カテゴリー‘医療’
「からだQQ!」を新しくしました!
「からだQQ!」を新しくしました!
ずいぶんとご無沙汰しておりますが、お元気ですか?
身体は、常にいろんな症状を出して健康維持を訴えてきますが、
邪魔者のように、薬でその訴えを誤魔化してしまいます。
そのうちに、取り返しのつかないようになってから後悔しているのが
現状です。
是非その症状を嫌わないで、しっかり正面から立ち向かい対応して
健康を取り戻しましょう。
自分で蒔いた種ですからね。
お時間ある時に読んでみてください。宜しくです!
膝が痛くて歩けないよ・・。
今日は、膝が痛くて急患で入られた、患者さんを書いてみます。
膝の痛みの方は多いです。
特に女性の方が、多くおられますね。
原因は、ほとんどが腰神経の影響で古傷が再発(フラッシュバック)する
ということなんです。
ですから、痛みの度合いは全くというというくらい違います。
当然、腰神経の影響でくる痛みはもの凄く痛いし、治りにくいという
特徴がありますから、すぐ解ります。
もし身体の痛みで病院にかかる時は、先生にこれは何が原因ですか
ということを聞いてみてください。
はっきりと、「この痛みの原因は000ですね。
ですから、000を気をつけて生活してください。」といって説明してくれる
先生は大丈夫です。
以前にも、病院と整骨院、整体院との違いについては書いてありますが、
ちょっと簡単に書いてみたいと思います。
病院では、まずレントゲン・MRI等の検査が出来ます。そして、手術や
注射等の処置も出来ますし、薬の処方箋も出してくれます。
ですから、ケガということで、特に緊急時の対応は病院です。
次に、整骨院(正式には、接骨院・ほねつぎ院・柔道整復院)ですが、
診察後の後療という位置づけで、電療とマッサージ的な施術をして
くれますが、診断やレントゲン等は使えません。
そして、整体院というところは何をしてくれるのか?
ということになるのですが、アメリカでは、医師がやっている
「オステオパシー」や、レントゲンも使える「カイロプラクティック」ドクター、
というのも日本ではすべて「整体」ということになるのです。
ですから、アメリカで、中国で、イギリスでと世界の国々では、
その国の医師とは認めないということなんです。
ところが、開発途上国では医師が不足しているし、医師になる人も
少なく、衛生面でも非常に遅れています。
そのために、日本人の医師も他国の病気やケガの治療に携わって
いるのです。その場合は医師として働けるということなんですね。
でも、私も応援してはいますが、感染症の恐怖との戦いが毎日ある
という生活を医師の皆さんは強いられているのですから、精神的にも
強くないと現地には行けないですね。
あれ、また話がそれてしまいました。
患者さんは大丈夫です。ちゃんと治療してあげましたので・・。
たんとん ♪
めまいの原因は首の骨の歪み・・?
今日は、「めまい」のことについて書いてみたいと思います。
※保証します!必ず「めまい」が起きます、お止め下さい!
「めまい」については、昨日「事故.com」に書いたことを載せてみます。
「めまい」は、病院で検査をすると、ほとんどメニエルという診断されて薬を
処方されるということになります。
ただ、そういう方でも、頸椎の調整でほとんど改善していきます。
ですが、その頸椎の調整前には、必ず病院で検査をして貰って下さい。
通常、患者さんは、2~3件の病院で検査をやっても原因がよく分からず、
それでも症状が続いている方が来られますが、検査の確認は必ず行います。
前回(事故.com)も書きました通り、頸椎のねじれで、頸神経の1~2番の
障害が起こり、頭痛やめまいが起こってきます。
まずは検査をしてから、異常がなければ頸椎の調整をするという
段階を踏みます。
頸椎の異常は、調整をしないでいると、めまい止めの薬を飲んでも全く
変わらずめまいの症状が続きます。
ですから、自分の身体を守るためにも、その薬を飲み続けていて変化が
ないと解った時点で服用を止められる事をお勧めします。
薬は、化学薬品ですから、症状の変化は早く出るのが当然ですが、それでも
効かないときは他の臓器に悪影響を及ぼしている可能性があるからです。
病院で、検査をしても異常がないといわれた時は、その時点で頸椎の調整を
して貰うことを考えてみてください。
何回も書きますが、脳は、元々薬が嫌いですし、ストレスを感じるようになります。
ですから、交感神経の影響で末梢血管を締めるようにしてきます。
そうすると、体液の循環が悪くなり、身体が冷えるようになります。
身体の冷えは、以前にも書きましたが、慢性疾患の原因にもなります。
当然ながら、ガンを引き起こす原因にもなりますので、どうしてめまいが
起こるのかということをしっかり原因をつかむようにして対応するように
しましょう。
原因が分からないまま、「それではメニエルの薬を飲んで様子をみましょう。」
ということで、1週間ぐらいで改善しないようであれば、先生と相談して
薬を止めるようにすることがベストでしょう。
日本人の薬好きは、世界からも不思議がられていることを、良く理解することが
大切ではないかなと思いますが、皆さんはどう思いますか?
