カテゴリー‘医療’
え、めまい・・?
昨日は参りました。
朝起きたら、クラッ・・。あれ、何だろう・・。
トイレに行くのにふらつく自分・・???血圧かな・・?
※めまいやふらつきの症状は本当につらいですね・・。
毎朝、5時前に起きて風呂のスイッチを入れる。
「お風呂が沸きました!」のスピーカから流れる音に、
目を擦りながらお風呂に入るのがもう日課となっている
ので、ふらつきながら風呂に入るが頭は不安で一杯状態。
さらっとだけにして、風呂を出るが依然として嫌な
ふらつきというか、地に着かない症状が続いている。
食欲も気になるせいか、余りないような感じ・・。
身支度をして、一階の治療室に行くが用事が詰まって
いるので、血圧計で測る時間もない。
え、熱中症・・?
でも何か辛い症状に覚えがあるので、もしやと思い
頭を触ってみた。
動いていない・・。
頭蓋リズム(CRI)が動いていない・・。
そうか、だからこんなに嫌な感覚だったんだ。
手早く用事を済ませて、自分で頭蓋療法をする。
頭蓋リズム(CRI)は、高熱・事故・強いストレス
過労と身体に強いストレスを感じるとほとんど
静止状態になる事が分かっています。
10分ほど、少し休んでからゆっくり動き出してみる。
ちょっとふらつきが残っているが、気分は天と地ぐらい
違っている。
30分ぐらい経ったときには、もういつもの
自分に戻って元気になっている事に気がつく。
頭蓋リズム調整法は、ほとんど知られていない療法
ですが、急な記憶障害など、余り放っておける症状
ではありません。
ですが、その症状の治療が出来る人は、ほとんど
いないというのが現状なのです。
たんとん ♪
昭和47年の冬、21歳の誕生日前日・・。
今日から、私のことについて書いてみたいと思います。
すみません、何かのお役にたてたら幸せです。
※頭痛・めまい・首痛・肩痛・不整脈、辛いです・・・。
昭和47年の冬。21歳の誕生日を迎える前日。
今の西東京市で単車に乗り、顧客回りの仕事中に
バスに飛ばされて転倒。
すぐ近くの病院へ連れて行かれ、頭部や擦り傷等の
検査処置で、頭部・背部の打撲という診断だった。
家に帰り風呂にも入らずそのまま横になって寝た。
何気なく頭を動かした時にヌルっという感じがして、
「あれ、なんだろう?」と手を当ててみたら
薄暗い中で指が赤く染まっている。
「あ、出血だ。」とりあえず、当時は医学の知識も
全くないし、事故は以前にも4~5回は経験して
いたけど、頭部というだけで、結構な恐怖を感じた
ことを思い出します。
「止血しなきゃ。」
と、周りの手ぬぐいか何かで押さえていたら、
なんとそのまま寝てしまったのです。
でも、少し押さえている時間があったらしく、
出血は止まっていました。
寝ちゃいけないなと思いつつ寝るという、
自分の無責任さにもあきれましたが、
頭の両脇を剃ってまで検査をしたのに、
なんで傷を見つけられないんだ?ということに
腹立たしさを感じてきて、ちょっと医学に
不信感を抱いた時でした。
それからは、不信感もあり病院にもいかずに、
そのまま治して?しまいました。
若い時というのは、無鉄砲なのは仕方ないかなと、
思いますが、
「これぐらいで病院に行くのは、軟弱男だ!」という、
どうしようもないほど私は外弁慶でしたね。
それから、4年ぐらい経って妙に肩が張るのに
気が付きました。
「あれ、なんだろう?」・・?その症状がだんだん
広がってくる感じがして、時々自分の手が肩に行って
いるのに気が付きました。
「何か、辛そうだね・・。」
同僚からも言われるようになり、
つい「首や肩がつらいんだよ。」と口にも
出るようになりました。
「これは、病院で治せるものなのかな?」そう思いながら
病院の門をくぐるのを躊躇している時に、あるお客さんから
「000という所に、000さんという何か治療みたいな
ことをしている方がいるよ。」
と聞いて、西洋医学しか知らない私が、まあ話だけでもと
とりあえず行ってみました。
普通の家で看板も出ていなかったと思います。
「怪しい・・。」
玄関を開けてみると、大きい衝立の奥にベットが置いてある。
「はい、こんにちは!」元気な明るい声が聞こえて、
笑顔が素敵な奥さんが顔を出してくれました。
その表情から、不安感が抜けていく感じで、
「ちょっと話をお聞きしたくて・・。」と衝立の部屋を
通り過ぎて奥の部屋に案内されました。(つづく)
たんとん ♪
報告!薬とその影響とは・・!
