薦の食事ですよ。
皆さんは、栄養というと3大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質)
を思い浮かべられると思います。
もっと大切なもの、それはビタミンです。
1937年に、ハンガリー出身のセント・ジェルジが、
壊血病の治療でビタミンCを発見してからが、
ビタミンの歴史になります。
ビタミンは、B群とC,Dとかになって行きますが、
それは単純に機能別に分類しているというこで、
物質の名前ではありません。
つまり、ビタミンCという物質があるわけではなく、
水溶性ビタミンで、化学的には L-アスコルビン酸の
ことなのです。
病気の元となるビタミンの研究は、100年にもなっていません。
まだまだ分かっていないことがあって、
これからも、発見されることがあると思います。
ですから、1937年の発見前には、これだけ大切な生命に
かかわるビタミンを知らないで生活をしていたのです。
そして、つい最近は、
「免疫ビタミン」というものが発見されました。
LPS(リポポリサッカライド)という物です。
これから新しい情報も含めて、この免疫ビタミンを書いて
いきたいと、思いますので是非お読みください。
自分自身を守るために、そしてご家族を守るためにも・・。
免疫ビタミン、「LPS」リポポリサッカライド。
この物質は、「パントエア・アグロメランス」という
どこにでもいる微生物の細胞膜に存在することが分かったのです。
これが免疫ビタミン「LPS」の正体です!
前述しましたが、ビタミンというと、A,B,C,D・・・と
いう様に続いていると思われているかもしれません。
そうではなくて、これはただの機能的な分類で、
物質名ではありません。
それぞれに名前があって、たとえば、ビタミンAですと、
化学的にはレチノイドというものです。
さて、この免疫ビタミン「LPS」ですが、
特別な物でも、特殊な物でもありません。
どこにでもあるのです。
土壌にもあり、空気中にもある物質です。
そしてそれは、人間など生物や動物のいない時期から
土の中や空気中にいて、身体の中のマクロファージの
活性化に寄与してきたものなのです。
植物にも、動物にもたくさんの「LPS」が関わっており、
それを十分に取り入れて生きていくことが、
健康維持のために必然的なことと言えるでしょう。
1800年代に、ヨーロッパが二分する戦いがありました。
ペッテンコッフェルとコッホの戦いです。
「病気を治すのは身体に備わっている、
自然治癒力だ」といったのが、ペッテンコッフェルです。
それに対して、「細菌が病気を作るから、
菌を殺すことが病気を治すことだ」
と主張したのがコッホです。
当時ヨーロッパは、ペストやコレラで多くの感染者をだし、
死者も多く対応が急がれていたのです。
コッホは、この主張を強くし続け、
コッフェルの自然治癒力理論を排除したのです。
ただ、コッホは病床に伏した中で「私が間違っていた。」と、
亡くなる前につぶやいたと言われています。
ビタミンが見つかって、まだ100年も経っていません。
自然の中に生きていることを、
私たち人間も、もう一度考えてみる必要があると思います。
たんとん ♪
玄米の炊き方、カムカム鍋と圧力鍋って何・・?
今日は、カムカム鍋と圧力鍋を書いてみます。
※自然の恵み、それにしても凄い田んぼですね。
「カムカム鍋」ってご存知ですか?
圧力鍋に入れて玄米を炊く内鍋のことです。
陶器製のもので蓋がついた容器で、
熱が加わることで遠赤外線作用でふっくらと炊ける、
という優れものなんですが、ちょっとだけ手がかかるようです。
でも、「森修焼のカムカム鍋」を買ってみました。
森修焼は、土鍋の重金属汚染を排除した物として、
今話題のものです。
前述の、圧力鍋はアルミ製がほとんどですが、
アサヒ軽金属とフィスラー等の製品はステンレス製で、
食べ物には直接アルミは触れません。
さて、アサヒ軽金属の活力鍋は、
他社の圧力鍋よりもちょっと高めの圧力なので、
森修焼のカムカム鍋(旨陶福鍋という)と両方の会社
に問い合わせてみました。
「使用は大丈夫です。」
と回答を得られましたので、早速挑戦してみたいと思います。
スタッフからの情報ですと、「活力鍋も持っているので、
玄米を炊いてみましたが、もっちり感があり餅米のように
美味しく食べられました。」という評でした。
その先生は、普段から菜食生活を実践していて、
玄米に対するこだわりが強くありますので、
一番美味しいと感じた炊き方を教えてもらいました。
そしたら、「以前に、福島の自然食のレストランに
行って食べた玄米は最高でした。」
「え、玄米を食べに福島まで・・?」と感心しましたが、
その玄米の炊き方を聞いたということです。
そしたら、圧力鍋とカムカム鍋を使った炊き方をしている
ということでした。
どんな味かと聞いたら、
もちもち感とふっくら感の両方を、
美味しく楽しめるものだったと褒めちぎっています。
アサヒ軽金属の「活力鍋」と森修焼の「旨陶福鍋」の炊き方を
書いてみますが、自分のものとして美味しく炊けるまでは、
時間がかかるかなと今は思っています。
下準備は、今まで書いてきましたので、参考にして下さい。
まず、カムカム鍋(旨陶福鍋他)に、玄米と同量の水を入れて、
天然塩もひとつまみ入れて下さい。
そして、圧力鍋には、
カムカム鍋の5~6割ぐらいの高さまで水を入れて下さい。
蓋をしっかり閉めたことを確認し、強火で沸騰するまで
加圧していきます。
シュシュと勢いが出てきたら、弱火で60分ぐらい
炊きあげます。
次に、火からおろして蒸気が抜けるのを確認して下さい。
抜けたら完成です。天地返しして食べてみて下さい。
どうでしょうか?
いろんな炊き方をやり比べてお楽しみください!!
たんとん ♪