医師も、どんな凄い治療家でも、神様ではありませんので、すべてが解るという
ことではありません。
痛いのもかゆいのも、一番解るのは、自分自身なんだ!
ということを今こそ、再確認していきましょう。
たんとん ♪
ガンと闘うにはどうすればいいか・・?
今日は、前回の続きで、ガン治療編を書いてみたいと思います。
※大丈夫だよ!きっと笑顔が戻るからね!
「ガンを治療する!」
まずこれが出来ればノーベル賞ものですが、皆さんも自分なりの
対処法は考えておられるかもしれません。
ご夫婦でも、
「俺がガンになったら、手術はしないでそのままにしてくれ。」
「私がガンになったら、抗ガン剤だけはしないよ。」
「ガンになったら、・・・・・。」
まずは、話し合っておられる方も多くなっているようですが、
いざ担当医師や、有名な医師の先生に「000すればこうなるよ。」
と言われると、ほとんどの方が「それならば、・・・・。」
というようになって、手術・抗ガン剤・放射線の現代の三大療法
をやってしまいます。
以前も書きましたが、ガンと闘う兵士を元気にさせる方法が、
本当の根本療法だとは、もうお解りだと思います。
今の時代に、「薬」が治してくれるとは誰も思わないでしょう。
薬や手術、放射線は、脳に大変なストレスを与えてしまいます。
事実、薬や手術、放射線では治りません。
でも、一時的に使うことになるのですが、重大なストレスとなって
身体を衰弱させます。
衰弱した身体は、免疫力も低下しているわけで、マクロファージ
は動かず、抗原(病気の元)の情報も途絶え、大阪城の外堀を
埋められた状態と同じような闘いをしているようなものなのです。
ですから、「ガンと闘うにはどうすればいいか?」ということですが、
1.まずは、衰弱した身体を元に戻す事に専念することです。
朝昼晩の規則正しい食事を、今までの半分以下の量にして、
摂ることから始めるということです。
食事は、できれば菜食と玄米を柔らかくして食べるようにして
みてください。動物性のタンパク質は控えましょう。
2.睡眠をしっかりとりましょう!
とにかく、早寝早起き(朝は何時でも大丈夫です。)に徹しましょう!
夜更かしやだらだら寝は止めるようにしてください。
3.できれば、ラジオ体操や歩くことの運動を始めて下さい。
体調が戻ったら、ラジオ体操や歩くこと等の運動をしましょう!
じっとテレビを見ていたりしないこと。じっとしている時間を減らして
30分~40分に1回は身体を動かして、筋肉を使いましょう!
筋肉は、静脈の流れを作り(ミルキングアクション)、体液の循環を
促進させるのです。
新しい血液は、新しい「リンパ球」という兵隊をガンにどんどん送り
込みます。
ガンとの闘いは総力戦ですから、身体を動かさないと
負けてしまいますからね。
どうですか、難しいことはないでしょう。
是非闘って下さい、そして自分の身体を守って下さいね。
たんとん ♪
インフルエンザが流行っています!予防しましょう!