おはようございます!
今日は、「薬」という化学薬品のことを患者さんからの話と
認知症に関しての新情報を、知ってもらいたくて書きました。
※病気は「薬」ではなく、「免疫力」が治すのですよ・・。
まずは昨日の患者さんです。
30年以上、喘息で治療を受けられていたのですが・・。
「こんな話ってあるの・・?」どうしたんですか?
「今日、00医院に行って新しい女医さんに診察受けたの。」
それで?
「飲む薬とシールの物を6種類もらっていたのに、この薬と
このシールは併用しちゃダメだっていうの。」
「もう20年以上もそこに通って飲んでて、今さら心臓が悪く
なるって言われたって、どうしてくれるのって感じでしょう!」
怒りと自分の身体の異変とを、照らし合わせたのか、悔しさと
信じて通い続けてきたその医院への思いが、心の中で交差
しているようで、まわりの患者さん達も「え~・・!」
という状況でした。
その医院だけではなく、患者さんでもある某医科大学の教授も
「「薬」は毒ですから、基本的には私は処方しません。」
「ただ、日本人は、薬を出すと安心するんですね。逆なのに・・。」
これは、教授に健康の講演をお願いした時の言葉です。
今、日本人の「薬」好きについて、私もブログで書いていますが、
世界の40%の「薬」を飲んでいます。
「薬」は栄養剤でも、ビタミン剤でもミネラル剤でもなく、
身体にとって細胞を腐食する排除すべき物なんです。
そして今、認知症を引き起こす「薬」も考えなくてはいけません。
高齢になればなるほど、10種類以上、20個以上の患者さんが
珍しくないぐらいにおられるという事実です。
(私の患者さんでは、23種類が最高で二人いましたが・・。)
高齢者の「薬」は、解毒的にも良くないことは誰でもわかること
ですが、現実は逆行しているのです。
特に、眠れないというと睡眠薬が処方されます。その中でも
ベンゾジアゼピン系の導入剤は、次の日まで残るケースがあり
認知症と間違えられたり、長期になると真正の認知症になる
可能性が高くなると言われています。
さらに、ジンマシンやアレルギーの症状を抑える抗ヒスタミン剤
H2ブロッカー(ガスター等の胃薬)、抗うつ剤、ステロイド、
ジゴキシン(強心薬といわれる心不全の治療薬)等の通常処方
されるような薬もです。
特にこれらの薬は、認知症を引き起こしやすいと言われています
ので、出来れば中止にできる努力(食生活の改善で)をして
もらいたいと思います。(認知症ケア指導管理士の立場から)
ただ、睡眠薬は急に止めると、手足の震えとか興奮状態になるとか
交感神経の亢進状態が「離脱症候群」という副作用として出ます。
医師と相談するか、セカンドオピニオン、サードオピニオンという
ぐらいの気持ちで自分を守ってください。
認知症になると、まずは進行を止めることか緩やかにするしか
今の医学では対応できません。
自分でできる予防を少しでも実践して、家族にお世話にならない
様には、お互いしなければならない年齢ですから・・。
たんとん ♪
オステとカイロ、アメリカ手技医学とは・・?