今日は突然ですが、インフルエンザの話題です。予防が第一ですよ!!
https://ja.aliexpress.com/popular/warm-mask-face.h…
※暖かそうですね。とにかく予防には、まずマスクです!!
テレビでは、「鳥インフルエンザ」のニュースが流れ始めました。
「鳥インフルエンザ」とは?をちょっと書いてみますと、
家で飼っている鳥の中で、鶏・ウズラ・アヒル・七面鳥等の
いわゆる家禽(かきん)と呼ばれる鳥たちの中で流行する
A型インフルエンザウイルスのことです。
特に病原性が高く、致死率が高い(H5N1)危険なものから、
致死率は低い(H7N7)けれども、人から人への感染率が高いものと
あって致死率が高いウイルスは、60%という危険なものです。
高病原性のH5N1ウイルスは、感染している鳥の生肉摂食やその調理
等で接触が強い場合と、その体液や排泄物の吸引等で起こります。
ですから、予防としたら、十分に加熱をするということです。
このウイルスは、人から人への感染事例は確認されていないので、
生肉の扱いを十分に注意をすれば、感染の危険は少ないでしょう。
感染事例も、中国・東南アジア・中東諸国ということです。
高病原性H7N7ウイルスは、人から人への感染が確認されて
いますが、致死率は低く、死亡例としては、2003年にオランダの
養鶏場で起こった感染で一人確認されているだけのようです。
症状は、通常のインフルエンザと似ていて、発熱・呼吸器症状・
だるさということなんですが、高病原性ウイルスの感染症状は、
急速な呼吸不全や多臓器不全など全身症状となって死に至るという
報告が出ているようです。
A型インフルエンザの治療薬は、かの有名な「タミフル」を始め、
「リレンザ」静注剤の「ラピアクタ」が有効だといわれています。
感染から48時間以内の投与が効果的といわれています。
高病原性のH5N1ウイルスの感染予防には、不活化ワクチンも
あるようです。
ただ、国家備蓄されていますが、備蓄ワクチン量が3000万人分
しかないので、摂取する場合は優先順位で決められた方法で行う
ということです。
とりあえずは、感染しないように予防するということが最優先です
から、マスク・手洗い・うがいの励行をするということですね。
電車やバスの乗車だけでなく、演劇やスポーツ観戦でもマスク等の
使用をお勧めします。
医療関係の方は、患者さん対応としては、使い捨て手袋・医療用マスク
眼鏡・使い捨てガウンなどで、接触感染や飛沫感染を予防しているよう
です。気をつけましょう!「予防に勝る治療なしです!」
たんとん ♪
ガンと闘うには、どうすればいいのか・・。
今日まで、いろんなガンの患者さんと出会い、その闘いを自分のこと
のように見てきました。
本当はどうすればガンが治るのか、どうすれば闘えるのか、ということ
を、私なりに書いてみたいと思います。まずは、「予防編」です。
※朝日を、気持ちよく見られる日がきっと来ますよ・・!
ガンに対する闘い方法は、多くの書籍が積み重なるほど出版されています。
でも、やはりその不安感は、いつも心の奥から湧くように出てきます。
これは、ガンだけでなく、身体のどっかに違和感があるだけでもそう思えて
きます。
ガン細胞の発生は、確認された時から遡ること約20年といいますから、
その原因になっているのは、10代から始まっているということなんです。
つまり、30~40代で確認されたものは、10代の生活習慣で原因を
作っているとことになるのです。
その生活習慣というと、当然「食生活」ということになるのです。
糖質類や、乳製品を含めての動物性タンパク質、添加物等によるもの。
その他には、外的な要因で、放射線、紫外線、電磁波等の身体で直に
わからないものも挙げられます。
さらには、性感染も含めての感染症によるものもあります。
でも、怖いなと思っても、防げるものは外的要因を除けばそれほど
難しくはないのですね。
食生活なら、いつでも変えればいいことであり、感染症はいつでも防ぐ
ことは可能です。予防は出来ますからね。
では、どうすればその予防が出来るかというと、大人の責任ですね。
特に親が重要な鍵になってきます。
こう書きますと、
「え、私が悪いの?だって子供達が食べたいと言うから・・。」
と怒る方もおられると思います。
でも、私も当然ながら親の時期がありましたが、動物でも餌の
食べ方を教えるのは、親だし、食べていけないものを教えるのも
親なんですね。
と言うと、今度は「学校があるじゃない!学校でも教えてよ!」
こういう方もおられるでしょうが、まずは親からと思って自らの
生活も変えて、子供さん達の見本となるようにしていくことでは
ないでしょうか。
大人が、甘いものや、肉類、高カロリー食を続け、さらには夜遅く
までテレビを見ていて「早く寝ろ!」では無理ですね。
子供さんたちは、親を見ながら真似をして、自分が大人になって
一人でも生きられるように毎日学習をしています。
子供さんを見れば親が解ると良く言われますが、子を持ったら
その自覚もしなければならないのですね。(治療編は次回に。)
たんとん ♪
「ストレス」は、ほとんどの現代病の原因て本当ですか・・?
今日は、現代社会の病気とは、ストレスとはを書いてみます。
ストレスと病気に関しては、今の時代ですと普通に理解できること
だと思いますが、どれがストレスなのかは分からないまま、誰でも
生活をしています。
※知らないうちに溜まっているストレス。ストレスの解消を実践しましょう!
ストレスって何?ということから書いてみますと、
たとえば、「なんか嫌だな・・。」と思うことをしなければならない時とか、
雑音的な音の中で仕事や生活、特に睡眠を妨げられるような環境とか
自分にとって好感できないものはすべてストレスとなって脳に記憶されます。
たとえば、「音」の場合ですと、聞こえない重低音や超高音は全く知らない
うちに耳に入ってストレスとなっていることもあるのです。
仏教には四苦八苦の言葉がありますが、人間の苦悩です。ご存じですか?
(はあ?仏教?という感じですが、24~27歳の頃、生きるか死ぬかぐらいに
なった時期に、仏教とは何だろう、宗教とは何なのかを学ぼうとした時期が
あって、その時に四苦八苦の事を知りました。ですが私は、無宗教です。)
それでは、「四苦八苦」を書いてみます。まず「四苦」です。
*生・老・病・死(生きること・老いること・病気になること・死ぬこと)
次に「八苦」です。
*愛別離苦=あいべつりく(愛する人と別れなければならない苦しみ)
*怨憎会苦=おんぞうえく(怨み憎むものと出会わなければならない)
*求不得苦=ぐふとっく(求めても得られない苦しみ)
*五蘊盛苦=ごうんじょうく(いっさいは苦に満ちている)
※五蘊とは、五つの要素という意味で人間の要素(色・受・想・行・識)
という、人間の要素一切が苦に満ちているという意味です。
ですから、この「四苦八苦」がストレスとなっているということなんです。
私は、交通事故の後遺症で苦しみ、その原因も分からずに病院周りを
繰り返し、西洋医学、漢方医学、拝み屋さん(占いのような)、神様?
と、行けるところはどこにでも行く、という生活をしていました。
病院は、四カ所行っても原因は突き止められないし、漢方では水毒
だと言われて漢方薬を頂いたのですが効果はなく、拝んで頂いても
変わらず、神様の言うことをやっても同じで、何も信じられないような
状況に追い込まれてしまいました。
ですから、すべてがストレスとなっていました。
その雨雲の毎日から、薄日になっていったのが、整体というものだった
のです。「背骨が曲がっている。事故やってるね、事故の後遺症だな・・。」
師匠の言葉は、ちょうど真っ暗なトンネルの中をさまよっている時に、
わずかな光が差して来たような喜びを感じたものでした。
つまりは、原因が分からず、自分で自分を追い込んでいたということですね。
このように、ストレスはほとんど誰も解らないまま溜めてしまっているのが
現実ですから、まずストレスは些細なことでも感じているんだということを
知ってもらえたらと思います。
昔ですと、感染症の病気が多く、そのために細菌との闘いが現代医学を
育ててきたわけですが、日本では生活環境も良くなり赤痢とかの感染も
無くなりました。
ですから、これからはストレスをどうするかが、あらゆる病気や症状を予防
したり、改善したりできる解決方法として研究されていくでしょう。
病気は、なってからの治療より、ならないために予防する方が大切ですよね。
「予防に勝る治療なし」です。
たんとん ♪
ガンに勝つ!プレシジョンメディシン(精密医療)とは・・?