アメリカ生まれの世界二大手技医学です。
では、オステオパシーとはどんな医学なのか。
1874年、アンドリュー・テイラー・スティル医師
によって発表された医学です。
※健康は、寝る姿勢が大切なんですけど・・。
後述する、カイロプラクティックの21年前に発表されていますが、
オステオパシー医学は医師によって施術されるものなので、
なかなか広まることがなかったのです。
今でも、アメリカから来られる方に聞いてみると
知らないという方がほとんどですね。
先日も、カリフォルニアで生活している方が
日本に来られて腰痛になり、紹介されて
来院されたのですが、ご存じなかったですね。
オステオパシーは、カイロと同じギリシャ語ですが、
osteon(骨)pathos(治療・病理)の合成語です。
日本では整骨療法と呼ばれ、技術を習得された
柔道整復師や医師、整体師の先生方によって、
オステオパシーの看板も見られるようになりました。
私が、カイロプラクティックをやり始めた頃は、
一般にほとんど知られておらず、カイロプラスチック
とよく呼ばれていました。
そのうちにオステオパシーをやると言ったら
「何だ、オシテノバスって・・?」
電話でも、「オシテノバスは、お宅でやってるの?」
こんな状態ですので、まあ何でも覚えてもらえれば
という事で苦笑いしながら施術を続けていました。
アメリカでも、一般に受け入れられたのは
20年の月日が経ってからで、次第に多くの人たちに
支持されるようになって行きました。
当然、医師がやることなので、市民の方々も
最初は詐欺じゃないかとか、ホントに医者なのか、
頭がおかしくなったんじゃないの?とか言われた
という伝説が残っています。
そのオステオパシーが日本に入ってきたのは、
明治から大正にかけてらしいのですが、
山田式整体術の山田信一氏や
野口整体の野口晴哉(はるちか)氏がいます。
さらに、古賀正秀氏は、
日本で初めてオステオパシードクターを
認められた方ですが、その後の医制の改革で
後にも先にも、古賀氏一人
ということになってしまいました。
オステオパシー医学は、海外で学ばれた先生方や、
日本おいてその理論や文献を頼りに、
研究を重ねてこられた先生方のご尽力で、
受け継がれて来ていて、西洋医学で対応が
できないところを補ってきています。
続いて、カイロプラクティックについて書いてみます。
カイロプラクティックとは、chiroが手という意味で、
prakticosが技という意味でギリシャ語です。
1895年にダニエル・デビット・パーマーによって
発表されました。
パーマーは、元々磁石で治療していたといわれる方で、
丁度、うたた寝をしていた召使の首が、ポコンと出ている
のに変だなと思い、思い切ってそこを押したらボキッと
音を立てて引っ込んだという事です。
そしたら、次の日から聞こえなかった耳が聞こえる
ようになったという伝説があるのです。
これはと思って、その治療を研究したわけですが、
時代の流れで多くの流派に分かれて、
今では世界40か国までに広まっています。
日本以外では、ドクターオブカイロプラクティックとして、
レントゲンも使えるし通常の医師ではないですが、
多くの患者さんを救っています。
ただ、スラストという急激な矯正方法を使うので、
2012年に頸部等における手技は禁忌とされて、
制限を受けるようになりました。
カイロプラクティックの技法を書いてみますと、
サブラクセイションという亜脱臼(骨のずれ)を
元に戻す手技ですが、現在でも亜脱臼という
考え方は、現代医学にはありません。
ですから、現代医学の医師に理解を求めても
中々難しく、日本では民間療法の一つでしかない
のです。
私も学び、7年ぐらい使用していましたが・・。
民間療法については、昭和35年に、ある治療家
のことで最高裁で判決が出ていて、
「人に危害を加えるものでなければ、職業の
選択の自由で誰でも職業にできる。」という
事なので、誰でも職業として開院はできるのです。
でも患者さんとすれば、技術の違いや
熟練差がわかりません。
その時は、近隣の口コミや評判を聞いてから
治療を受けられればと思います。
また、その流派の技術の違いもあります。
ガンステッドテクニック
ディパーシファイドテクニック
特殊なベッドを使うトムソンテクニック
などがあります。
それぞれが脊椎を矯正する施術方法です。
たんとん ♪
整体院では何をしてくれるの・・?
「そもそも整体とはどんなことをやるのか、教えてほしい。」
こういう質問をよくもらいます。
※あの~、健康は普通の運動で大丈夫ですが・・。
整体(せいたい)とは、日本語では主に手技を用いた民間療法、
代替療法を指します。
日本語としては、「大正時代に用いられるようになった用語で、
アメリカで誕生した手技療法・オステオパシー(整骨医学)を
「整体」と訳したのが始まりのようである。」
ウィキで「整体」を調べてみたら、このように書いてありました。
私は、20代当時、西洋医学というものしか知らなかったので、
自分の症状を改善したいと思って、まず病院に通院しました。
とにかく大きな病院で、検査はすべてやったのですが、
「原因がわからない。」と言われてからは、
どこへ行ったらこの症状を理解してもらえるのか、
当時は、そのことだけで頭の中が一杯でした。
そんな時に、整体の師匠に出会い、
「そんなひん曲がっている身体にして、駄目じゃないか!」
と怒られたのです。
西洋医学だけで全ての症状を治すのではなく、東洋医学的
なものがあるとその時初めて知ったのです。
自分の身体を理解してくれる先生がやっぱりいたんだ!
という事の方がうれしくて、
怒られても「私は生きられるのだ!」ということだけで、
満面の笑顔だったことを思い出されます。
その師匠は、私に「うつ伏せになって、楽にして・・。」
と骨盤から検査をし始めました。
なんという治療なのかを聞いたら「整体」というので、
西洋医学の他にも人を治す方法があることを知り、
これで私は助かると確信を得ることが出来ました。
つまり、人間は200余個の骨があり、その骨が
繋がり合って歩いたり、走ったりできるのです。
その骨を動かしているのが筋肉で、その筋肉を
動かしているのが神経というわけです。
その神経を通じて、総体的な命令を出しているのが「脳」
という事なのです。
その「脳」の命令が、各筋肉に正しく届いているという事が
健康ということになるのです。
では、正しく届かない原因はなんでしょうか?
それは、背骨の歪みです。
その歪みを、施術で矯正してくれるのが「整体」なのです。
たんとん ♪
整体と接骨院と整骨院・・違いは・・?
そもそも整体院と接骨院とは?何がどう違うのかご存知ですか・・?
みなさんは、身体のどこかに痛みを感じたら、どの医療機関を
利用しますか?
※おいらは、ケガだから「整形外科」か「整骨院」だな・・。
多分、まずは近くの整形外科医院か内科診療所に行かれるでしょう。
または、近くの整骨院や接骨院に行かれることと思われます。
でも、整骨院と接骨院の違いはお分かりですか?
そして整形外科医院との違いもお分かりでしょうか?
まず、医師は、医療行為を行い診断をすることができます。
医師以外に診断を行なえる人はおりません。
ですから診断書を書けるのは、医師のみということなんです。
では、整骨院と接骨院、更に整体院の違いはお分かりでしょうか?
実は、整骨院と接骨院、更に骨接ぎ院、柔道整復院というのは
皆同じ施術院なのです。
ただし、整骨院は正式名称ではないので、
国家資格がない方でもその名称は使用できます。
この国家資格というのは、柔道整復師という資格なんです。
この国家資格は、自分で開業できる治療院の一つで、
あとは針灸と指圧・あん摩・マッサージの資格者となります。
その他には、自分で開院できる国家資格はなく、
すべて医師の指示に依る行為しか認められておりません。
そして、その開院申請は保健所の許可や届け出が
必要であり、健康保険も使えることになっています。
ただし、健康保険を使えるのはケガのみですので、
肩こりや慢性的な腰痛では健康保険は使えません。
ですから、痛みは急性か亜急性か、
それとも慢性的なのかが判断が必要になるわけです。
打撲や捻挫、挫傷は接骨院での治療はできますが、
骨折や脱臼は医師の承諾が必要となるのです。
何となくお分かり頂けたでしょうか。
つまり、外傷は健康保険が使えますが、
慢性的な腰痛・肩こりは使えません
ということなのです。
それから、よく病院での入院は、3ヶ月の日数を
超えることになると、退院ですというようなこと
になりますが、なぜかご存知ですか?