「ガン治療革命」が始まった!プレシジョン・メディシンの衝撃!!
皆さんは、20日のNHKスペシャルはごらんなりましたか?
確かに、衝撃の内容でした。
プレシジョンメディシン(精密医療)の威力というか進化ですね。
いち早い、患者さんへの取り組みを望みます。
日本の今の現状では、「SCRUM-JAPAN」というプロジェクトが
動き始めており、100人が臨床試験に入っているという。
どういう治療法かを簡単に書いてみますと、普通はガンになると
「どこどこのガンだから000が適用の薬を処方します。」
というのが今までの治療法で、さらに放射線科の医師や外科の
医師との連携でその治療方針を決めて対応することになります。
ところが、プレシジョン・メデシン(精密医療)では、遺伝子レベル
でその人その人の状態を、遺伝子レベルという精密なところで判断し、
その人その人にあった治療法を決定するということなんです。
でも、今までのような原始的な治療法(切って焼いて毒殺)からすると
格段に人間医療に近づいていくという期待感を持てます。
医学は、今、分子レベルの治療となって、
治せないものはないという世界に向かっていくか?
のような気がしますが、皆さんはどう思われますか?
私も、痛みを含めた病気を治すということを、毎日関わっています。
本当に健康に必要なものは何でしょうか?
私たちの生活における「予防」という、生きるための法則で大切な
もの、つまり原点にある動物的本能「危険予知能力」は全く捨てて、
病気になったら考える的な、「結果対応主義」の生き方だけでは、
本当に、「平和ぼけ」の生活といえます。
今の生活を見ていますと、セルフコントロールが出来る人が
少なくなっているといっても過言ではないくらい自由生活です。
というか、わがまま生活をしています。
当然、書いている自分もそうです。
大人がそうしているのに、子供に「しっかりしなさい!」
と言っても、目の前に見本があってはそれは無理です。
いつもたとえ話で使わせて貰っているのですが、糖尿病のⅡ型
の病気は、糖質の取り過ぎから起こる生活習慣病です。
以前に書きましたが、私の患者さんに398mg/dl、A1cが10.5%
という、いつ倒れてもというか、亡くなってもおかしくない方がいます。
その方に、強引に玄米菜食を勧めて実践して貰いました。
1ヶ月で、170mg/dl、A1cが7.6%に下がり、さらに3ヶ月では
135mg/dl、A1cが7.0%まで下がるという頑張りを見せてくれました。
細胞レベルでは、IPS細胞(人工多能性幹細胞)で、悪いところは
新しい細胞に取り替えるという部品交換のような事まで出来ますし、
ガンになっても分子標的薬で何とかなるという時代がいずれ来ます。
お金がある方は、何でも出来ますね。
好きなものを食べ放題の生活。
好きなことをやり放題の生活。
でも、そんな生活で育った子供さんは、幸せなのかなと、
やっかみ半分のじいさんが思わずにはいられないのですが・・。
たんとん ♪
え、まさか心不全・・!
今日は、ちょっと驚いた患者さんの症状について書いてみます。
※ですから、横寝は良くないって言っているのに・・・。
その患者さんは、いつもは腰痛でみえてる方なので、
・「どうですか?」と、
声をかけてから、ベットの方へ案内しました。
「いつものように、お尻のところが痛いので・・。」ということなので、
・「ではうつ伏せになってもらえますか?」とこれもいつものパターンです。
うつ伏せになった患者さんは、なぜか呼吸がおかしくハアハアしている。
・「呼吸が辛いのですか?」と聞いてみると、
「ちょっと息が辛くて・・。」
呼吸が辛いのは、肺か心臓かしかない。
・「ちょっと腕を貸してみて・・。」とすぐ脈と呼吸を確認すると、
脈がひどく乱れている。
心不全!?