治療費は、レセプトで請求するのですが、
3ケ月を超えるものは長期の治療ということになって、
金額はガクンと減らされるのです。
ですから、退院して下さいと言われるのです。
接骨院でも、長期ということでやはり金額は
減らされてしまいますし、長期の理由も必要です。
ですが、経営となると仕方ないのかもしれませんね。
月末になると、本当に厳しい状況が待っていますので。
「医は仁術」という言葉はもう死語なのかなと・・。
たんとん ♪
整体治療の歴史とその戦いとは・・?
今日は、日本の手技医学はどんなものがあるかを書いてみます。
日本では、古くは飛鳥・奈良の時代から、手技の医学が文献に
残っていますが、その歴史は厳しいものだったようです。
中国から伝播したり、日本古来の武道家の先生方によって
活法として使用されて、医師の治療を受けられない方や
手術等の緊急処置以外のものを対応してきました。
平安時代になって、中国からの漢方が台頭して、
それまで培ってきた自然療法の「和方医学」という
日本固有の医療が、消えてしまうことを恐れた当時の
平城天皇が命を出して保護しようと「大同類聚方」という
文書に残させたのです。
それが、江戸の時代になって、蘭方医学や漢方医学の
外来の医学を批判する人たちによって、古来からの
民間療法を再評価する動きが出てきたのです。
しかし、明治維新には、欧米化の突き進む風潮が強く、
蘭方医学を押し進めていく力によって、徐々に衰退して
いったのです。
それでも、少数の施術家の方が、和方医学を守ろうと各地域で
隠れるように、引き継いできたわけです。
その最大の動きは、明治7年の医制改革です。
その改革によって西洋医学の時代になるのです。
ところが、明治18年には、現歯科医や接骨業は指定の
試験合格者のみとなるのです。
その後、各手技療法等の民間医療は、ほとんどが消える
ことになるのです。
ですから、今に至るまでの「和方医学」は、ほとんど
一時的にも消えてしまい、そのまま受け継がれたものは
少ないのが実情です。
接骨院の始まりは、足立区千住で始めた名倉重直という人で、
千住の名倉といわれ全国にも広まって行ったということですが、
今でも名倉接骨院や名倉堂という名前の接骨院が、
全国に数百件もあるのです。
お近くにもありませんか?
ただ、その名倉家の真髄を受け継がれているのは、
もうわからなくなっているとも聞いております。
ついでの話ですが、坂本龍馬の剣術道場である
千葉道場の娘、婚約者だった千葉佐那という人も、
1888年8月に足立の千住で千葉灸治院を
を開いて、余生を過ごしたということです。
昭和に入り、わずかの治療家先生達が
手技治療として活躍され、山田信一氏、野口晴哉氏、
それに古賀正秀氏と受け継がれて今日まで来たのです。
いま日本には、多くの手技医学の講習が広まっていますが、
大きくはオステ・カイロと橋本敬三先生の操体法などが
あげられると思います。
橋本先生は、残念ながら、整形外科医師の
息子さんや奥様には、最後まで理解して
もらえなかったと嘆いていたそうです。
多くの先生方が、その時代ごとに闘われたおかげで、
手技医療が残されているのですね。
たんとん ♪
国家資格と民間療法、どう違うのか・・?
今日は、国家資格と民間療法について書いてみます。
※医師は、病気の診断とオペと薬を処方できます。
日本の手技療法というと、どちらかというと民間療法の
世界のことになりますから、国家資格でない方が多いです。
ただ、その指導者となられている方々は、
アメリカ、ヨーロッパの日本以外での教育を受けられており、
その教育方針も技とともに、実践によって作られた技術が礎
となっておられる方ばかりです。
そして、その技術は、とても素晴らしいものが多いです。
ですが、中々世間に、認めてはもらえておりません。
私は、整体から始めてカイロプラクティック、オステオパシー、
そして色々な技術との出会い、それでも満足のいく治療ができず、
辞めようとしているときに、Drローレンス・H・ジョーンズ博士の
ストレインーカウンターストレインという技法に出会いました。
今でも奇跡の出会いという気持ちでいっぱいです。
この世に神様がいるとしたら、それはDrジョーンズ博士です
とまで、患者さんに宣言しています。
そして、私と同じ苦しみを抱えている、交通事故の患者さん
を救いたいと、52歳で接骨院の学校に入りました。
今日までに、9500人以上の患者さんとの出会いと、
色々な国内外の先生の指導のおかげで今があります。
たしかに、机上の上での勉強も大切です。
でも、やはり100の理論より1つの実践です。
なぜかといいますと、人は誰一人として、同じ人はいません。
たとえ、瓜二つの一卵性の子供であっても違うのです。
ですから、その顔の表情や目の力、患部の皮膚の状態、
何処をかばい、どれほどの期間耐えてこられたのか、
それによっての弊害はどこに来ているのか、
ということを探るのです。
国家資格は、医師が頂点となり、それに看護師、理学療法士、
作業療法士、検査に関わる臨床検査技師、レントゲン技師と
医師の周りには、多くのスタッフが支えるようにして
医療を行なっているのです。
医師になるには、6年の期間と5000万円~1億円とも
言われる学費が必要です。
歯科医も同じです。
医療スタッフは、350万円~600万円で3年以上の勉強期間
と、国家試験の合格が必要です。
しかし、民間療法では、その統一した教育基盤がありません。
受診される時は、必ず回り周辺の評判を聞いて確信を得てから、
民間療法を受けるようにしてください。
たんとん ♪
頭痛の悩みとセルフケア・・その2
<からだの方程式=頭痛のセルフケア2>
今日は、頭痛の2回目で、目の後ろにくる痛みや後頭骨の痛み
についてのセルフケアを書いてみたいと思います。
※セルフケアは、無理をしない気持ちのいい様に、なんですが・・。
この症状も多いですね。
この症状は、ストレートネックというまっすぐな首の方に
多い症状で、交通事故の経験者は、ほとんどの方が
悩まされています。
これは、頭の重さをまともに首の1番・2番の頸椎が
受けている状態で、特に2番の頸椎の上から出ている
頚神経2番は、後頭骨から頭頂骨まで支配しています
から、この神経を怒らせると大変なのです。
神経は、椎間板の所で脊髄から出ているのですが、
前枝・後枝と分かれて出てきます。
この神経は、人間最大の後枝であり、
頭痛めまいを起こしてきます。
人間は、睡眠の方法もいろいろその人その人に
癖があり、まずは横寝が左右どちらかにあります。
お母さんが右利きなら、右手を動かし安くしますので、
つい左を下にして子供を寝かせるようにします。
そうするとお子さんは、
右下にしてお乳を飲んだり添い寝をしますね。
また、交通事故等で「むちうち症状」になり、
まっすぐな首になると、寝にくくなって昔の癖で
横寝をして、上部胸椎をゆがめてしまうことにもなります。
そうなると、次第に肩凝りも起こるようになり、
寝違えを起こすようになってきます。
さて、遅くなりました、セルフケアです。
まず、顎を出して両手で支え、首を縮めるように
してみてください。
少し楽になったような気がしますか?
するという方は、まずは「正解1」です。
そのまま動かさないように、じっと3分間維持してください。
どうでしょうか?少し楽になりましたか?
全然楽になっていないとすれば、角度がちょっと違うようです。
頭を上げる角度か、左右の角度を、
ほんの少し動かして、微調整をしてみてください。
楽になる位置が必ず見つかります。それを「正解2」とします。
「正解1」「正解2」か、または両方か実践してみてください。
優しく気持ちいい程度に、ゆっくりやってみてくださいね。
自分でやれればもう大丈夫ですよ。
たんとん ♪