・「すみませんが、家に誰かいますか?」と聞いてみました。
「娘がいるけど・・。」ではちょっと電話してみます。
スタッフに、娘さんに来て貰うように電話を頼んで、知り合いの病院に
緊急に心電図をとって貰う手配をお願いしました。
・「あのね、ちょっと心配なので、検査だけしてきて下さい。
私は心配症なので・・。心臓は大丈夫と言われたら、すぐ戻ってきて。」
そう言って、治療院を送り出しました。
2時間ほどして、その患者さんの娘さんから電話があり、
「心臓は大丈夫でした。これから向かいます。」
と、ちょっと安心したのか声がはっきりしていました。
到着を待って、すぐベットに横になって貰い、心臓の支配神経がある
背骨を調整してあげて、・「どうですか?呼吸は出来る?」
と声をかけたら、「あ~、楽になりました。良かった。」と言って
くれたので、脈を取って確認しても、ほとんど欠脈もなくなり、
娘さんもほっと胸をなで下ろしたようでした。
手だけで治す!
「薬も何も使わず、手だけで治す。」
オステオパシーの創始者、スティル博士の思いです。
アメリカでは、もうほとんど薬を使う医学に戻っており、
触診よりもレントゲンやCT、MRIの検査機器に頼っています。
医療費の削減どころか、人口が減っているにもかかわらず、
毎年一億の金額が医療費として増え続けています。
世界の人口の1.6%ぐらいの国が、世界の40%の薬を飲んで
いるという事実を皆で自覚していかなければならないと思います。
背中の痛みの原因は、交通事故?
今日は、背中の痛みで苦しんでおられた方を書いてみます。
最初は、背中が辛いということで来院されたのですが、問診票からは
原因がつかめないので、得意の根ほり葉ほりの問診を続けました。
「交通事故には遭ったことがありませんか?」という質問に、最初は
頭を捻っていたのですが、「ずいぶんと前のことですが・・。」と
話をして下さいました。
実は、以前も書いていますが、何十年前のことでも関係してくるのが
交通事故の後遺症なんです。
ケガから、62年ぶりの復活という女性の方もおられたくらいです
からね。信じられないでしょうが、フラッシュバックというような
ことなんです。
フラッシュバックとは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)や
急性ストレス障害の特徴的な症状のうち1つであり、急にその症状が
よみがえってくる状態のことをいうのですが、その衝撃は辛いです。
交通事故の後遺症としては、すでに書きましたが、多くの症状があって
その症状が、一気に来るわけではなく、強く残ったところが先に出て
来ますので、それだけが目立つように症状となるのです。
治療していくと分かるのですが、まず一番強いところが痛みとして
訴えてきます。
ところが、治療によってゆるんでくると、今度はその次の痛みの強い
ところが目立ってくるのです。
ですから患者さんとしては、痛みが動いているとしか理解ができない
のです。本当は、痛みは身体の全体にあるというわけですね。
特に重要なのは、頭蓋リズム(CRI)静止です。この症状を理解出来る
先生はほとんど居ません。
その次に抱える症状は、背中の痛みです。
ちょうど、胸椎T3~6番のAS障害なのです。ASとは、前上方という
意味ですが、AS症状というと、骨が引っ込んでいるという触診時の
感触になります。
このAS胸椎(胸椎といっても背中の骨です。)は、不整脈(期外収縮)
や、呼吸にも影響が出てきます。
交通事故で、ぶつかった瞬間に全身に力が入り、一瞬にして起こる
身体の変調といえます。
それは痛みだけでなく、身体全体に及ぼすもので、私自身が体験して
いるので、その辛さはいつまでも取れることはありません。
ですから、原因が分からない症状と闘うことになるのです。
治療は難しくはありませんが、寝方によっては繰り返す
ことになる事も多いですね。
これをお読みになった方は、きちんと治しておきましょう。